その260 多摩川散歩(14) | ココハドコ? アタシハダレ?

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自分が誰なのか、忘れないための備忘録または日記、のようなもの。

 梅雨前線が居座って天候が不順なのに梅雨入りの発表はまだらしく、いったいどうなってるのか。仕事は雨で2日連続で中止。木曜日も休みをとっていたので、今日、日曜も含めて4連休になってしまった。どこか出かけたい気持ちもあるが、この天気ではそれもおっくうだ。というわけで部屋でTV三昧。さて、散歩ついでに取ってきた日野橋のことなど。

 

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 日野橋は2019年の台風19号で橋脚が陥没して7か月ほど通行止めになり、その後復旧工事を経て開通したが、同時に新たに建て替えられる計画も決定された。その新橋を建設する間に使う仮橋が最近開通した。

 


 上は台風で損壊した古いほうの橋。橋脚が陥没した部分は車道の路盤もV字型にへこんでいたが、そこは補修されて仮橋が完成する最近まで使われていた。今は再度通行止め。まもなく解体が始まるのだろう。

 

 

 

 右がこれまで使っていた古い橋、左が新たに開通した仮設の橋。将来は古い橋が解体され、同じ場所に新橋が建設される。雨量の増える夏から秋は工事ができないので新橋の完成まで7年くらいかかるらしい。

 

 

 

 こちらが新たに開通した仮橋。

 

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日野は甲州街道5番目の宿場町だったが、「日野」という地名の由来はいくつかあって、正確なところはわからないらしい。この日野橋の上流にかっては日野の渡しがあったが、大正期に入って、徐々に車が増えると舟による渡しでは用をなさず、この日野橋が建設されたのだそうだ。この橋は1926年に開通、今年で99歳。寿命といえば寿命なのかもしれない。

 明治以降、日本の近代化によって作られたあらゆるインフラ、上下水、ガス、電気、道路、鉄道、建物などどれをとっても寿命を迎えつつあり、この先100年のために再建されてゆくことになる。八潮市の道路陥没事故のような「手遅れ」が蔓延している可能性もある。無事を祈ろう。

 

 

 

 

 

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