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文系サラリーマン独学勉強部屋

予備試験経由で司法試験合格、TOEIC930点、証券アナリスト合格、ITストラテジスト合格
趣味=資格の会社員が文系社会人の独学勉強について書いていきます

(この記事は令和3年の司法試験予備試験の論述が終わった時間にアップロードされる設定にしています。)

こんにちは、ぎんざけです。

 

予備試験論文試験を受験された皆さん、大変お疲れさまでした。

口述試験は10月下旬の予定で、準備は9月に入ってからでも間に合うので、これから1ヶ月半くらいは司法試験選択科目の勉強を頑張っていただきたいという気持ちでこの記事を書いています。

 

この記事では国際私法のウルトラダイジェストをご紹介します。

 

<国際私法とは>

国際私法は、大きくは(1)準拠法決定(2)国際裁判管轄決定の2つからなります。

(1)準拠法決定は、私人間の法律関係にどの国(法域)の法を適用するかを決定するものです。「法の適用に関する通則法」の解釈適用を行います。

(2)国際裁判管轄は、ある問題を日本の裁判所で裁判していいかについて決定するものです。「民事訴訟法」と「人事訴訟法」の解釈適用を行います。

 

<(1)準拠法決定とは>

日本人Aさんと日本人Bさんが日本で契約をしたら、その法律関係には(普通は)日本の民法が適用されます。ただ、日本の民法が適用されるという点は実は自明ではなく、ドイツ民法だって良いじゃないかという考え方もあります。

この点について、「法の適用に関する通則法」は、日本で争われる私人間の法律関係にどの国(法域)の実体法を適用するかを明確に定めています(私は勝手にメタ法律と読んでいます)。

手順としては、①問題となっている法律関係を特定する②その法律関係について法の適用に関する通則法が定める国(法域)の実体法を適用するという2つのステップからなります。具体的には、①日本人とアメリカ人の間の結婚の効力について、②夫婦が住んでいる国の法律で決めようみたいなイメージです。

 

<(2)国際裁判管轄決定とは>

私人間の法律関係に関する紛争でも、日本の裁判所が判断するケースと判断しないケースがあります。アメリカに住んでいる人とロシアに住んでいる人がフランスの土地の売買をしているケースとかは、日本の裁判所としては知ったこっちゃないわけです。

日本の裁判所は、日本と何らか関連性がある場合(民事訴訟法や人事訴訟法で明示)に限って判断をすることになっており、具体的な法律問題について日本の裁判所の出る幕がありますかというのが国際裁判管轄として扱われる問題です。

 

<科目の特徴>

国際私法についてのすごく大まかな内容は上記の通りで、科目の構造・基本的な考え方は非常にシンプルです。条文も多くないため、そこまで労力を書けずにある程度のレベルには達成すると思います。なお、司法試験の問題は偶に微妙な問題(ゴミ用な悪問)が出るというリスクがあるのが難点です。

 

この記事では科目の特徴を書きましたが、試験の特徴などは以下の記事もご覧ください。

 

 

こんにちは、ぎんざけです。

 

前に予備校について2記事投稿しましたが、今日は最近増えつつあるライザップ型の予備校について書きます。独学とはあまり関係ないので、適当コラムとして読んでもらえると嬉しいです。

ライザップ型の予備校というのは、大学受験業界の武田塾司法試験業界のアガルートのマネージメントオプションだと思ってください。

 

<お値段>

 

2021年7月9日現在、ネットで適当に調べたところ、大体以下のような価格設定がされているようです。

武田塾:年間50万円~80万円(公式では分からなかったので、もし間違っていた場合は今後記事修正します)

アガルート:年間60万円(単品販売されていないので、マネージメントオプション有りの値段と無しの値段の差額とします)

 

<原価サイドから見た価格分析>

ライザップ型予備校のメインサービスは学習管理です。具体的には、カリキュラムの設定とそれに沿って学習が進んでいるかの確認をしてもらえるみたいです。

・サービス提供形態は週1時間の面談(+随時のメール等でのサポート)のようです。諸々含めて週2時間くらいの稼働が必要と仮定します。

・どのくらいの単価の人間を使っているかは分かりませんが、時給2000円(年収400万円程度)くらいの人間を使っていると仮定します。

・上記から月当たりの人件費原価は2万円(年間24万円)くらいと予想されます(計算がザルなのはご容赦ください。大体のイメージです)。

・サービス業の人件費率は一般的に50%前後と言われています。直接人件費で年間24万円かかっているとすれば、価格設定としてはまあ妥当かなと言うのが私の感想です

 

<利用者サイドから見た価格分析>

・利用者サイドから見た場合、難関大学への合格や難関資格への合格で平均年収が100万円上がると仮定します。45年働くと仮定した場合、約2500万円くらいの価値になります(年間3%で割引いた現在価値にしています。現在価値はファイナンスの概念ですが、そういうものと理解してください)。

・仮に予備校に80万円払ったとして、合格確率が3.2%上昇するのであれば合理的な投資案件と考えることができます。

 

