他の人のブログ記事で自ら命を断つことについて書かれているのを見て、私なりに考えたことを書いてみようと思います。
最近は「自殺」と言わず「自死」という流れになってるんですね。
遺族の気持ちという点では「自死」を使うのがいいと思いますが、
表現がマイルドになった分、自ら命を断つことのハードルを下げるような気もします。
その議論はさておき、「自殺、自死は良くない」というのはほとんどの人が思っていることだとは思います。
自殺すると地獄に行く
と、昔お坊さんから聞いたような気もします。
それは、地獄へ行くのでしょうか?
行かされるのでしょうか?
行かされるとしたら誰に?
神様? 仏様? 閻魔大王?
そもそも「自殺、自死」って何?
切腹は自殺でしょうか?
腹を切った後に通常は介錯(かいしゃく)と言われる、首を切り落としてとどめをさす役割の人がいます。
自殺というには微妙ですし、心が病んで手首を切る人と同じ「自殺」「自死」とひとくくりにするのはちょっと違うような気もします。
それと介錯人は今の法律で言うと、自殺幇助(じさつほうじょ)や殺人になりますが、
介錯人も地獄へ行くのでしょうか?
神風特攻隊も自殺でしょうか?
命令され国を守るために飛んだ若者も地獄に行くのでしょうか?
今回やたらと?マークが多いですが、
「自殺」「自死」というもの、そして「地獄」というものも、
結局、実体のないものに思えてくるのです。
(つづく)