12月23日土曜日
冬に活躍するのがこのツワブキ。
wikipeの解説が面白いので転載。
沖縄でもうちの方では「チーパップー」とよばれている。
さて今週も講座と忘年会の繰り返しだ。早速今週の報告から
月曜日は、日本不動産研究所の3回目講座今回は天空率。
一月弱の間をおいての再会だが皆前回の講座をよく復習しており優秀。自信に満ちた笑顔。
2日目は画地割講座
最終回終了のこの日は、比嘉も張り切って記念撮影のポーズづけをしているうちにセルフタイマーは無常にもパチリ。男は腕組、女性はピースの指導だが勘違い者が数名。またお会いしましょう。
講座終了後、大急ぎで駆け付けたのがBIM連合の仲間の忘年会。ついこの2週前福岡で集った仲間だが・・。
どうしてこう何度も盛り上がる事ができるのか・・。阿部ちゃん顔がドアップでカッコイイ!
そして水曜部はコンサル系の皆さん久々に再集合でプランニング講習。
土地情報からプラン面積表の作成まで行った。右端のS氏の解放感に満ちた顔つきが良い。またお会いしましょう。
そして木曜日は健康診断の日。いい結果が出るわけなし!。せめてかかとを上げて身長を割り増したつもりだったが結果は減。ちぢんだようだ。
そしてその夜は、構造家の30年来の仲間との忘年会。盛り上がりすぎて記念撮影忘れてしまった。また来年だネ。
そんなこんなで本日もお出かけゆえ講座を早く始めたい。
前回から始めたTP-Alinkの解説は、ARCHICADのアドインメニューからTP-PLANNERのプロジェクトと紐づけする事により
TP-PLANNERで設定可能な詳細な土地情報がARCHICADにも適用されARCHCAD内で逆日影、逆斜線計算および表示を可能にし
日影図関連の解析も可能になる。
地盤面の異なる面の日影図、発散規制ラインなどを可能にする。
ARCHCADで作成される建物情報は
建具、躯体、階段室、あるいは室内の間仕切り壁など詳細で膨大なデータ量となる。TP-Alinkでは上図のような建物形状を効率的に包絡処理するつまり下図のように変換して解析する。
屋根伏形状で自動包絡する為、日影そして今回解説する天空率計算を高速処理する事ができる。もちろん包絡処理をしない指定も有。
本日は天空率計算処理から確認していきたい。
まずは、隣地天空率計算から
隣地天空率はJCBAでは「一の隣地」と境界点間で区分する「区間隣地」の2種から選択する事ができる。
今回は「一の隣地」方式で処理する。
基本的に「一の隣地方式」ボタンをクリックすると、適合建築物、算定位置が自動発生しさらに解析を行い結果を表示する。
このように表現される。
適合建築物は、ARCHCADモルフの素材を変更する事により表現を変える事が可能になる。
たとえば「ガラスランプ」に変更すると
隣地斜線NG部が明確に表現される。
いずれにしても隣地NG部はわずかゆえ隣地天空率は問題ない事を確認した。
次に道路天空率。
アドインから「道路」をクリックすると
狭い道路側道路中心10mの区域と最大幅員側は。後退距離から適用距離までのわずかな幅の板状の適合建築物と解析結果が差分グラフで表示される。
さて申請図を作成する場合どのような手順も解説しておきたい。
まずはアドインメニューの「入力・編集・計算」から「天空率」をクリックすると
TP-PLANNERの天空率ツール「TP-SKY」のGUI(画面)に切り替わる。
TP-PLANNERユーザーおなじみの画面に建物が包絡処理され自動設定されている。適合建築物および算定基準線を発生させ解析すると
ARCHCADで表示された結果と同様の内容が表示される。
結果の詳細はここで行う。
申請図を作成する際はそのままTP-PLANNER内の「申請図」メニューから
近接点の位置確認表および三斜求積図は
自動レイアウトされる。
そして終了すると
再びARCHICADに戻る。
このように形態制限が得意な分野はTP-PLANNERにまかせ詳細なBIMデータ入力はARCHCADで行う。設計者の思考の中断が無いようにこのようにシームレスにGUIが展開されるので心地よいのでは?!と自画自賛。
次にTP-PLANNER面積モデルで作成された建物データからARCHCAD建物データが作成される手順を解説したいが今回も長くなった次回にしよう。
来週はいよいよ今年の最終週だ。頑張ろう!
さて出かけるゾ!