比嘉ブログ

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建築企画CAD「TP-PLANNER」開発者の日常・・建築基準法,天空率、日影規制講座などチャンプルーなブログ

5月28日土曜日 東京は昨日昼までの大雨が天気予報どおりに昼からピタリと止み。本日の予報では夏日になるらしい。

 前回からの沖縄つながりの話だが

Bリーグ準決勝、琉球ゴールデンキングスが島根スサノーを終了間際の大逆転勝利で決勝進出を果たした。ゴールデンキングスは、地元出身の並里と岸本が小柄な体躯で大男相手に活躍する魅せるバスケだ。

 

 島でのバスケ熱はすざまじく想像を絶する。

コロナ禍ゆえしばらく帰ってないが、ここ数年家族の話題はバスケ一色・・。いかにチケットをゲットするか情報戦がすざまじい。

 

 そして本日から東京体育館であの田臥の宇都宮ブレックスとの決勝戦・・・・

 姪っ子家族が当然のように決勝戦観戦の為、東京来襲・・

いいぞ!ナイスWell comだ。

 当方もチケットを急遽ゲットしようとBリーグにわか会員になり試みたが「現在チケットは有りません」。

 

 もう一つ今週木曜日NHKのsongsは、石垣島の

「ビギン」・・ 良かったね~比嘉栄昇・・・

蛇足だが栄の前に昇がきて秀に変わるだけの近い名前だが親戚ではない。親戚に比嘉昇栄はいる。加えて朝ドラ「チムドンドン」のニイニイが比嘉賢秀で近い。

・・・いやそんなことはどうでもよくてリーダー栄昇の語りが

さりげなくやさしい語りで心地よい、ビギンの歌そのものだ。

ビギンはまさに「島人の宝」。NHK+で再度見る事にしたい。

 

 そんな事に加えて本日は昼3時から仲間とのラッパ会が夜10時まで・・・頑張ろう!

 早速天空率講座を開始したい。前回の令132条の応用編として確認していただきたい。

 事例は、サポートセンターに寄せられた質問をアレンジして解説したい。

 今回の例題は第1種住居地域で容積率300%で適用距離25m。

3方向道路で注意しなければならないポイントが2

 

A部

A部は道路に面しているが最大幅員11m道路と8m道路間に連続した隅切りが設定されている敷地と考える場合の設定法

 

B部

Bは敷地南東側に接道した7m道路がB部で屈曲している。

 この屈曲した形状を正確に入力しない場合

 最大幅員11m以外の道路中心10m区域(1項の区域外の区域)では道路幅8mが7m道路に面する位置で区分される7m道路反対側から14m(2C)以内で区分される位置の起点がわからない事になり算定位置の発生根拠が不明となる。

 

 これらA,Bの形状を正確に入力する事により令132条による区域区分が正しく処理される。

 

1)基礎情報の入力から道路斜線チェックまで

①円弧状の隅切り部の各境界線を全て選択し「境界種類」「隅切」を設定し「現在の値を適用」。

 

②11m,8m,7m道路幅を設定後「現在の値を適用」。

 

③屈曲道路および道路中心線は上図のように事前に作図する事で 敷地境界線条件入力により自動発生した道路形状を変形し作図された現況どおりの道路形状を作成する事が可能になる。

 

*「敷地境界条件」で連続隅切りを入力すると「隅切りが連続しています。・・」と確認メッセージが表示されるが解析上問題無い。

 

②用途地域を設定

1種住居地域で60/300で適用距離25m

 

③建物入力

入力は以上。

 

④「図法」「断面図」で道路斜線をチェックする

最大幅員11mに面した道路斜線

最大幅員11m側、反対側7m道路いずれも道路高さ制限NG

北側8m道路に面した道路斜線

8m道路側は、道路中心10m、さらに最大幅員が適用される部分いずれもNGで反対側の隣地天空率もNGになる事を確認。

 

 道路高さ制限を超えている事で天空率でチェックとなるが

道路高さ制限および算定基準線の発生には、「敷地境界条件」で入力設定された道路幅員等から自動発生する方法と

T-SPACEで敷地境界線情報から自動発生した道路形状および道路中心線を修正する入力法がある。

 本事例の場合、特に7m道路側が屈曲しており道路中心10mの区域形状に影響する。

 T-SPACEで入力する方法を解説後、敷地境界条件のみで適合建築物を発生した場合の問題点を確認したい。

 

2)天空率解析までの手順

①T-SPACEを起動する。

「入力」新天空率算定領域」で「新天空率」「道路・一の隣地」をクリックしT-SPACEを起動する。

 

