覚醒剤 | とある学生の雑記

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本音の話がしたいのです。

なぜ覚醒剤が厳しく禁止されているのか。

人の脳には脳血液関門といって、血液中の不純物・有害物質が脳に入るのを防ぐ機能があります。ところが覚醒剤はその脳血液関門を突破して、直接、脳細胞に入り込みます。覚醒剤はエフェドリンと他の化学物質と反応させ密造されています。

密造だから使用者の健康など考えて作られているはずがなく衛生管理などないと思ったほうがいいでしょう。

一時期の報道では北朝鮮で作られていると言った話もあります。あなたは、北朝鮮製の薬って飲む気しますか?北朝鮮製の食料でも食べる気はしませんよね。


更に覚醒剤という違法物質を日本人の健康を考えて害の少ないように作ることはありえないでしょう。

覚醒剤の脳への薬理作用について、簡単に説明します。

実は、覚醒剤と統合失調症(旧、精神分裂病)はとてもにているのです。統合失調症はドーパミンが脳内で過剰に出てしまうことに原因があるといわれています。覚醒剤も脳内に入り込み、ドーパミンを脳細胞へ送り込む作用があります。つまり極端に言えば、覚醒剤は一時的に統合失調症に近づく薬といえるでしょう。

統合失調症がどんな病気かは、ネット上でも詳しくのっていますので詳しくは割愛しますが、主として思春期に発病し、特徴的な、思考障害・自我障害・感情障害などを主徴とし、経過は、慢性・進行性で、放置すれば多くはやがて人格荒廃に至る原因不明の予後不良の精神病といわれています。

便器にこびり付いた他人の便を必死になって食べたり、自分の爪を全部はがして食べてしまったり。覚醒剤精神病は、覚醒剤が原因の、統合失調症とそっくりの病気です。

覚醒剤は一度やると、人間の欲求である食欲・睡眠欲・性欲以上の欲求となってしまいます。食べることをやめろと言われてやめられますか?眠気にずっと勝ち続けられますか?だから覚醒剤を一度でもやってしまうと、一生苦しむことになることでしょう。

まだ、一度くらいなら大丈夫だと思っていませんか?

それが実は違うのです。

覚醒剤はエフェドリンとの化合物です。何と化合されているのかと言うと、体に有害な物ばかりです。それが直接脳内に入り込み、脳内にとどまります。一度でもすればそれら有害なものが脳内に残るわけです。

またドーパミンを放出させるエフェドリンも、その後、覚醒剤をやめてもケースによってはドーパミンの放出を暴走させる可能性もあります。それがフラッシュバックです。

覚醒剤を止めたのにあたかも使用しているかのようにドーパミンが出続けてしまう、それが覚醒剤精神病の後遺症状態です。そうなるともう統合失調症とは見分けがつきません。

一度でも覚醒剤を使用すれば、脳細胞のドーパミン放出システムに破綻を来たし、暴走するリスクもあります。

そこまでして覚醒剤を使うメリットはない、と断言できるのです。