皆さん こんにちは~! パリ個人旅行案内のNOTRE PARISノートル パリです。
お元気でしょうか?
今日は、パラスホテルシリーズのホテル ムーリスに関してお届けします。
ホテル ル ムーリスは、コロナの為現在閉鎖中。
2020年9月1日より再オープン予定。
ホテル ムーリスは、画家 サルバドール ダリが住んでいた事でも有名です。
彼のオマージュで、レストラン ダリもあります。 このレストランもあっという間に、有名となり、ここでのアフタヌーンティーも大人気です。有名パテイシエのセドリック グロレ氏のトロンプルイユ スイーツは、とても美味しくお勧めです。
(昨年のブログで紹介済 https://ameblo.jp/notreparis/entry-12544214852.html)
下記がレストラン ダリ
ダリは、1972年頃からホテル ムーリスに住んでいて、彼のロールスロイスが、近くのヴァンドーム広場地下パーキングに月極めで置かれていたそうです。
1984年にスペインに自分のシャトーに引っ越ししているようですが、1982年には、パーキンソン病になってしまったのですね。
パリのモンマルトルの丘の上にダリの美術館がありますので、ご興味ある方は、是非訪れてみて下さい。
大昔に、ダリがフランスのスパゲッティのCMに出演していた映像を見た事があるのですが、
とてもユニークで思わず笑いがこみ上げました。 ああ、何と懐かしい素晴らしいCM。。。
スパゲティーのCMの写真がなかったので、下記チョコレートのCM
下記、2つ星レストラン ル ムーリス アランデュカスがあります。
バーもありますが、ちょっと狭すぎて、私は好きになれませんでしたので、レストラン ダリの方をお勧めします。レストラン ダリでも時間帯によってお茶やお酒を楽しめますよ。
サロン ド ポンパドール夫人が、レストラン ダリの隣の部屋となり、このサロンは、結婚式やファッションショーなどに貸し出ししています。
ご興味のある方は、ご連絡ください。既にアフタヌーンティー付きのファッションショーのコーディネートで借りた事があります。
テーブルの位置は、希望に対応してくれます。
ここで披露宴をあげるフランス人達も結構いるようです。
実は、某大手企業の取引先のホテル視察の仕事で、このホテルをご案内兼通訳させて頂いた事がありました。
その時に、200㎡以上だったか?の一番広いペントハウスの下記のお部屋も見学させて頂いたのですが、エッフェル塔が見えるテラスだけでも100㎡以上ありました!
どんな方が宿泊するかというと、やはり石油王達が、夫婦+子供の数人のご旅行に、何十人もの世話係やらベビーシッターやらが同行するので、彼女達用のお部屋も必要で、ホテルのワンフロア―全部借りても足りないほどだそうです。
さて、このホテル ムーリスですが、ルイ16世スタイルがベースにデコレーションされたようですが、建物はネオ クラッシック オスマニアン様式で1815年に建築されたのです。
元々は、1771年にオーギュスタン ムーリス氏(当時の郵便支配人)によってノルマンデイーにあった宿屋をパリに移したのが始まりです。
1835年より客を取り営業しているようです。当時の戦略としては、イギリス人客開発だったようです。
そうなると、1898年から営業しているリッツホテルよりも古い営業という事になるのですが、当時のムーリスは、ホテルというよりも現在のホテル設備が整っていない宿屋という趣だったようです。
1907年に経営陣が変わり、やっとリッツホテルと肩を並べられるだけのホテルとしての設備が整い、競合していくのです。
そして、2013年には、ブルネイ国王のハサナル ボルキア氏率いる高級ホテルグループ ザ ドーチェスターが、このホテル ムーリスを所有するのです。
このグループは、世界に現在では9件ほどの高級ホテル+9件のレストランを所有しています。
パリには、プラザアテネ ホテル含み2件のホテル所有。
ご本人のアパルトマン=マンションもヴァンドーム広場のリッツホテルお向かいの広大な1フロアーを所有していると言われています。
下記が、ブルネイ王国
チュイルリー公園前にあるホテル ムーリス。
世界の政治関係者達も多く利用しているようです。
全部で160室有り、スタッフ数は、2017年の資料より500人近いそうです。
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