ラブライブ!スーパースター!!第六話。

「夢見ていた」放送!!

 

負け。

 

負けです。はい負け。

対戦ありがとうございました。(開幕一秒)

 

いや……

勝てるわけないやん!

 

なんなんこのアニメ!!?

なんなんラブライブ!スーパースター!!

 

神とかっていうレベルじゃねーぞ!

神の上か???

 

皆様生きて……ないですよね。

私も例によって鬼籍に入りながらの執筆となりました。

 

これまで溜めに溜めた幼馴染の感情を一気に解き放ったかの如く破壊力。

白旗です。完全敗北です。初手降参安定です。

 

絶対にこうなるだろうと覚悟だけはしていたのですが、幼馴染界隈は死体の山と化しましたね。

 

今回のお話でちぃかのの二人の過去、抱いていた想いを知って、もう一度一話からあの二人を見直したくなる……そんな完璧な折り返し、天王山であったと思います。

 

さて、今回の感想ですが、

 

「かのちぃ尊い結婚しろ」

 

以上です!

お疲れっす!

ういっすういっすういっすー!!

 

……というのは半ば冗談で、早速参ります。

例によって例のごとく、光の先へネタバレ全開になりますので、あしからず!

 

 

🌟 🌟 🌟 🌟 🌟

 

 

いきなりですが。

みなさんにお伝えしたい。

 

6話まで観たみなさんへ、

1話からもっかい観てくれ!と。

 

声を大にして伝えたい。

 

(もう何十週もしとるし言われんでもとっくに見返したわい!という私と同じタイプの方も多いでしょうが!)

 

嵐千砂都の内情を知った上でもう一度あの2人を最初から観てほしい。

 

 

かのんちゃんの力になれないから。

それなら、ここでダンスを続けてたって意味ないもん。

 

嵐 千砂都

 

語られた退学届の真相。

そこまで言いたらしめた彼女の心を是非入学式のあの日から感じてほしい。

 

そして第六話で語られた、あの二人の関係。

あの二人が如何に心からシンクロしていたか。

 

かのんが千砂都のことを語ったこと。

それはそのまま千砂都がかのんのことを語ることと同義だったのではないでしょうか。

 

 

これでダンスは百人力だね!

ちぃちゃんのダンスは小学校の頃から評判だったんだ。

 

澁谷 かのん(第二話より)

 

この時きっと。

千砂都は心の中でこう返していたと思うんです。

 

(歌は百人力だね!

かのんちゃんの歌は小学校の頃から評判だったんだ。)

 

嵐 千砂都

 

と。

 

何ものろけ話だけではありません。

他にも思い出してください。

 

かのんが千砂都に謝っていた時のことを。

ダンスの練習の邪魔にならないか気がかりにして謝る時。

 

 

ちぃちゃん、いつも長い時間付き合わせちゃってごめんね。

 

澁谷 かのん(第四話より)

 

きっと、千砂都はずっと思っていたのではないでしょうか。

 

(こっちこそかのんちゃん、長い時間待たせちゃってごめんね。)

 

嵐 千砂都

 

謝られた後、千砂都はいつもダンスの話をしていました。

きっと、ずっと胸に秘めていた想いがあったから。

 

 

第三話で歌えなくなったかのんのために工夫を凝らしていた時。

それはもしかしたら、かつて千砂都が挫折した時にかのんがしてくれた行動なのではないでしょうか。

 

 

第五話で、印象的だった「千砂都の献血」の暗喩。

その千砂都の血。

それは他でもない、かつては「かのんからの献血」だったのではないでしょうか。

 

お互いがお互いのために。

ずっと一緒にあり続けた二人の幼馴染。

 

二人の心がずっと鏡合わせのように繋がっていたことを。

 

子供のころから走り続けていた千砂都が。

大きく頼もしく成長した千砂都が。

 

かのんをずっと助け続けていたことを。

 

幼馴染二人の軌跡を。

是非、今一度ご覧頂きたい!

 

 

私はこの時思った。

このままじゃ嫌だ、って。

 

いつか、かのんちゃんを助けられるようになりたい。

いつか必ず。

 

嵐 千砂都

 

その想いだけで、極め続けたダンス。

結ヶ丘の音楽科に合格し、ダンスで学校の代表として大会に出るまでになった。

 

 

序盤と中盤で、レッスン室の扉を閉める先生と恋……「音楽科の二人」。

 

まるで「嵐千砂都という才能」を音楽科に留めておきたい(閉じ込めておきたい)というシーンにも思えました。

 

(それでも千砂都たちの事情を思ってか、何度も扉を開けてしまう恋がまた、愛おしいですね)

 

かつて体力のないいじめられっ子は、音楽科ダンス専攻としてこれ以上ない存在になりました。

 