<合格確率が3.2%上がるのか?>

・当たり前です、まともな教材とまともなカリキュラム(勉強の順番・時間・復習頻度)で勉強すれば、成績は上がり合格確率は高まります

・また、教材とカリキュラムがきちんと決まっていれば(マニュアル化されていれば)、講師の品質が多少低かったとしても「まともな教材とまともなカリキュラムで勉強する」という目的が達成できる可能性が高いです。

結果としてライザップ型の予備校で合格確率が3.2%上がる可能性はありうると思われます。なお、一般的な予備校では、講義時間以外の自習時間・復習頻度の管理は行わないため、ライザップ型の予備校はそこをアピールポイントにしています。

 

<ぎんざけの意見>

・現代社会でインターネットを使えば、まともな教材とまともなカリキュラム(勉強の順番・時間・復習頻度)を入手することは比較的簡単です。ただ、自分で作る計画は、無謀なケースが多いので、真っ当な人(※)に3時間くらい書けてレビューしてもらうとよいです。

(※)コンサルに勤務している人、上場企業の企画部門・製造管理部門でちゃんと出世している人を勝手にイメージしています。知り合いにいれば焼き肉のおごりくらいでやってくれるかもしれません。ご両親がそういう立場の学生さんは非常にラッキーなので、このブログを見せて依頼することを強くお勧めします。

・あとは、そのカリキュラム(チェック表形式がよいです)をレーザープリンターで印刷して、淡々とチェック表に沿って勉強し、毎週達成度を確認するということを繰り返せば高確率で試験に受かります

・ただし、ダイエットと同じで決められたこと(1日10問、1日1800キロカロリー以内)を守れない人が世の中の大多数です。ちなみに全く余談ですが、私は健康診断に向けて今年の3月からカロリー制限を始め、4ヶ月間で6キロ痩せました(便利なアプリがありました)。

なので、結局は自分を管理してもらうというサービスに年間100万円払うかと言う価値観の問題です。ちなみに私個人の意見としては高校生以上なら自分でやればいいのにと思います。

 

こんにちは、ぎんざけです。

 

法律の勉強では判例が必須です。私は判例百選を使わずに、最高裁判所のHPの原文で勉強したので、今回は判例(最高裁判所の判例)の読み方について記事を投稿します。

 

<前提-判例の検索方法>

判例ですが、最高裁判所のHP(リンクを載せておきます)で「昭和○年○月○日」のような形で検索します。その日に出された判例は1つではないことが多いので、適当にキーワードを入れるとある程度絞り込めて楽です。

あとは、各判例の「裁判例結果詳細」というページで「判例集等巻・号・頁」という項目を見て、本当に探している判例かを確認できます。

ちなみに、判例集にはランクがあり、「民集」と「刑集」に載っていると重要な判例ということになります(ぶっちゃけ、民集・刑集に載っていないものの勉強は後回しで良いと思います)。なお、「民集」と「集民」は別物なので気をつけてください。

 

<判例の読み方>

判例は長いものだと数十ページあったりしてテンションが下がるのですが、読むべき部分はそんなに多くはありません。

民事系の判例は、基本的には「しかしながら」と「所論は」で始まるところだけ読めば大丈夫です

  • 「しかしながら」パターン
    高裁判決を破棄する場合、「しかしながら,原審の上記判断は是認することができない。その理由は,次のとおりである。」という定型文があり、ここからが最高裁の判断になります。
    なので、「しかしながら」でPDFを全文検索して、上記フレーズが出てきたところから読み始めれば「最高裁の判断」のところだけをちゃんと読めます。ここより前は事実関係と高裁判断の要約なので、必要に応じて戻る形で大丈夫です。
  • 「所論は」パターン
    高裁判決を維持する場合、「所論は・・・。」「最高裁の判断」「以上と同旨の原判決の結論は正当である。」という構成になります。「所論」という日本語は全く馴染みがないと思いますが、「上告人の主張」のことを指します。なお、判例によっては「所論」ではなく「論旨」といっている場合もあります。
    この場合は、「所論は」でPDFを全文検索して、そこから読み始めれば「最高裁の判断」のところだけをちゃんと読めます。

上記の「最高裁の判断」は事実の当てはめも書いているので、司法試験や予備試験で答案に書くべきところと重なります

 

刑事系の判例は、「当裁判所の判断」みたいに分かりやすい項目が合ったり、そんなに長くなかったりするので、適宜斜め読みして最高裁の判断の場所を探してください(雑な説明ですいません)。

 

 

今回の記事は司法試験・予備試験の受験生もですが、法学部生やロースクール生にとっても役立つ内容だと考えています。

「判決原文を読んだ方が良い」と言う教授がいますが、こういった基本的な作法は法学部では教えてくれず、私も法学部の学生の頃結構苦労したので、そういった学生の方の役に立つと非常に嬉しいです!

