Not Found 第3章 -32ページ目

て言うか、思うんだけどよ。なんで荒らしの俺が常連のお前らに、お誕生日おめでとーとか
言わなきゃなんねーんだよ。冗談じゃねー。どんな荒らしだ、馬鹿野郎。
なんかピッコロやベジータの気分。いつの間にかファミリーに入れられてたって感じ。
俺はまだお前らの仲間になったわけじゃねーからなっていう。
まだ諦めてねーからな。征服とか。おぼえてやがれ。
まあそれはいいとしてだ、話変わるけど。なんか色々な繋がりで某ユニクロの店長から
ウチでバイトしないかって言われてんだけど。時給1000円で。
いや別に暇だから良いんだけどな、ちょっと待てやと。落ち着けと。
あのな、俺が服屋の店員ってどうなんと。似合うんかと。
例えばだよ、お前らが客として来た時にだ、俺が薦めた服とか買う気するか?
俺にコーディネートとかされたいか?股下とか計られたいか?
俺がタンクトップ薦めたらお前らそれ買うか?2着買うか?あん?なんだ?やんのか?
いや待て。言っとくけどな、俺に会った事ある奴なら分かってると思うけど、
俺はそこそこ服のセンスは良いんだよ。AC用語で言うなら、おしゃれ泥棒なんだよ。
東のクエス、西の新爆ってな。肩にふさふさのついてるからな。
お前らみたいにな、そこらのマヌケな雑誌読んで嬉しそうにエアマックスとか履いてねーんだよ。
てか、なんでお前らって全員バスケットシューズみたいの履いてるの?今からバスケするの?
お前ら、めっちゃメガネかけてるやん。めっちゃ白いやん。
まあいいや。そんなとこだ。

こんにちわ。あれだけ長渕長渕と大騒ぎしておきながら、
おもっきりヘイヘイヘイを見逃したお茶目な新爆です。
いやーしっかし話変わるけど、やっぱり実家はいいね。
何がいいかって、まずビールがタダで飲み放題って事だよな。
なんかビール専用の冷蔵庫ってのがあって、そこ開けたら全部ビール。
夢の絶景。思わず鞄に2、3本詰めちゃったっての。
そんで夜飯食いながらグビグビ飲んでたらいきなり父親が帰ってきて、ビビった。
俺の父親は一応公務員らしいんだけど、めったに家に帰って来ない人だから。
なんか本人曰く、自分はモルモン教で一夫多妻制がどうのこうのって、
言ってる事が難しくてよくわかんないんだけど、兎に角、あんまり帰って来ない。
俺は日常的な会話をした記憶が全然なく、小学校の時、母親から、あれがあんたの
お父さんだよ、って指さされて遠くから見た記憶が最初。
で、昨日実家でバッタリ会って。どうも、とか言って。こんばんわ、とか言って。
いくつになったの、とか言われて。
で、ビール飲んでて気づいたんだけど、俺の方が父親より明らかに酒が強い。
いや別に競ってるわけじゃないけど。
ついにこの壁を超えたかって感じ。なんか複雑な心境。
なんて言うか、桃白白を倒した天津飯の気持ち。
わたしはあなたが思うよりずっと強くなってしまったのです、ってな。
あれ、名台詞だよな。まあそんなとこだ。

明日は、春のグランプリ宝塚記念だと言うのに、ヤボ用のため、実家に帰る事になった。
実家に帰るのは、約1年ぶり。両親に会うのも1年ぶり。会うかわかんないけど。
俺の実家はよ、すげー田舎でな。なんにもない。すにてんてんすってんてん。
たまに空に飛行機なんか飛んでたらみんな拝みだすんだから。
父親なんてよ、近い内にイーティー革命が起きる、とかわけわかんない事言って、
近所の電気屋行って、インターネット1つ下さい、って言ったっていう。
なんか町全体が遅れていると言うか止まってて。すごく閉鎖的で、不親切で、邪険で。
で、こうやって俺が地元の悪口ばっかり言ってると、
友達からよく、地元の事嫌いなんでしょって聞かれるんだけど。
なんて言うか、俺も地元を離れてもう5年になるし、他の街から地元を見た時に、
子供の目線で見た塀の高さとかそういうのは変わったかもしんないけど、
基本的にはあー変わってないなーって言うか、止まってるなーって感じで。
誰がな生まれた町を嫌うものか、って思いながらも嫌な所ばっかり目について。
あか抜けない地元の学生服なんか見るとな、早くこっから抜け出したいって
毎日思ってた10代の頃を、何となく思い出すわけよ。
帰ろうかなって思うときもあるし、やけに天井が低い家に父親と母親と俺と妹がいて、
またそこで暮らしてーなーって思うこともあるし。
まあ俺みたいなハタチ超えた大の男が、大の大男が、180を超える大男が、
また親と暮らしたいなんて言うのは少々気恥ずかしい気もしますが、
俺もなんとなく、生まれた町の事や、家族の事や、そんな事を正直に話したくなったんで。
そんなわけで最後の曲、聴いて下さい。井上陽水で「新しいラプソディー」。



