ラブライブ!スーパースター!!第九話。

「君たちの名は?」放送!!

 

ついにパーフェクトファイブとなった結ヶ丘女子高等学校スクールアイドル!

 

今回はひたすらかわいい!

楽しい!を味わいつつ。


5人になった彼女たちの楽しい日常と共に、

ついに「グループ名」と向き合うことになった回ですね。

 

それにしても恋ちゃんが馴染んでいる様にはほっこりさせられます。

見てますか花さん……。

 

……と、おセンチになる回ではありませんので!

 

それでは早速参ります。

例によって例のごとく、光の先へネタバレ全開になりますので、あしからず!

 

 

🌟 🌟 🌟 🌟 🌟

 

 

今回、とあることがものすごく気になったんです。

 

 

みんな私に頼りすぎなんだよー!

 

澁谷 かのん

 

多くの視聴者が同じことを思ったかもしれません。

私も初見ではそう感じましたし、

大切なグループ名をかのん一人に押し付ける形で決めてしまうの? と思ったのですが……

 

果たして本当にそうでしょうか?

 

結論から言うと、私は違うと思いました。

 

 

まず曲作りに関して。

 

確かに今回の曲作りにおいては殊に「作詞」部分がクローズアップされたが故に、かのんに仕事が集中しているように見えました。

 

しかし、その後には作曲・衣装・振付・練習……とまだまだスクールアイドルにはやることが山積みです。(改めてスクールアイドルのハードル高い!)

 

かのんがどれだけ作詞に時間をかけようと、

 

きっと恋は曲を仕上げ、

きっと可可は衣装を仕上げ、

きっと千砂都は振付を仕上げ、

きっとすみれはそれらを一番に身につけ手本となるでしょう。

 

そうして曲が完成し、

ライブで披露されるのです。

 

これも繋がり・結びつきですよね。

 

今回の5人が初めて作る曲が「各々が複数のセクションに携わらない曲作り」というのも、

点と点を繋いで結んでいく曲作りとなっていて、彼女たちらしいスタイルなのかもしれません。

(ハイスペックな5人なので、それぞれ別セクションになった時にはまた違った曲が生まれそうで、そのあたりもワクワクします)

 

 

せっかく五人になったんだし、

そっちの方が新しくていいと思う!

 

澁谷 かのん

 

「五人になったからこそ」という点を重視し、この方法を選んだのもかのんでした。

恋とかのんで合作する方法も選択肢だったはずです。

 

曲作りではかのんの立ち位置が恋になる未来を考えるとニヤニヤしてしまいますね笑

(初の作曲?らしかったのでもしかしたら来週もしかして曲作り継続ですかね?)

 

次にグループ名について。

 

これは流石にかのんちゃんに押し付けらえたでしょ?

と思うかもしれません。

 

が、よくよく見てみましょう。

 

まずは可可です。

 

 

可可は、極端な言い方をすれば

「グループ名なんて何でもいい」んです。

 

可可は、アイドルコンテストラブライブ!に出場することが第一で、グループ名はあくまで手段に過ぎません。

 

「クーカー」の頃から、頭文字をとってつなげただけでいい。

「チクレカス」でいいんです。

(可可が「ググレカス」を知っているかはわかりません)

 

考えすぎでしょうが、すみれがグループ名の案を出さなかったのも、可可が「すみれの案であろうが」その名前を良しとするからなようにも思えたんですよね。

 

それほどに可可はグループ名に拘らない。

グループでさえあればいい。

 

ラブライブ!に出られればいい?

 

次は千砂都です。

 

 

千砂都も自らの愛する丸をモチーフに、「まるまるサークル」という名前を提案しています。

 

千砂都はそもそもラブライブ!に出たいと思っているのでしょうか?

自分の大好きな人と一緒に大好きなダンスをしながら、活動できればそれでいいのかもしれません。

 

円満にグループ活動を出来ればそれでいい?

 

続いては恋。

 

 

アイデアの数だけは誰よりも多い彼女。

 

綺羅星

絶世時空

流麗姉妹

円環乙女

超越母神

星雲女子

 

デビルかっけえ四字熟語たちに綺羅星十字団。

それぞれにどんな思いが込められているか妄想するのも面白そうですが、今回は割愛。

簡単に文字から伺えることは「時空を超えて永遠に続いていく」というような願いでしょうか。

 

母が遺した学校を有名にしたい、長く続けたい。

それが恋の根底にある想いです。

 

願いこそすれ強く主張はしない、恋もまたグループ名は手段の一端でしょう。


また自らが現代風のセンスに疎いことにも自覚があるようです。


余談ですが、厨二病感溢れるネーミングセンスは彼女の母が亡くなった二年前から、彼女の時間が止まっていたかのようにも思わせてくれます。

 

学校が有名になり末永く愛されればいい?

 

最後は、今回一つも案を出していません、あのすみれ。

 

 

ていうか、決めてなかったの?

