予備勉強法③論文に受かる論証の覚え方 | 文系サラリーマン独学勉強部屋

文系サラリーマン独学勉強部屋

予備試験経由で司法試験合格、TOEIC930点、証券アナリスト合格、ITストラテジスト合格
趣味=資格の会社員が文系社会人の独学勉強について書いていきます

こんにちは、ぎんざけです。

 

一つ前の投稿のまとめノートの暗記が終わったら、次は実際に論文問題(過去問、足りなければ演習書)に取り組んでいきます

過去問を後にとっておいてもいいことはありません、すぐに取り組む必要があります!

 

とはいえ、この段階では問題は多分解けないので、問題と解答・解説を読むという形で問題ありません。

そして、解答・解説を読んで、「ここを覚えていたら問題が解ける」というポイントをカードに抜き出してください(1問あたり多くて3つまで)

 

いわゆる論証カードですが、過去問(旧司法試験含む)でこれを作って覚えるという作業が終われば「運が良ければ予備試験に合格する」というレベルに達します

カードのイメージですが、以下くらいのレベル感で大丈夫です。

<サンプル>

表面:後遺症と既判力

裏面:前訴が最終口頭弁論期日までに支出された治療費を損害としてその賠償を請求し、後訴でそれ以後の治療費を損害として賠償請求した場合は、前訴と後訴の訴訟物は異なり、後訴に既判力は及ばない。

 

カードができたらよく切って(ランダムにして)覚えてきます。

わからないものを抜き出して、またよく切ってを繰り返し、全部なくなったらまた最初からやるというのを毎日1科目についてやっていく形で、3ヶ月位すれば8割くらいは覚えられていると思います。

 

ちなみにカードを読んでいて、内容がよく分からなかったら基本書・判例(最高裁HP)で確認してカードを書き直します。カードによっては5回くらい書き直すことになりますが、そういうものです。

特に刑法や民事訴訟法は理論の一貫性が重要なので、違和感を感じたりしっくりしないところは徹底的に潰す必要があります(刑法と民訴の理論が重要な理由は以下の投稿を読んでみてください)。

 

参考に私が作った全カードの分量の写真をつけておきます。国際私法も含んでおり、これを全部覚えたら司法試験受かる(予定)と考えたらそこまで分量は多くないと思っています。