釈迦は死後の世界のことを直接語りませんでしたが、自身の前世の話をしたりと、
暗に魂は生まれ変わるということを語っていたりします。
最近、死んでまた生き返った人を扱った動画をいくつか見ましたが、共通する部分があります。
立花隆著「臨死体験」という本では、そういった人の事例を集めて、「死後の世界はあるか?」ということを検証していますが、
その結論は「わからない」ということです。
「生き返った」ということは、結局「死んでいない」ということなので、本当に「死んだ」ということにはなりません。
死後の世界も脳が見せた幻想であるかもしれないわけです。
例えば、その時起こっている状況を「死んでいた」にもかかわらず、「見ていた」ということも、
聴覚からの情報(人の話など)から、脳が視覚情報として再現した、と考えることもできます。
というわけで、まだまだ謎だらけな死後の世界ですが、こちらの動画では、
「幽体離脱して、自分の身体に戻れなくなった場合の戻り方」
などが語られていて、とりあえず知っておくのもいいのでは?と思い、シェアさせていただきました。
他にも興味深いところは、自分の一生、つまり、生まれてから死ぬまでを追体験する、ということろです。
人は死んだら閻魔大王の前に連れていかれて鏡の前に立たされ、その鏡に自分のやってきたことがすべて映し出される、
という話を聞いたことがありませんか?
どうも閻魔大王はいないようですが、自分の人生見せられるというのはあるようです。
それも、早送りとかではなく、例えば30歳で死んだなら30年、50歳なら50年と、同じ長さで追体験していくようなのです。
なぜそういうシステムになっているのかは謎ですが、その結果、
どんなに最悪に思えたような人生でも「自分の人生は悪くなかった」と思えるようなのです。
(つづく)
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