②「敷地境界条件」から道路形状を自動発生する。

「発生」アイコンをクリックし「敷地境界条件」から判断された道路形状を発生する。

この事例ではA,Bの道路を屈曲した形状に編集修正する。

編集法の詳細解説は

「新天空率エンジン操作マニュアル」を参照

 

③道路形状をCAD図で作図された正しい形状に変更する。

A側

 編集する道路をクリックし選択後「前面道路編集」ボタンを

クリックし「対象」を「道路反対側境界線」等を選択し修正する。最大幅員の修正は「道路反対側境界線」「現況反対側境界線(算定基準線)」道路中心線(最大幅員ゆえ結果に影響しない)

B側

この場合、屈曲している道路形状は敷地境界条件では、自動設定できない。

道路中心線および2Cの基準線を明確にしないと

8m>7mの幅員差より7m道路側に適用される8m道路による区域および算定基準線が設定できない。

道路形状が正確に再現された事を確認後

④令132条区分区域を自動発生する。

令132条区域を「発生」ボタンを押下し令132条区分区域発生後「出力」ボタンでTP-SKYに戻り基準線が発生する。

⑤算定基準線

 

屈曲したA,B道路反対側に算定基準線が自動発生している事を確認。

 

3)天空率解析

①天空率解析

全区域クリアーしたようだ。区域ごとに検証したい。

 

4)区域検証

①最大幅員11mに面する区域

11m反対側から後退距離3.54m後退した位置を起点と適用距離25mで区分される。

 

②8m道路側に適用される最大幅員11m道路の区域

 最大幅員11mの境界線(敷地側)から2倍22mの位置までに面する区域、さらに8m道路中心10mを超えた区域にも最大幅員11mの高さ制限が適用される。

 後退距離が4mゆえ11m道路のみなし道路の反対側の位置から後退距離4m加算した位置を起点と適用距離25mで区分される。

 

③7m道路側に適用される最大幅員11m道路の区域

 

最大幅員11mの境界線から2倍22mを超え8m道路、7m道路の中心10mを超えた区域には最大幅員11mが適用される。

 後退距離が2mゆえ7m道路に面した位置に11m道路幅員が適用され後退距離2mの位置を起点と適用距離25mで区分される区域。

 最大幅員11mは3区域設定される。

 

④8m道路幅員が適用される8m道路側道路中心10mの区域

 

 

 最大幅員11mの2倍22mを超えた道路中心10mの区域には8m道路が後退距離4mの位置から適用される。

 

*道路中心10mの区域に8m道路幅員が適用区分される事で8m道路に面する全ての132条区分区域が確定する。

 

⑤8m道路幅員が適用される7m道路側道路中心10mの区域

7m道路側に面した道路中心10mの区域には奥行2倍14mの以内に8m道路幅員が適用される。

令132条2項 道路中心10mの区分法

2 前項の区域外の区域のうち、2以上の前面道路の境界線からの水平距離がそれぞれその前面道路の幅員の2倍(**)以内で、かつ、35m以内の区域については、これらの前面道路のみを前面道路とし、これらの前面道路のうち、幅員の小さい前面道路は、幅員の大きい前面道路と同じ幅員を有するものとみなす。

*この区域は屈曲した7m道路形状が明確に入力設定されない場合、算定位置が不明である事と適合建築物は「敷地境界条件」で入力された道路幅員を自動延長するものと判断される。

*後述します。

 

⑥7m道路に面した7m道路が適用される道路中心10mの区域

令132条3項の区域

3 前2項の区域外の区域については、その接する前面道路のみを前面道路とする。

以上が全ての区域区分と適用される道路幅員が確定。

 

補足解説

道路中心10mの区域で7m道路側に面する8m道路幅員が適用される区域に関して

T-SPACEで屈曲した道路形状を入力しに状態で区域を自動発生すると

A,B部を正しく設定した先の解説事例を再度提示すると

屈曲した道路反対側に正しく設定された事がわかる。

 

7m道路に面した8m道路幅員が適用される区域

先に例示した正しい区分法は

屈曲道路T-SPACEで正しくを入力しないで自動発生した場合

「敷地境界条件」で入力した7m道路がそのまま延長されるものと判断し区域を自動作成。その為区域が正しくない事と算定位置に関しては不明ゆえ自動発生ししない。そのような場合解析を進めると不合理な結果になりかねないので

「算定線をもたない算定領域のグループがあります。」と表記され解析しない。

 このメッセージに関して質問を受ける事が多いがこのような事が原因だ。T-SPACEで正しく道路形状を入力していただきたい。

 

 本日も長くなった次回にしよう。

次回までお元気で!

 

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