前回のブログ🔖
その①はこちら🔖
前回は首のカテーテルが無事に入ったよというところで終わりましたが…
その後かなり痛かった！
首に力を入れたら激痛で首がもげそうになるので横になったらさいご。起き上がることは不可能。
ちょっとしたことで「いたいwいたいw」言いすぎてうるさかったことでしょう。
でも隣と向かいのベッドのおばちゃんたちのいびき二重奏もうるさかったからあいこにしてね。
看護師さんと一緒に枕2つとタオルケットを駆使して寝る体勢を模索した結果…
たくさんの白い何かに包まれて横たわるわたしが完成して「これ夜中見回りにきたとき爆笑じゃない…？」って笑っただけで終わりました。
どう頑張っても痛い。笑
最終的にベッドの頭側をMAXまで上げて
座ったまま寝るのが一番痛みが少ないということになり…
こうなりました
わかりにくいんですが
さっき包まれていた枕やタオルケットたちを積み上げてそこにもたれたり、肘をついて頭を支えるのが一番マシでした。
背もたれにもたれるのも真っ直ぐすぎて首に負担がかかって痛いので、これに落ち着きました。
痛み止めも飲んでいいのかよくわからず、初日は朝まで耐えてました。
（その後カロナール処方されたけどあんまり効かず）
カテーテルを入れて4日ぐらい経ったけどいまだに1日中座って過ごしてます。
カテーテル入っている部分だけじゃなくて首の後ろとか腰とかいろんなところが痛くなる。
不便だね。
でも少しずつ痛みは和らいできていて、
着替えはまだ手伝ってもらう時もあるけど
今日はシャワーも一人で入れました◎
だんだん慣れてきてる✌️
そして
首にCV入れる人に
前回に続きもう一つ伝えたいことは
パジャマは前開きがいいよ！！！！！！！！！
ってことですね。
Tシャツばっか持ってきちゃったから詰んでます。
そうして、ついに
血漿交換
免疫吸着療法の1回目がありました。
専用の服に着替えていきます。
どうでもいいけどわたし水色とオレンジの色の組み合わせって好きなんですよね。
しっぽはクリップをつけてもらっていつも肩に乗っている。この相棒感。
血漿交換は透析室で行うのですが、
はじめて入りました。
ベッドがズラーっと並んだ広い部屋で
人と装置を繋ぐチューブの中に赤い血が流れていて「いのち！！！！！！ 」って思いました。
すごい治療だなぁ。
病気と共に生きるって大変だ。
でも生きるぞ。
そんな初めての光景を横目に
わたしもベッドに横に
なりたいけど
痛くてむりすぎて
「支えてください〜〜〜」ってお願いして
横たえてもらって
あれよあれよと
みんなと同じように装置に繋がれて
スタートしました。
いやスタートしたかよくわからなくて
「これってはじまってますか？」って聞いたら
「はじまってますよ」って言われた。
はじまっていた。
周りにはいろんな装置があるから見たいけど
首が動かないので何も見えず。
心電図と血圧計もつけっぱなしで常に測られている状態。
看護師さんと技師さんが足元で
「この血圧だったら90ぐらいまで下がるから注意して」ってぼそぼそ言ってるからどうなるんやろ…？と思っていたら…
しばらくしてちょっとだけ血の気が引くかんじがしてやばいかな…？って瞬間がありましたが
「だいじょうぶ。だいじょうぶ。」と自分に言い聞かせて落ち着きを取り戻しました。
そのまま脱血中は寒くてこごえてました。
暑がりで病棟では真冬でも半袖でいることもあるこのわたしが、布団を2枚かけてもらっても寒くて寒くてびっくりでした。血液、大事すぎる。
心配された血圧の低下もなく順調だったので
「正直、予定より早く終わりますよ」
って言われたんですが（正直とは）
後半はアラームがぴーぴー鳴って
血が引けなくなってしまい
もうどうしようもないということで終了になりました。2時間ちょっとかかったかな。
先生からは2リットルの指示だったけど
1.8リットルしか無理だったらしい。惜しい。
「フィルターみたいなやつが固まってきちゃった」って言われました。
先生も「血の中にいる悪い奴を濾過する治療」って言ってたな。
コーヒードリップみたいなかんじ…？？
と思ってたけど血をサラサラにする薬の加減とかが初回なのもあって難しかったそうです。
ぜんぜんコーヒーマシーンではない。
でも無事終了してよかった！
血が帰ってきたら体もあったかくなりました！
すごい！
これがあと6回もあるのか。
長いな。
でも、一番大変だったのベッドに横になることだったような気もするな。笑
がんばります！
野下真歩