 

こんにちは、ぎんざけです。

 

予備試験で一番辛いのは論文試験でなく口述試験です。

論文合格者の9割が受かりますが、1割は落ちて短答からやり直し(=論文ももう1回受ける)になります。

私は予備短答も予備論文も司法試験も緊張しませんでしたが、口述試験はガチガチに緊張しました(人は失うものが大きいほど緊張するのだなと思いました)。30過ぎて面接で足が震えるとは思わなかったです。

 

今回は口述試験がどんな感じかとその対策について書きます。

なお、対策は1ヶ月くらいあれば間に合うので、論文試験後1ヶ月くらい休んだあとから始める形で大丈夫だと思います。

ただ、論文合格発表からだとちょっとしんどいので、論文合格発表前から取り組むことを強くお勧めします。

 

<口述試験の概要>

試験は2日連続で、新浦安(東京から近い千葉)の法務省研修施設で行われます。

民事と刑事がそれぞれ1日ずつで、約15分間、試験官2名から法律の問題を出され続け、それに答える形式の試験です。

試験中には目の前に六法が置かれており、試験官から指示があれば引けるそうです(私は民事も刑事も使いませんでした)。

 

<出題内容>

民事は、請求の趣旨・訴訟物・請求原因事実・抗弁事実・執行保全・弁護士倫理がきかれます。

刑事は、捜査(逮捕・勾留、捜索差押、了知など)、公判(訴因変更など)、実体法(総論も各論も)あたりがきかれます。

なお、刑事は昔は手続きだけだったらしいのですが、近年は実体法も普通にきかれます。刑事は出題が安定しない状況です

 

<対策ステップ>

1.過去問入手

残念ながら、法務省HPに過去問がないので、何とかして過去問を入手する必要があります。

令和2年度は伊藤塾に5000円払えば論文終了後すぐに全年度の過去問をもらえました。今年はどうか分かりませんが、ネットで再現を公開している人もいるので、そういったものも活用して3年分くらいの実際の質疑の様子を早期に入手するのがいいと思います。

 

2.民事ー請求の趣旨・訴訟物・請求原因事実・抗弁事実の暗記

新問題研究に書かれている請求の趣旨・訴訟物・請求原因事実・抗弁事実(4点セット)を一言一句暗記してください。これをやらなくて落ちたら文句は言えません

それが終わったら「民事裁判実務の基礎(入門編)」についても同様に4点セット覚えます。こちらは訴訟物は一言一句暗記が必要ですが、それ以外は何となく言えればいいと思います。

 

3.民事ー執行保全、弁護士倫理

執行保全は保全手続きが言えるようになれば多分大丈夫です。ただ、執行も債務名義や執行文あたりは押さえておいた方が安心だと思います。

弁護士倫理は出る条文がそんなに多くないので、「民事裁判実務の基礎(入門編)」と過去問をもとに条文番号を覚えてください

 

4.刑事ー手続法

対策のしようがないというのが本音です。個人的には刑訴の短答過去問が網羅的で良いと思いますが、自信はありません。

公判前整理手続は一応条文押さえておくと良いと思います

 

5.刑事ー実体法

こちらも対策のしようがなく、どこが出てもおかしくないです(私は公務執行妨害をきかれました)。刑法の短答過去問を解くか、基本書通読当たりが良いと思います(私はどっちもやりました)。

 

6.模試

論文合格者に対して予備校が模試をやっています。ただ、模試の段階でダメだったら間に合わない可能性が高いです。受けた方が良いですが、最後の仕上げくらいが良いと思います。私は伊藤塾と資格スクエアの模試を受けました。

 

7.身だしなみ

当日はスーツで行きますが、髪型・ネクタイ・ワイシャツのアイロン等を完璧にしていきましょう。試験官が人間である以上、印象の影響は絶対に避けられません。ちなみに私はワイシャツは2日とも新品でいきました

 

<面接試験の答え方>

面接はテンポが早いので、論文のようにじっくり考えることができません。短答の感じで条件反射でポンポンと答えられるように準備する必要があります!!!

 

<心構えー誘導に乗ろう>

口述特有の概念として誘導というのがあります。口述は面接形式なので、間違ったことを言うと助け舟を出してくれるのです。

私は刑事で明らか間違ったこと(被疑者の留置きに関して、令状請求を行った時期が早い方が違法になるという結論になること)を言ったのですが、試験官が怪訝な顔をして「令状発付を急ぐと違法になるということですか」と言い、速攻で撤回しました。

 

また、分からないときでも黙らずに適当に喋った方が誘導してもらいやすいと言われています。また刑事の例ですが、「逮捕状の緊急執行で被疑事実の要旨を伝えなかったとしても適法になる場合がありますか」という質問に対し、「えーと。。。。その場合は違法になると思いますが。。。」と答えながら困った顔をしたら、「逮捕状の緊急執行で被疑事実の要旨を伝える趣旨は何ですか」という助け舟が来ました。それに答えてからも、助け舟ラッシュで気がついたらその問題は無事切り抜けることができました。

 

<合格点>

口述の合格点は119点です。分かりにくいですが、民事も刑事も普通だったら60点、よかったら61点以上、悪かったら59点以下がつきます。なので、不合格は基本的には民事刑事どちらも悪い場合(どちらも59点で118点の場合)ということになります

