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前回のつづきです。


ついに、透析用バスキュラーアクセスカテーテル挿入。

(↑わかってる風だけどただ説明資料に書いてあったままの名称)


首の静脈(内頸静脈)から血漿交換のためのカテーテルを入れていきます。


手順としては

①消毒

②首に麻酔

③穿刺・カテーテル挿入

④固定(カテーテルが取れないよう縫い付ける)

⑤ちゃんと入ったかレントゲンで確認

というシンプルさ。



30分ぐらいで終わるよ〜

麻酔はするけど首のところグッと押されるかんじがするかな〜


と聞いていたので

(他にも危険性や合併症の説明があった)


血漿交換(免疫吸着)やウィフガートの説明にも気を取られていて


首に麻酔とかカテーテル入れるって思うとこわいけどまぁ先生にまかせるしかないしな〜


ぐらいに受け止めていたんですが


いざはじまると…





③!!!!!!!





③の説明端折りすぎちゃうか!!!!!笑








「カテーテル挿入」と言っても

具体的にぜんぜん想像できていなかったわたしの敗北。




なかなか壮絶な体験となりました。



まず処置のときに布をかぶせられるのが…

わたしはちょっと閉塞感のある場所が苦手なのでヤベェ…となりました。



首の麻酔は別に痛くなかったです。


例の首をグッと押されるというやつは…

めちゃくちゃ苦手でした…


痛いわけじゃないけど得体の知れない感覚で

心臓がバタバタするし何回か血の気が引いて無理かも…と思った瞬間にはモニターもぴこぴこ鳴ってました。


あと局所麻酔だから処置してる音とか

先生たちの声が間近で聞こえるのがなかなか、体感型ホラーアトラクションってかんじでした。



「もっと針立てて」

「ダメか」

「もっと押し込んで」

とか言ってるの聞きながらグイグイ押されるので気絶しそうだった。

「痛いしこわい…」とか子どもみたいなことも言ってしまった。恥ずかし。



早く終わって〜〜〜と思いながら

布の下のわたしは

半泣きで

持ってきたもこもこパジャマなでながら飼ってる猫のふわふわのおしりのこととか考えて気を逸らしてました。

まじで。



目の前何も見えないから、ぽんぽんって体に触れながら「もう終わりますからねー」とか随時声をかけてくれる看護師さんの優しさに涙出る。




まぁ…

ブログって同じ治療をする人が参考に読むことも多いと思うのであまりこわいことはこれ以上書かないでおこうかなと思いますが!


わたしの場合「大変だった……」と先生も言っていたので。

わたしが読んだブログの人は「何も感じなかったしすぐ終わった」って書いてたから!

わたしもちゃんと無事に終わったし!


ほぼ手術みたいなもんでしたが

意識があるぶん胸腺腫の手術の時よりこわかったかなーってかんじです。


感覚としては歯医者さんで治療する時に似てる、


かも?




病室に戻ったら

「思ったより時間かかってたね」とか

「そのTシャツの血から壮絶さが伝わってくる…」とか看護師さんたちに言われて


そうなの?って思って時計見たら

14時半に処置室入ったのに、もう16時でした。

ぜんぜん30分ちゃうんかい。笑


でも処置中わたし必死すぎてわけわかんなくなってたので「30分めっちゃ長く感じたなー」とか思ってました。あほ。ほんとに長かったのね。


がんばったわたし!

がんばってくれた先生たちもありがとう!

ひとまず一つの山をこえました!




どんななったか見ます?

こわくないようにスタンプでかくしとこ。



じゃん。

しっぽみたいのついてる。






さいごにひとつだけ。





これから首にカテーテルを入れる人にわたしからできる最大のアドバイスは…


















Tシャツは汚れるから汚れてもいいものにしたほうがいいよ!!!!!!!!!♡



野下真歩

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