それだけではありません。

 

もしかのんと『話さなきゃずっと他人』だったなら、そうやって考えたのではないでしょうか。

『話さなきゃもったいない』そう胸に秘めて、どんな子とでも仲良くなれるようになっていったのではないでしょうか。

 

かつて気弱で暗いいじめられっ子は、入学二日で音楽科中に聴き込みに回れるほどに。

「初対面の子と仲よくなること」を特技とするまでになりました。

 

 

かのんちゃんは、いろんなことを教えてくれた。

前に進む大切さだったり、新しいことを見つける楽しさだったり。

 

だからいつか、かのんちゃんの横に立てる人になりたくて。

 

始めたのはね、かのんちゃんがきっかけ。

かのんちゃんの力になるには、今の自分じゃダメだって。

かのんちゃんの出来ないことを、一人でできるようにならなきゃって。

 

一人で結果を出して、自分に自信を持てるようになりたい。

 

嵐 千砂都

 

全てはかのんがいたから。

 

かのんという最愛の幼馴染の存在が、今日の千砂都を千砂都たらしめていた。

 

そうやって足掻き続けて、走り続けて手に入れた武器で、ずっとかのんを支え続けた千砂都。

彼女は言うまでもなくかのんのヒーローでした。

 

だけど。

ずっと千砂都は、千砂都だけは自分に自信がなくて。

私ね、小さい頃よくいじめられてたんだ。

 

昔の私は、気も弱くて体力も無くて。

いつも何かに怯えてた。

 

嵐 千砂都

 

やっぱり、幼い頃の自分はずっといて。

何かに怯えることだって、やっぱりあるんです。

 

 

千砂都は公園のブランコに座り、大好きな満月を見ていました。

 

幼い頃の千砂都の桎梏の象徴でもあるでしょう、ブランコの鎖の中。

 

そこに一人。

 

かのんと一緒にいる時は忘れていられる、弱い自分が。

「一人」になると出てきてしまう。

 

そして……魔が差したのか。

かのんへ、月を見てほしいとメッセージを送ります。

 

かのんは、千砂都がこの場所で電話をかけていることを知りません。

 

だけど、幼い頃の千砂都を知るかのんには、わかる。

伝わってしまう。

 

ちぃちゃんはそうやって怯える子だったから。

 

だから全てを理解したうえで、助けに走る。

 

一人世界に怯えている千砂都へ、手を差し伸べるために。

 

 

それは、今も昔も変わらない。

眼差しも走り方も変わらぬまま。

 

着の身着のまま、最愛の幼馴染の元へ駆けつけるヒーロー。

 

かのんのヒーロー、嵐千砂都。

そんな嵐千砂都の、ヒーローが。

 

 

鎖を、枠を、取り払うために。

 

いいやそんなもの、実は最初からなかった。

少なくともかのんと千砂都の間には。

 

 

ダンスで結果を出せるような「何者か」にならなければ。

澁谷かのんと、「対等」になれない?

 

そう――していた。

 

ちぃちゃんが、頑張って来れたのは、なんで?

それは、かのんちゃんがいたからだよ。

 

その理由は、他でもない。

 

「誰かの為って思うと、不思議と力が湧く」

「大変なことも全部楽しく思えてくる」

 

Sunny Passionの二人が言っていたこと。

 

二人が知らず知らずのうちに、ずっと胸に抱いていた想い。

 

かのんちゃんが、頑張って来れたのは、なんで?

それはちぃちゃんがいたからだよ。

 

歌やギターを練習している時。

少しダメだった時。大変な時。

 

ずっと体力がない・気が弱い嵐千砂都が頑張る姿を見てきたから。

 

小学生の頃から評判だったダンスを身につけるまでの努力を知っているから。

 

入学二日目で音楽科中に聴き込みが出来るようになる努力を知っているから。

 

どれだけ練習しただろう、どれだけ苦い思いをしただろう。

それでも真面目に頑張って。

少しダメでもめげたり落ち込んだりしなくって。

 

自分がダメになる時に、いつも。

 

いつも傍にいた君の眼差しが、諦めない勇気をくれたこと。

 

じゃあ二人一緒だね。二人とも頑張ってきた。

お互いがお互いを見て。お互いを大切に思って。

 

澁谷 かのん

 

ダンスで結果を出せるような「何者か」にならなければ。

澁谷かのんと、「対等」になれない?