ちなみに私は121点で、おそらく民事が61点、刑事が60点だったと予想しています。刑事は上記のように誘導を結構してもらいましたが、それでも60点出たみたいなので、そこまで採点は厳しくない印象です。

 

こんにちは、ぎんざけです。

今回は勉強法ではなく趣味的な記事ですが、少しだけ勉強一般・独学と関連します。

 

皆さん、教養と聞いたら何をイメージしますか。歴史とか文学とか挙げる人がいると思いますが、個人的にはそんなのは趣味であって教養ではないと思っています。基本的にドラマやアニメと同レベルです(ちなみに私はドラマもアニメも好きなのでその点はあしからず)。

 

私個人の意見ですが、様々な分野の基礎となっているファンダメンタルな理論・仕組みこそが教養だと考えています。

そういったものを網羅的に押さえておくと、その後の人生の体験一つ一つが自分の論理体系(思考枠組)と結びついていくため、人生が豊かになります。

 

なお、世の中には「役に立つもの(=実学)」ではなく「美しいもの(=芸術)」こそが教養という人もいますが、そんなのは人の感性です。私はどんな絵画よりも映画よりも文学よりも、「中心極限定理(統計の概念)」と「動的計画法(アルゴリズムの一種」と「訴訟物と既判力(民事訴訟法の概念)」の方が美しいと思います。そういった美的感覚は個人個人が決めるべきで、教養はもう少し客観的なものであるべきだと思います。

 

以下は、私がもし高校・大学時代に戻ったならば、こういったことを学びたいというものを9個挙げています(なお、実際の私の人生ではこれらを一通り学び終えたのは30代でした)。本当は有機化学や熱力学も入れたいのですが、ちょっと個別性が高いので一旦削っています。

また、それぞれ参考図書の題名も挙げているので、興味があればぜひググってください

なお、高校卒業程度の学力があることは前提にしているので、その点はご了承ください。

 

1.統計学

統計学を使うと未来が分かるようになります。もちろん未来視ができるという意味ではなくく、「将来起こる偶然・ランダムな出来事を確率的事象と捉えることができる」という意味です。説明が下手で申し訳ないですが、 私の中では「一は全、全は一(個別事象は母分布から生じ、母分布は個別事象の集積)」と理解しています(なお、このフレーズは鋼の錬金術師から借用しています)。

<参考図書:統計学(New Liberal Arts Selection、有斐閣)>

 

2.ミクロ経済学・ゲーム理論

ミクロ経済学とゲーム理論は、みんなが全力でお金を稼ごうとしたら何が起きるかを研究する学問です。世の中の出来事がこれできれいに説明できるわけではありませんが、一種の理想状態の最適化シミュレーションという考え方はいろいろなところに通用します(物理の「摩擦がないものとする」、「化学の理想気体」も同じ考え方です)。

<参考図書:ミクロ経済学(奥野 正寛著)、Competitive Strategy(Michael Porter著)>

 

3.行動経済学

行動経済学の本質は経済学ではなく心理学です。一言でいうと「人間の認知能力には限界があり、バイアスや過誤が入るので気をつけよう」という理論です。自分も他人も客観視できるようになります。

<参考図書:ファスト&スロー(ダニエル・カーネマン著)>

 

4.アルゴリズム

アルゴリズムというのは、いかに少ない労力で結果を出すかという方法論です。なお、最近はプログラミングが普通教育に入っているらしいので、その知識があることを前提にしていますが、ない人はexcelVBAを学んでください(変数、配列、if、forが分かればひとまず大丈夫です)。
<参考図書:数学ガール/乱択アルゴリズム(結城 浩著)、アルゴリズム はじめの一歩(矢沢 久雄著)>
 

5.会計学(複式簿記)

企業に起きる全てのイベントは、資産・負債・資本・収益・費用の5項目の組み合わせで表すことができます。5項目で表す仕組みが複式簿記で、どうやって表すかが会計学になります。これは理論というよりはスキルとして便利・必須です。

<参考図書:簿記3級のテキスト、財務会計(斎藤 静樹編、有斐閣)>

 

6.マクロ経済学

マクロ経済学は国の経済活動をものとお金で説明する学問です。これも説明が下手で申し訳ないですが、日本銀行券を使って生きている人は是非身につける必要があると思います。

<参考図書:マクロ経済学(吉川 洋著)>


7.民法

我々は現代日本という資本主義社会を生きていますが、その社会(ゲーム)の基本ルールが民法です。教養かはやや微妙ですが、このルールを基に様々な制度ができているので、個人的には義務教育レベルで学んだ方がいい内容だと思います。

<参考図書:伊藤真の民法入門(伊藤 真著)>

 

8.ファイナンス

株式・債券への投資に統計学とミクロ経済学の考え方を持ち込んだ学問です。お金という限られた視点ではありますが、ランダムを目の前にしてどう行動したらいいかということが学べます。

<参考図書:新・証券投資論I(日本評論社)>

 

9.デザイン

行動経済学に近いですが、「人間の脳が理解しやすい表示方法」について、一定の理論的分類がなされています。人間のバイアスにマッチし、読み手の労力が節約できる表示方法という考え方を知ることができます。
<参考図書:レイアウト、基本の「き」( 佐藤 直樹著)、ノンデザイナーズ・デザインブック(Robin WIlliams著)
 
 
これらの9科目を一通り学んだら、あとは基本的にはだいたいのものは独学で何とかできます
その意味で大学卒業までに身に着けておけば一生が豊かになる教養といえると思います!
 