僕のカラオケでの前振りです。

て言うか。あんまりこういう事言いたくないんだけど。
お前らさ、俺が村上春樹を読んでるって事に関して、
もうちょっとなんかリアクションあってもええんちゃうん。
もう少し食い付いてきてもええんちゃうん。
なんかもう少しがっついてきてもええんちゃうん。
あのな、お前らな、村上春樹の小説とか読んだ事あるのか。
字とかめっちゃ細かいんだよ。めっちゃ眠くなるんだよ。
それを俺はな、読んでるわけだ。
それに対してもう少し見返りがあってもええんちゃうん。
ご褒美があってもええんちゃうん。
そんなもん読み損じゃねーか、ボケども。
お前ら、アメとムチって言葉知ってるよな。
この場合、俺が村上春樹を読む事はムチなわけだ。
それに対してお前らが誉めたりする事は言うなればアメなわけだ。
そうやってな、世の中は回ってるんだよ。流れを止めんじゃねーよ、ボケども。
あん。なんだ、その目は。
そうだろ、お前らだってな、こういう事言われたら気分よくねーだろ。
じゃあ言われる前にやれよ。怒られる前に片付けろよ。部屋とか。
バンゲリングベイばっかりやってねーでよ。
兎に角、俺が村上春樹を読んでるって事をもっと持ち上げろ。かつぎあげろ。
そうしないと続き読みません。

長渕剛が「スマスマ」に出演。

 
この事実は業界に大きな衝撃を与えた。
もちろんファンの間でもその是非を問い、大激論が巻き起こっている。
変わった、終わった、いやこれが転機だ、様々な意見が渦巻く中、
当然、ファンの1人でもある俺も多方面から意見を求められた。
しかし俺自身、今回の件に関しては自分の中でまだ整理がついていない。
これが今の正直なところだ。
確かに長渕剛は、変わった。風貌、声、考え方、すべてが変わった。
そして、この「スマスマ」出演はその最たるものだろう。
当然、多くのファンは淘汰された。

 
長渕剛はもう20年以上も歌を歌い続けている。
お前らが生まれるか生まれないかその頃からだ。
そりゃお前らにとっちゃ、そんな古臭いもん興味がないかも知れない。
デリコの方がいいみゃ、と言うかも知れない。
キリンポコっす、と言うかも知れない。伏見稲荷っす、と言うかも知れない。
いや別に俺はな、どっちが上とか下とかそんな話をしてるんじゃない。
ただ20年後、お前らの好きなその歌手は、もう歌を歌っていないかも知れない。
歌っていたとしてもお前らはもうその歌手がそんなに好きじゃないかも知れない。
それはしょうがない。
でもな、その時にだ、その歌手を悪く言うのだけはやめた方がいい。
つまりだ。一度好きになった人を悪く言うのだけはやめた方がいい。

 
変わったのは何も長渕剛だけではない。
たけしも変わった。松本も変わった。その度にファンは淘汰されてきたんだ。
ファンなんてものはしょせんどこまでいってもこの世で1番無責任な存在だと
自覚してるし、この先俺は長渕ファンをやめる事があるかもしれない。
でもな、一度好きになった人を悪く言う事はない。

 
最後にお前らにはこの言葉を贈りたい。
92年5月、東京ドーム。チケット6万6千枚を発売開始40分で
売り切った直後の長渕剛のインタビューの一言である。

「今はこんなに人気があるけどね。この先もし俺が売れなくなって
 人気も無くなって誰からも相手にされなくなった時は、その時は、
 その時の人気が無くなって誰からも相手にされなくなった自分の気持ちを
 詩にして歌っていきたい。」

 
どうよ。これがなっちに言えるのかと。これ以上俺から言う事は、無い。

 
 
 
全部こころ君が言ってました。くさい奴です。
僕はグレーファンです。