 

そう、勘違いしていた。

 

本当はとっくに。

 

とっくの昔に。

ずっと並んで走っていたんだと。

 

一番欲しかった。

一番なりたかった自分に。

 

なれていたんだと気付いた。

気付かせてくれた。

 

 

二人の歩いてきた軌跡を祝福するように。

常夏の空に晴れ間が差します。

 

僕たちは、大丈夫だ。

 

これまでも。これからも。

 

だから。

 

 

待っててね。

 

嵐 千砂都

 

これまでの全てをたったそれだけの言葉に乗せて。

 

それだけで全部伝わる。

 

 

嵐千砂都は振り返らない。

 

「勝ってくる」

 

まるでそう言っているかのように走る君の後ろ姿の、なんてかっこいいことだろう。

 

 

見送る女房役の目に込み上げる熱いもの。

だけどここで涙は見せません。

 

かのんのヒーローが勝ちにいくんだ。

千砂都のヒーローが泣くわけいくか。

 

第五話まであんなに泣いていたかのんが、ちぃちゃんの前で心から笑うんです。

 

これまで走ってきた千砂都の姿がどれだけ重なって見えたでしょう。

本当かっこいいなぁ、ちぃちゃんは……

 

かのんが泣いたのは、きっと千砂都のダンスを見届けた後。

 

 
きっとこういう表情で見守っていたはず。

 

 

それを裏付けるように、奇しくも『未来予報ハレルヤ』のジャケットと同じ勝利ポーズをする千砂都。

 

幼馴染二人は、そっくりですからね……。

 

そんな嵐の後に、晴れがくる。

 

全てはこの日のために。

 

 

私ね、ずっと夢見ていた気がする。

こういう日が来ることを。

 

嵐 千砂都

 

ずっと夢見ていた。

 

その夢を。

嵐の中で輝いてその夢を、あきらめないでいたから。

 

確固たる自信と愛で。

 

ずっと走ってきた二人が、並び立つ。

ずっと極め続けてきた歌とダンスが、並び立つ。

 

ずっと思い続けてきた澁谷かのんと嵐千砂都が、並び立つ!!

 

万感の想いで今!!

 

結ヶ丘のスクールアイドル同好会として披露する『常夏☆サンシャイン』!

 

 

歌詞の中で「君は常夏」なんて情熱的な告白をかますんですからもう熱い熱い!

 

今回、かのんが千砂都をスクールアイドルに誘うシーンも、

千砂都がかのんにスクールアイドルになると告げるシーンもないんですよね。

 

 

多くの方が語られていますが、PV中のイソヒヨドリ(しあわせの青い鳥)のごとく、ずっと傍にいても気付けない二人の想いが通じ合っていたことを、第六話までの総力を結集した演出で表現したと言っても過言ではないでしょう。

 

かのんが今までの話で歩いた軌跡が、そのまま千砂都が幼少期から歩いてきた軌跡と重なるっていう構成…凄すぎませんか??

 

最高の幼馴染たちの物語。

 

かのちぃ万歳!

かのちぃ優勝!!

 

改めて感謝の言葉を述べさせて頂きたい!

 

ありがとうございました!!

  

 

🌟 🌟 🌟 🌟 🌟

 

 

さてここからは各キャラクターの気になった所を挙げたいと思います。

 

 

【澁谷 かのん】

 

かのんちゃんはなんだろう、覇王色かなんかもってるんでしょうか?

 

どうやら恋ちゃんや理事長へ怯むことなく意見する姿は昔からのようで。

幼少期からかのんちゃん、他の子らに人気あったんだろうなぁと。

 

澁谷に目付けられんのはやべーみたいなね?

 

 

 

めがのん!!

助かるわー丁度切らしてたんだよ!!

 

 

 

そ ん な の後で直しなよー

 

かのんとすみれの空気感めちゃくちゃ好きなんですよね……

「THE友達感」と言いますか。

 

 

 

電 話 し て も い い ?

 

じゃないのよもう……

 

彼 女 か ? ?

 

 

既読即返信「いいよ(照れ照れ)」。

 

いや……

 

彼 女 か ?????

 

 

しかもラブレター(ラブレター!)読ませながら通話してるんだよこの子ら!!??

 

付き合え?結婚しろ??いやしてください……

 

 

き ち ゃ っ た ///

 

いや……(以下略

 

 

【唐 可可】

 

このシーン!天気の子で見たところだ!

 

 

推しのパフォーマンスで体力回復するオタクあるある。

 

 

結構平安名って可可ちゃんが欲しいものを持っているんでしょうね。

それが悔しい……でも優しいところもあるじゃないデスか……

むううですよ??かわ……

 

 

普段の二人からは想像もつかないほどのイチャイチャ具合!

(いつもはいつもでイチャイチャしてる定期)

 

上でのことがあってか、息ピッタリになってるこちらも尊いが過ぎる!

 

流石一緒に寝ただけはありますね(言い方ァ!