今回は私の独断と偏見で選びましたが、是非読者の方のご意見などコメントやDMで教えていただけると嬉しいです
(司法試験が終わって最近やることがなくなってしまい笑)
 

こんにちは、ぎんざけです。

 

以前に司法試験・予備試験の選択科目についての投稿をしましたが、今回は特に倒産法国際私法の比較で記事を書きます。

(個人的に倒産法か国際私法の2択で、一応どちらも入門書くらいは読んでいます)

 

結論としては、

  • 時間があるなら倒産法、ないなら国際私法
  • 絶対に落ちられないなら倒産法、落ちても死なないなら国際私法
です。以下理由を書いていきます。
 
1,基本書
倒産法は倒産処理法入門(山本和彦著、有斐閣)、国際私法は国際関係私法入門(松岡博編、有斐閣)になると思います。
出版社は安心と信頼の有斐閣です。この段階で大外れが回避できることがほぼ確定します!
 
まず、大きな違いは「」なのか「」なのかということです。端的には倒産処理法入門は1人が書いていますが、国際関係私法入門は複数人が書いています。経験上、「編」は地雷(極端に質の悪い章があるなど)が多いので緊張感が走りますが、国際関係私法入門はどの章も品質確保ができています
 
次に、ボリュームですが、倒産処理法入門はB5サイズで316ページ、国際関係私法はA5サイズで441ページです。B5のほうがA5より大きいので、まあ同じくらいだと思います。
 
最後に内容ですが、これは国際関係私法入門の圧勝です。
国際関係私法入門が素晴らしいのは第1章~第3章です。これまで国際私法に触れてこなかった人でも、これを読めば国際関係私法がどういうものかが分かります。また、全般にわたって分かりやすさと正確さを犠牲にすることなく、最小限の内容に研ぎ澄まされています。ただ、「後見」などいくつかの項目の解説が不十分・分かりにく印象であり、他書で補う必要があります。
 
倒産処理法入門は手続法の残念な本の典型です。①手続きの流れを最初に明確に示さずに個別の細かい話をダラダラと書いているので分かりにくい、②導入部分でいつの時代かというような立法経緯の話が長々と書いてある(初版の頃は良かったのかもしれませんが、版を重ねる毎にちゃんと見直していない証拠です)ので、(他に選択肢がないですが)他科目の入門書と比べると相当ひどいです。良い点は入門書なのに網羅性が高い点で、時間をかけて自分でまとめ直せる人には向くと思います。
 
 
2.試験問題
司法試験の問題について、倒産法はオーソドックスで「まあそこ聞くよね」というところを淡々と聞いてくるイメージです。採点実感も、出題者頭いいんだなということが分かるので、安心感があります。
国際私法は概ねオーソドックスなのですが、時々頭の悪い出題(誰も知らない条約を出して悦に入る奇行)をしてきます。採点実感も、いちいちわざわざ条文の趣旨を書けとか頭の悪いことをたまに書いています。おそらく司法試験考査委員の候補者が少なく、定期的に頭の悪い出題・採点に遭遇する可能性があるということだと思います。
 
試験問題だけ考えたら倒産法の方が絶対にいいです。
 
 
3.勉強量
ここでは、高得点をとるための勉強量ではなく、足を引っ張らない程度の点数をとるための勉強量について書きます。
倒産法は、試験で聞かれる論点は普通に勉強していたら分かるよねというものが多いので、的確な条文引用・判例参照をしないと結構大きく失点する可能性が高いです。守りの観点からもある程度勉強量が必要です。
国際私法は、頭の悪い出題を除けば、国際私法の枠組みが分かっていれば条文を眺めれば書けるというものが多いです。なお、通則法は条文数が少ないので、見つからなかったら試験場で1条からローラー作戦で探していくということができます。なので、高得点をとるためには途中コスパが悪くなりますが、足切りに引っかからないくらいの答案なら速攻で書けるようになります
 
 
4.科目の特性
倒産法は手続きの流れと条文がどのへんにあるかが直感で分かるようになるようにしなければいけません。頭の良さだけで勝負してはいけません会社法の呼吸での勉強が必要になります。
国際私法は概念がシンプルで条文数が少ないので、枠組みを叩き込めば、あとは頭の良さで勝負できるようになります。こちらは民訴法の呼吸です(弁論主義と処分権主義と既判力だけで最悪なんとかなるよねと言う意味)。
 
 
5.結局どっちがいいの
最初に書いた通り、以下が私の結論です。
  • 時間があるなら倒産法、ないなら国際私法
  • 絶対に落ちられないなら倒産法、落ちても死なないなら国際私法

コスパは国際私法の方が圧倒的に良いです。ただし、国際私法は採点者の気まぐれで点数が揺らぐリスクを抱えることになります。

なので、法科大学院卒業で司法試験を受ける人は倒産法、予備試験合格(学部生、社会人など)で司法試験を受ける人は国際私法がよいと思います!