 

平安名 すみれ

 

それどころか、すみれは衣替えの期間中(実に6月から10月!!)

ずっとグループ名について考えたこともない状態でした。

 

なんというか、めちゃくちゃすみれらしいです。

 

すみれもまた、「グループ名なんてどうでもいい」一人ですね。

しかし可可と決定的に異なる点があります。

 

もっと言うとすみれは恐らく

「グループじゃなくたっていい」のではないでしょうか。


平安名すみれは究極、「ソロ」でも活動できるはずです。


今回のすみれの在り方は、一つのテーマ性を投げかけてくれたようにも思えました。

 

 

というのも冒頭、すみれは「神宮競技場」でスポットライトを浴びることを妄想しますが……

ここですみれは「一人」で神宮競技場のステージに立っているんですよね。

 

このすみれの妄想を叶えたいのであれば、そもそも5人はグループになる必要はないわけです。

 

恐らくこの五人の中で唯一、ソロスクールアイドルになり得る可能性があるのはすみれでしょう。


特に可可は入学式から「みなさんと一緒にスクールアイドルがしたいです」と言っていましたので、このあたりも可可がすみれにあたりが強くなる所でもあるのかもしれません。


もちろんそれだって選択肢です。

それこそラブライブ!なんて出なくていい!

同じ部活で五人が同じグループで同じ目標を目指す必要はありません。

 

平安名すみれはギャラクシーであればいい?

 

……と、このように、四人はそれぞれ理念を掲げながらも、グループ名に特別な意味を抱いてはいなかったことがわかります。

 

だからこそ、悩むことがなかった。

 

「結ヶ丘スクールアイドル」とか……

 

澁谷 かのん

 

ただ一人、かのんだけが、グループ名に悩んだ。

 

この作品のタイトルが『ラブライブ! 結ヶ丘女子高等学校スクールアイドル部』であったのなら、今回の表題である「君たちの名は?」という問いかけはそもそも必要がないわけです。

 

「チクレカス」でラブライブ!に出ればいい。

「まるまるサークル」で円満にグループ活動を行っていればいい。

綺羅星や四字熟語を掲げ学校存続のためにスクールアイドル活動をすればいい。

時には「ソロアイドル」としてスポットライトを独り占めすればいい。

 

それだけじゃダメだよ!ヤダ!

 

そう思ったのが、他ならぬかのんだったのではないでしょうか。


 

 グループ名は「必須」なのでアニメにおけるラブライブ!はグループ参加が必要不可欠です。


今回彼女たちはグループでラブライブ!に出場するという選択肢をとりました。


その上で。

グループで、この五人で何かを成し遂げたいと心から願った最初の一人が、かのんだったのではないでしょうか。

まだかのん自身も気づいてはいない名もないキモチかもしれませんが。

 

悩んで悩んで、悩みぬいて。

 

可可の「ラブライブ!へ出たい!」という想いから始まったグループ名問題に、答えを出した。

 

フランス語で「結ぶ」って意味の言葉から作ってみたの。


ほら恋ちゃんのお母さんって学校を通して一つに結ばれるって想いから結ヶ丘って名づけたでしょ。

私たちもそれと同じでスクールアイドルを通して、いろんな色の光で結ばれたらいいなって思ったんだ。

 

澁谷 かのん

 

かのんが見出したいろんな色の光、というのは初めてのステージで……初めて「スクールアドルになった」時にみた虹色の輝きも起因していそうで胸が熱くなります。

 

いろんな光の光景をみせてくれた、千砂都

そしてかのんは知る由もないでしょうが、すみれ

 

私たち自身も、想像しないようないろんな色の光になっていく。

それはまだ何色でもない、私たちだから出来ること。

始まったばかりのこの学校だから出来ること。

 

澁谷 かのん

 

また、思い出して頂きたいのですが、Liella!という名前は「結ぶ」という意味の「Lier」と「内面的な輝き」という「Brillante」から成る名前です。

 

が大切にする「結ぶ」と冠した結ヶ丘女子高等学校のスクールアイドルが。


スクールアドルを応援する光を受けて、いろんな内面の輝きがどんどん外へ溢れ出していくという、希望に胸躍らせる。

 

そして生まれた名前、Liella!

 

 

そんな名前、「Liella!」へ。

 

この第9話までの総決算として、ラブライブ!スーパースター!!主人公・澁谷かのんが導かれたことの美しさたるや。

 

見えないようで、こんなにも五人のこれまでの行動が、結びついて、繋がってこの名前が出来ている……

 

めちゃくちゃ素敵な話だと思いませんか?

 

グループ名の始点と決定打が可可に始まり恋に帰結している所も完全に流れを踏襲していて秀逸と言わざるを得ません。

 

天晴!!

 

 

🌟 🌟 🌟 🌟 🌟

 

 

さてここからは各キャラクターの気になった所を挙げたいと思います。

 

 

【澁谷 かのん】

 

ほっぺやわらかそうでかわいい!!