 

 

【嵐 千砂都】

 

人の顔を良く見れる女、嵐。

この瞬間に葉月さんが「良い人」だと確信していそうですよね。

 

 

 

ここのちぃちゃん、何も答えないのが地味にツボです笑

「なんでバレエ見せにきたん?」って感じがすごいして笑

 

 

ここの「子供の泣き顔」の作画、リアルですよね……

岬なこさんの演技も光る……

 

まさに職人技、素晴らしいの一言です。

 

 

あとロリちぃは可愛すぎていじめられてたでしょ絶対そうだよ。

だってこんなに可愛い子が隅っこで丸描いてるんだよ!!?

 

 

 

成長してからも!!

美少女過ぎるYOー!!

 

 

痺れるぜ嵐千砂都ォ!!

 

 

上でも語りましたが、「待っててね」からの一連の転科の仕方、かっこよすぎる!

 

「理事長様これが『音楽科・嵐千砂都』がいた証だ」

 

そういわんばかりに。

 

「優勝」の二文字と共に贈られる転科届。
 

この音楽科の辞め方かっこよすぎる。

かっこよすぎる、嵐千砂都……!!

 

大会で圧勝して加入してほしいと心から思っていたのでもう最高すぎました!!

 

かわいくてかっこいい!声もいい!!

最強では??

 

 

【平安名 すみれ】

 

ここマジ激萌えポイント!!

 

意外過ぎてマジでときめきました。

絶対できない側っぽかったから……!

 

 

ショウビズモード発動中の平安名。

受け答えも完璧ったら完璧よ!

 

 

何気なく見たらつきのひかりでめっちゃ回復してて笑いましたwwww

 

本当、どんどん好きにさせてくるなぁ。

 

 

【葉月 恋】

 

葉月ぃ……

なんだぁその優しい声色はぁ……

 

いやーこれはレンレンですわ。

なんだかようやく、本来の葉月恋の声色を聞けた気がします。

 

音楽科で他の子と談笑してる葉月さんがもっと見たいですねぇ……

 

 

大きい……

 

もう夏休みも終わるし……恋様の水着は……二期、ですかね……

 

いや、まだだ!

俺たちには温水プールがある!諦めるな!!

 

温水プールにいけえええええええ!!

いってくれえええタノムゥゥゥ!!

 

 

【聖澤 悠奈】

 

聖澤先輩、めちゃくちゃ良い先輩であったけえ……

これは心までポカポカにしてくれますわ……

 

ところでサニパは作詞作曲はどうされてるんでしょうね?

 

 

【柊 摩央】

 

中の人も呟いてましたが、ずっと黙々と食べてるんですよねwww

 

すみれが話している間もずっと食器の音がしていて好きです。

 

やっぱりこの人絶対面白い人だっていうのを私のラブライバーの超直感(ブラッド・オブ・ラブライバー)が感じているんで今後も楽しみです。

 

 

で、何年生なんですか??

 

 

🌟 🌟 🌟 🌟 🌟

 

 

ちょっとだけこぼれ話。

サムネとタイトル、実は一番こだわっているポイントだったりします。

 

ぶっちゃけ嵐千砂都回のタイトルだけはもう、アニメ開始時点くらいから決めてました。

かのんちゃんに歌ってほしい曲ナンバーワンですね。

 

そして今回のサムネはもうここ以外ありえませんでしたね。

 

だって、これまで散々。

散ッ々!! 

画面上で「線」や「高低差」などによって区切られていたかのんと千砂都がようやく。

同じ枠の中で二人、手を取り合い、笑顔でういっすういっすういっすー!!ですよ!?

 

本当に溜めに溜めてくれましたよねえスタッフさん……!!

 

最後に。

「学校のみんなのために」。

そんな風にスクールアイドルをする二人の先輩を見て。

 

普通科と音楽科で諍いがある母校に何かを想っているかもしれません、黄金の精神を持つ澁谷かのん。

 

次回の生徒会長選挙。

いよいよ結ヶ丘にある歪に焦点も当たりそうな気がしますよね。 

(でもここまで観てると澁谷さんの生徒会長適正めちゃくちゃ高そうに思える…え出馬する??)

 

これまで随所で感じさせていた普通科と音楽科の物語を、生徒会長選挙でメインストーリーに持ってくる構成の美しさたるや。

 

 

そしてスクールアイドル活動に専念するために普通科へ行く音楽科のホープを見て笑う理事長は、果たしてスクールアイドルに何を思うのか!?

 

いよいよ「りじれんはな」の物語が動きだしそうですね……!!

 

……ということで。

 

ラブライブ!スーパースター!!第六話感想を締めたいと思います。

毎回感想書いていきますので、気が向いたらまたお立ち寄りくださいませ。

 

それでは!