 

 

こんにちは、ぎんざけです。

 

基本的な英文を暗記して、英単語帳1冊を覚えたら、英語の文章の勉強のステージに移ります。

このステージの人には、「英語の精読をすすめる流派」や「ひたすら英語の文章の音読をすすめる流派」があると思います。

前者は間違っているのでやめましょう(理由は後述します)。後者は確かに英語の能力は伸びるので選択肢にはなりえますが、圧倒的に時間がかかるのでここではもう少し効率的なやり方を紹介します。

 

まず、英語の精読ですが、これは英語を数学的に解こうとする方法で、言語の勉強には向いていません。

文法というのは既存の英文をいい感じに説明する後づけの理屈に過ぎず、文法に沿って英文が作られている訳ではありません。

なので、文法の理屈で説明できない例外が多数あり、文法のルールは満たすのに間違っている英文というのも存在します。例を少しだけ挙げます。

  • Honestly speaking, he is not so smart. という文章で、honestly speakingの主語はheではありません(主語は私です)。一方、分詞構文のルールでは主語が一致しなければいけないはずです。ちなみに、熟語と呼ばれているものは文法で説明できない事象をごまかしているだけです。
  • The frogs have strong poison, so there are almost no animals that try to eat them. (出典:都立西高校令和3年度英語入試問題。都立西高校HP掲載より引用) この英文の後半は何か変です。「食べようとする動物はいない」の英訳だということは分かり、文法的にも誤りはありません。あと、no animalsも何か変です(no animalと単数にします。理由は分かりません)
    (個人の感覚なので、もし違う意見の方がいらしたらコメントください)
 
一方、英語の文章をひたすら音読するのは、英語の型が身につくので確実に実力は伸びます。ただし、200語の英文のうち、分からなかったのが1文(15単語)だった場合、200語全部反復するのは185語分の無駄です。
 
上記を踏まえ、効率的な勉強のステップは以下のとおりです。
  1. 毎日200語~400語くらいの英語の文章を読み、その中で分からなかった文・いまいちピンとこなかった文(1文か2文、多くても3文)について和訳を見ながら読み直してみる。
  2. 上記の文について、カードの表面に英文、裏面に和訳を書く。
  3. 週に3回、それまでに作ったカードの英文を全部読む。意味が分からなかったら裏面の和訳を読む。
  4. 慣れてきたら、裏面の和訳は省略可。
  5. カードが200枚になる頃には英語長文がある程度読めるようになっています
この方法は、司法試験についての論点ブロック(私は論証カードと読んでいます)という勉強法を基にしています。なお、これは私が開発したものではなく、みんながやっている勉強法です。
 
この勉強法のポイントは、分からないところ(あるいは重要なところ)に絞った反復を可能にすることで、限られた勉強時間で最大の効果をあげられる点です。ドラクエでは自分のレベルがどれだけ高くてもスライムを倒したら経験値が入りますが、勉強では自分が分かっていることをやっても経験値が入りません。一方、自分の分からなかったところははぐれメタルなので、はぐれメタル狩りを周回すれば効率的にレベルアップするという単純な理屈です!
(ドラクエの例が分からない人に向けての補足です。スライムは一番弱いモンスターで、はぐれメタルはめちゃくちゃ経験値を稼げるモンスターです)

 

 

こんにちは、ぎんざけです。

 

一つ前の投稿で予備校にネガティブな内容を書いたので、公平のために予備校の良い面を書きます。

以下の記事の続きとして書くので、適宜こちらもご覧ください。

 

まず、前回記事の中でも既に書いていますが、次のようなケースでは予備校に行く意味があります。

  • 参考書が市販されていないような資格 
  • 受験者数が多い大学・資格を対象とする入門講座

参考書が市販されていないケース(あるいは市販の参考書がイマイチなケース)では独学は困難です。この場合は消去法的に予備校に行く必要が生じます。

受験者数が多い大学・資格を対象とする入門講座は構造的に質が高いケースが多くなるはずです。独学で4ヶ月かかるところを2ヶ月で合格できるようなカリキュラムが20万円で販売されていたら、自分の年収・時給と照らし合わせて検討する価値があると思います。

 

 

もう一つ予備校に行くべきケースはその科目が全く分からず、1ヶ月独学してもどうしても分からない場合です。

 

普通教育(中学・高校)や高等教育(大学・大学院)があるのに、こういう事態が生じるのは非常に悲しいですが、学校教育は驚くほどレベルが低いことがあり、露頭に迷う学生が少なくありません。