でも泣くほどつねらないであげて!!

 

 

ベッドインファイターかのんもかわいい!

このベッド恋ちゃんのにおいが……なんでもないです。

 

 

ベッドインファイターかのん完全敗北の瞬間。

 

しゅ、修羅場よ~!!

 

 

ちぃちゃん用のぬいぐるみぃぃぃぃぃぃ!!

 

裸足いいいいいいいいいい!!!!

 

 

めがのん!!

 

なぜ自室かのんはこんなにも我々を魅了して止まないのか。

 

 

彼女を……

慈しんでいらっしゃる!!

ありがとうございます!

ご馳走様です!!

 

 

【唐 可可】

 

かのんイラストかわいいです。

 

でもちょっと太くない可可ちゃん!!?

アイキョーというやつデス!!

 

 

ここ~ッ!!

 

かのんちゃんの作詞を信じて誰よりも早く練習に打ち込む可可ちゃん!

そして体力ゼロだった頃から可可ちゃんを見ているちぃちゃんの笑顔!!

 

 

この部室に来る順番が凄く好きなんですよね。

可可ちゃんが一番乗りなのがやっぱりスクールアイドル活動がしたくて仕方がないんだなあって。

 

友達が多くてたくさん話してから来ていそうな千砂都ちゃんと生徒会室に寄ってから来ていそうな恋ちゃん。

 

……何してやがったデスか!!グソクムシ!!

掃除当番デスか!!? なら仕方ないデス……
 

 

【嵐 千砂都】

 

かわいい……

丸を語る君が好きだ……

 

 

ひたすらかわいすぎる……

ジト目ちぃだよ!!?

 

 

カメラさんもうちょっと下――ッ!!

 

間違いなく丸見えだよちぃちゃん!!

 

スパッツ履いてそうとかいう無粋な輩は丸い地球の肥やしにします。

 

 

ええいこんなんじゃダメだああーッ!!

みたいに放り投げるの好きすぎます笑

 

 

もうなんなんこのかわいい生き物……

永遠に愛でていたい……

 

つスパチャ50,000-


 

【平安名 すみれ】

 

かのんとの軽口の叩き合いもう本当好き。

 

今回グループ名の案を出すことはありませんでしたが、結構いい名前考えてきそうですよね。

もしくは「ギャラクシー少女隊」とかそういう感じになるか……

 

 

こういう背景にしてる子いるよね~!

平安名がこの背景にしそう感が異常すぎてなんかめちゃくちゃ好き。

 

あとみんな部屋着っぽいけど平安名は着替えないんですかね?

平安名なりのこだわりがあるのか……

 

一人で自室にいるとき何してるんだろう。

(もしくは自室に……いない……???)

 

 

 

一人だけ撮れ高を気にしていそうな表情です。

流石ショウビジネスの申し子。


あとすみれが配信をしている設定は生きているんでしょうか。

 

 

(こいつマジか……)みたいな表情好きです笑

 

 

【葉月 恋】

 

花さん!!

恋ちゃん、こんな表情出来るようになりましたよ!!泣

 

 

花さーーーーーん!!

花さーーーーーん!!

来てくれーーーーーー!!

 

 

入学希望者増えてるよ!!

やったね恋ちゃん!

 

【柊 摩央 & 聖澤 悠奈】

 

お二人は……一緒に住んでらっしゃる???

 

可可ちゃんがパンダパジャマだったり、カフェも営業時間外だったりと結構夜っぽいのですが……一緒にいるということは……お二人は……あっ(察し)

 

 

🌟 🌟 🌟 🌟 🌟

 

 

最後に。

今回のお話は「真の第一話」という位置づけと言っても過言ではないでしょう。

(奇しくもアニメ放送クールの入れ替え時期に差し掛かり、秋アニメが始まろうという時期となったことは、運命の悪戯か)

 

今回のタイトルは改めてあの5人への、

「君たちは“グループで”何かを為したいのか?」という問いかけのようにも思えたんです。

 

今回のテーマの一つは、

「彼女たちがこれから何を為すのか」。

その第一歩であったと思います。

 

 

「LOVE LIVE!」の文字を真っ新に。


それはラブライブ!からラブライブ!スーパースター!!の物語へ本格的に舵を切る予感。


前回までに描き切った過去は結ばれ、新たな物語へ進むことを暗喩しているようにも思えてこれからの彼女たち……Liella!にワクワクします。

 

これから彼女たちがは何を為そうとするのか。

どんな夢を見つけていくのか。

 

私を叶える物語。

 

どんな「私」をこれから描いていくのか。

 

楽しみにしていきたいと思います!!

 

 

……ということで。

 

ラブライブ!スーパースター!!第九話感想を締めたいと思います。

毎回感想書いていきますので、気が向いたらまたお立ち寄りくださいませ。

 

それでは!