■ | Not Found 第3章

て言うか、思うんだけどよ。なんで荒らしの俺が常連のお前らに、お誕生日おめでとーとか
言わなきゃなんねーんだよ。冗談じゃねー。どんな荒らしだ、馬鹿野郎。
なんかピッコロやベジータの気分。いつの間にかファミリーに入れられてたって感じ。
俺はまだお前らの仲間になったわけじゃねーからなっていう。
まだ諦めてねーからな。征服とか。おぼえてやがれ。
まあそれはいいとしてだ、話変わるけど。なんか色々な繋がりで某ユニクロの店長から
ウチでバイトしないかって言われてんだけど。時給1000円で。
いや別に暇だから良いんだけどな、ちょっと待てやと。落ち着けと。
あのな、俺が服屋の店員ってどうなんと。似合うんかと。
例えばだよ、お前らが客として来た時にだ、俺が薦めた服とか買う気するか?
俺にコーディネートとかされたいか?股下とか計られたいか?
俺がタンクトップ薦めたらお前らそれ買うか?2着買うか?あん?なんだ?やんのか?
いや待て。言っとくけどな、俺に会った事ある奴なら分かってると思うけど、
俺はそこそこ服のセンスは良いんだよ。AC用語で言うなら、おしゃれ泥棒なんだよ。
東のクエス、西の新爆ってな。肩にふさふさのついてるからな。
お前らみたいにな、そこらのマヌケな雑誌読んで嬉しそうにエアマックスとか履いてねーんだよ。
てか、なんでお前らって全員バスケットシューズみたいの履いてるの?今からバスケするの?
お前ら、めっちゃメガネかけてるやん。めっちゃ白いやん。
まあいいや。そんなとこだ。