背景としては、予備校には「受講者を合格に近づける」というインセンティブが「一応」ありますが、学校教育はそういったインセンティブがありません学校の価値の本質は学歴授与であって教育授与ではないのです。

 

その結果、司法試験を例にすると、短答式(マークシート)で6割も取れずに散っていく学生を2年間かけて養成する法科大学院(笑)が普通に存在しています。ちなみに東大法科大学院の卒業生でも2割くらいはマークシート落ちしているようです。

(司法試験をご存じない人は、小2が終わって九九が言えない生徒が結構いる小学校のようなものだと思ってください)

 

こういった学校の授業よりは予備校の方がはるかにマシだと思います(※)!!!なので、予備校で入門講座(あるか分かりませんが、1科目5時間~10時間くらいのもの)を受けて、多少その科目が分かるようになったところで、独学に切り替えるというのは選択肢になりえます!

(※)少なくとも受講者が「分かった」と思える授業をしないと売れないので。

 

前の記事との繰り返しになりますが、難関大学・難関資格を目指す人にとって予備校の授業が役に立つ可能性は低いというのが私の持論です。そこを踏まえつつ、予備校と適度にお付き合いするのは一つの効率的な受験戦略だと思います。

 

こんにちは、ぎんざけです。

 

今回は、私が予備校を使わず独学で、大学入試や司法試験予備試験を受験した理由を投稿します。

ちなみに私は予備校が市販している参考書には大変お世話になっており、予備校は悪いという主張をするものでは一切ありませんが、こういう考え方もあるくらいで見てもらえればと思います。

 

  1. 予備校講師になろうとするのはどういう人か?
    東大・京大卒の予備校講師と聞いたときに皆さんはどういうイメージを持ちますか?エリートで頭がいいという印象を持つかもしれません。
    また、弁護士資格を持っている予備校講師も同様に優秀そうなイメージを持つかもしれません。

    しかしながら、東大・京大卒や弁護士有資格者の平均層以上は、通常は予備校講師になろうとは思いません。彼らは資本主義日本において安定して年収1000万円得られる職業につける可能性が高いので、相対的に不安定で年収期待値が低い予備校講師という職業に付くというインセンティブはないのです。

    こういった中で敢えて予備校講師を目指す人は次の3パターンのいずれかで、①が圧倒的に多い状態です。
    ①残念ながら優秀ではなく他の職業につけない人
    ②優秀であり予備校講師で一攫千金を当てようと考えている人(サラリーマンより遥かに儲かっている予備校講師もいます)
    ③優秀であり予備校講師にやりがいを感じる人
     
  2. 予備校講師になったらどういう授業を狙うか?
    難関大学や難関資格について、①の人は教える能力がありませんが、②と③の人は教えることができます。
    ただし、①が圧倒的に多いので、結果的には①の人が教えるケースが多く存在します

    それに加え、残念なことに、②の人については違うインセンティブが働きます。
    ②の人はお金を稼ぐのが目的なのでお金を稼げる授業を担当しようと考えますが、難関大学や難関資格はお金を稼ぐのにそこまで向いていません。受験者が少ないからです。
    この場合、もっと受験者の多い大学や資格の授業(センター試験・共通テストや私大対策の授業、宅建・行政書士・社労士の授業)をする方が普通に考えると合理的です。なお、難関授業で地位を築いて一攫千金を狙うという戦略もありますが、分の悪い賭けです。

    結果として、世の中の難関大学・難関資格向けの授業は、①で溢れる(②と③はちょっとだけ)ということになります。
    そして、さらに残念なことに受験生が①とそれ以外を区別するのは困難(不可能)です。
     
  3. 予備校講師になったらどんな授業をするか?
    最後に予備校講師になったらどんな授業をするかについて考えます。ここでは生徒が喜び、受講者が増えるような授業をすることが目標になるはずです。
    そして、この観点では「受講者の学力が伸びるか」はそんなに重要ではないということになります。いやいや、「学力の伸びる授業をみんな取りたがるでしょ」というツッコミがあると思いますが、そんなに受験生のリテラシーは高くありません。
    日本はかなり教育水準の高い国ですが、それでも「人間ドッグよりも健康サプリの人気が高い」のが実態です。

    私のような歪んだ人間が予備校講師になったら、期待をあおる誇大広告や不安をあおる扇動広告を出しつつ、授業ではちょっと奇抜な行動を取りつつ人生論を説くなどなどで信者を作り、他と差別化しやすいテーマ講義(試験前集中講義、文法を○日で総復習、これだけで民法の〇〇が分かる)をたくさん出すという戦略(※)を取ります。
    (※)私だったらこうするという一例で、既存の予備校や予備校講師についての意見ではありません
     

