ホスピタル

ホスピタル

どこまで掘ってもホスピタルー


栗山くんの声が聞こえた

栗山くんたらおばちゃんだった

仕方がないから

猫なで声で

さっきのお話

ご用はなあに?



ドクタードクター

うっかり書くと

毒―タ毒―タ


うちに送られてくるナチス



やる気がなんだかホトトギス


小話かと思ったら

小バエの仕込み話で


ハミチン

ポロリサッミ


そのへんに大河の足のニオイ


ゾンビの話

最近よく効く人肉のニオイの話



人は安定したなにかに包まれている時

堂々と世間と戦う勇気を持つ。

少なくとも子供がいる身で

あからさまなブログでの対抗意識など

持つ愚かな母親はいない。

その多くは、夫とはとっくの昔にセックスレスだったり

仕事でブログが役立っている以外に

誰かのブログをライバル視して

書いたりする暇な心は持ち合わせてはいない。


或いは会社から頼まれているとか

大事な友達から頼まれたとかでなければ

さっさとブログなど放り出してカネになる仕事をするものよ。


私は数年前に特に守るものもないので

闘うことよりとりあえず私がブログを書いたことで助かる人がいるなら

それでいいや的にブログを書いている。

これが私のブログの1番の前提だとして、

私の事情も知らずにマスコミ使ってバッシングしていた輩には

吐き気が出るとしか言いようがない。


それはそうと!

私が3人目に電話したのはアーチスト。

彼女は結婚しているが子供はいない。

しかし先生をしているので「教え子」という子供がいる。

彼女とそして彼女と古くからの付き合いの独身女性と

食事をしていた。

そのときに独身の(私とも仲良くしていただいています)女性に

夢の話などを聞いた。

さすが芸術を扱う人らしい夢だった。

私はと言えば

「大きなホタテが夢に出てきた」程度の

平凡な食い意地かと思えるような正夢を話したにすぎない。

正夢だったのは素晴らしいことだと思う。

夢を見た直後に行った寿司屋で

いつもはないという「ジャンボホタテ」なるものを

食べることができたのだから

私にも夢を叶える力が復活してきたようだわ…とほくそ笑んだのは自然の範囲だと思う。


さて!

この時の私の様子が不自然だったかどうか聞いてみたのである。

すると…。

「エ―?おかしいところはなかったよ。そばを食べたけど蕎麦の話をしていればそばの話をしていたし

美術品を見ている時も急に話が飛んでなにを話しているのかわからないということはなかったよね」

ほらね。

でも私はあえて聞いた。

「この病気って、普通に見えるらしいよ。痴ほう症の一種なんだって・・・・」

確かこの人と会った日。

「物忘れがひどくなったよ」

と、彼女のほうが繰り返し言っていた。

映画の内容はかなり詳しく記憶できる方だったけど最近見た映画のタイトルも忘れることが出てきたと

そういう話はしました。

だからと言って痴ほう症と呼ばれるほど忘れっぽく生活に支障をきたすようなことはありません。

「だよねー!おかしいってなに?」

そこで私が「おかしい!」と言われた事情を話すと

「よくあることだってその話は私も頷いたよ。それって病気だって指摘されるほどのこと?」

彼女と話している間に私はおかしなことに気がついた。

「そうだよね。例えば小説を読んでストーリーのつながりが悪いな、と感じたところが有ったとしたら

病気呼ばわりする前に、この辺ちょっとわかんないけどどういう意味かな?って聞くのが正常な人

だと思うけど」

そう彼女に言ってみると

「そうだよ!私もわからないな、と思った時はすぐに聞いたよね!この間のメールとか」

そのとおりだった。

そして彼女は

「うん私はそう思うよ。もう一人の人にも聞いてみなよ。私も知りたい」

さすが芸術家である。

入院を勧めるどころか私がまともだという前提で

自分とは視点が違う信頼している友人にも聞いてみることを勧めたのだ。





おしまい






母はそう言ったが

近所に住んでいる従姉はどういうだろう。

なにしろ小説を書いていたら

どういうわけだか

「その小説を書いているくらいならどこかで働いたら?」

的なことを言っていた人だ。


「グチみたいなことを書いてないで」

とも言っていた。

一度も見せたことがない小説の内容をなぜこの人が批評して私に文句を言ったのか

妖しさいっぱいだったので

書いている間はお会いしないことにした。


晴れて書き終わり「頭がおかしい」などと言う人も出てきたいま

最もそばにいてあやしい発言を繰り返した従姉に聞いてみなければならない。

この従姉と言うのが、私が親せきの中で一番変わりものだと感じる叔母さんの娘だ。


電話するとこう言った。

「おかしい?だったらその人と一緒に病院にって見ればいいじゃん。

そこでおかしくないって言われればいいでしょ」


母とまったく同じことを言った。

変わり物の娘にしては当たり前すぎる回答だ。

しかし、彼女と母は少々違っていた。


「どんな意図が有るかその言った人の気持ちを考えるのよ。あなたが正しいと思っても8割の人が

間違っていると思ったら直す必要はあると思うよ」


「多数決って意味?後の2割は正しいと思っていたらいいんじゃないの?10人中2人だよ」


「そういう意味じゃなくて!みんなに合わせる必要もあるんじゃないの?」


「なにをみんなに合わせるのよ?」


「みんなの意図を考えるの」


ふーん、いと…。


手術には糸も必要だ。


母と従姉の話の内容が少し噛みあってないのは

母が携帯電話を変えたことと関係が有るのだろう。

どちらにしても

「うちに遊びにおいでよ」

と誘っても、従姉は理由を付けて遊びに来ないと言った。

なるほど、なるほどねえ…。


これで孤立化成功だと思っていたら大間違い。


私は最近会った人にも電話することにした。

もちろん私に「おかしい」と言った人物ではない人だ。


その人と話してみると私におかしいと言った人自身がおかしいのでは?

という疑いが出てきた。



おしまい