このように、特に難関大学・難関資格については、予備校授業はかなり期待値の低い賭けということになります。

逆に言えば、受験者数が多い大学・資格を対象とする入門講座(競争が激しい授業)は当たりの確率が高くなると思います。


一方、予備校(系の出版社)の出す参考書(特に過去問教材)は、結構質のよいものが比較的安価に売られています
おそらくは、予備校の過去問分析結果等のノウハウを流用することで原価が抑えられること、参考書を一種の広告と考えていること(評判のいい参考書を出せば受講者が増えること)、もしかすると予備校としての社会的使命感や正義感などが理由と考えられますが、ここに関しては積極的に活用していくのが良いと思います!
(逆に参考書が市販されていないような資格は、教材購入目的で予備校に行く必要が出てくると思います)

 

こんにちは、ぎんざけです。

 

法律の短答(=マークシート)試験は、行政書士・宅建など様々ありますが、個人的に一番難易度が高いと思うのは予備試験の短答試験です。

なので、今回の勉強法はどんな法律系資格にも活用できます

 

なお、予備試験の短答はおそらく人生で受けた試験で一番いい順位(一桁)だったので、この記事には特に自信があります。

 

短答式の試験はマークシートなので、まずは合格点をもとに何割必要かを計算する必要があります。

270点満点中で160点前後が合格点なので、大体6割あれば良いことになりますが、一般教養というゴミがあるのでこの部分を控除する必要があります。

一般教養は5択の問題20問で60点(期待値12点)ですが、どれだけ悪くても(97.5%(※)の確率で)6点以上は取れます。

(※)97.5%というところは後述します(別記事も参照)

 

なので、一般教養を除いた法律科目210点満点中で154点とればいいという事になり73.3%が合格ラインになるということになります。

ここで重要なのは、73.3%の確率で本番に挑むと受かっても落ちてもおかしくない(50%の確率で落ちる)ということになります。

ここで、どのくらい余裕を持てば安全かということになりますが、結論としては81.3%正解する実力があれば確実に(97.5%の確率で)短答に合格します(予備試験の法律科目の問題が100問ある前提です)。

 

他の試験だったらどのくらいの実力が必要かという点は、以下の記事でマークシート全般について書いているので、こちらを読んでみてください。

 

 

さて、次に具体的な勉強方法ですが、試験で出題される分野と自分の勉強時間を合わせるのが一番効率的です。

具体的には、民法で例えると、代理と対抗要件が一番良く出るならそこを一番長く勉強し、根抵当権はそんなに出ないならちょっとだけ勉強するというイメージです。

この説明を聞いて多くの人は当たり前だと感じると思いますが、実際に自分の勉強時間を調節するかは結構難しい。自分の勘でよく出そうなところを中心に勉強する方法は多分上手く行きませんし、予備校の講座もお金と時間がかかります(少なくとも短答で使うのはコスパが悪いです)。

 

そこでおすすめなのが、短答の問題をランダムに解く方法です。ランダムというのは厳密な概念なので、必ずエクセルの乱数を使ってください

具体的には、過去問10年分の問題が300問あったとしたら、1~300をランダムに並び替えた乱数表を作って、その乱数表に沿って問題を解いていく形になります(イメージ写真を貼っておきます)。

 

<実際のやり方>

乱数表に沿って毎日5問~10問ずつ問題を解いていきます(解き方は後述します)。間違えた問題には印をつけておいてください。

②1ヶ月~2ヶ月くらいで全問解き終わるので、正答率を確認してください。81.3%以上あればもう勉強する必要はありません

③正答率が81.3%以上ない場合は、間違えた問題をランダムに並び替えて再度①の要領で解き直してください

2回間違えた問題のポイントはまとめて(できればエクセルの表)、週2回以上反復を2週間繰り返してください

⑤最後に新しい乱数表(間違えた問題も間違えた問題も全部含むもの)を作って50問解いてください。正答率が81.3%あればもう勉強する必要はありません。

⑥もし⑤の正答率が81.3%ない場合は、残る問題も全部解きなおして③→④に戻ってください。

 

自分で言うのもあれですが、この方法は非常に画期的です。毎日解くランダムな5問~10問は、出題頻度を考慮した「ミニ模試」になっており、出題頻度の高い分野が高頻度で低い分野は低頻度で登場するようになっています。

かといって、一つの分野を一気に解き切ってしまう訳ではないので、時間をかけて記憶の定着にも非常に有効です。

お金もかからず効率的に勉強ができる方法であり、ランダムというのは想像以上に強力な武器になります。

 

 

次に問題の解き方ですが、法律の場合は以下のようになります。

<問題の解き方>

①まず解いてみて自信がない問題は解説を読む。

②解説で出てきた条文(六法で引いてください)判例(最高裁HPで検索してください。全文眺めるのがベターですが要旨を読むだけでもOKです)を読みます。それでも分からなければ基本書(教科書)の該当箇所を読んでください。

③1周目の問題については特にこれ以上何もする必要はありません。2周目以降は間違えた問題のポイントをエクセルの表にまとめます

 

ちなみに私はこのやり方で正答率88%になるまで仕上げ、本番は85%で合格しました。

(81.3%を超える部分はオーバースペックでしたが、結果的に口述対策になりました。口述試験対策は論文試験が終わる頃に投稿します)