予備勉強法②法律学習のはじめの一歩 | 文系サラリーマン独学勉強部屋

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こんにちは、ぎんざけです。

 

法律の勉強方法ですが、まず最初に基礎固めをする(流れをつかむ)かしないかで、勉強効率が大きく変わります。

ここで基礎固めというのは、民法を例にすると「 ①意思表示、②物権の変動・優劣、③契約債権の成立、④法定債権の成立、⑤債権(契約債権・法定債権共通)の変動・消滅・効力、⑥身分関係の成立・消滅・効力、⑦死亡時の財産・身分関係の変動 」について概要が分かっている状態を指します。

 

そして、重要なのはこの基礎を一番最初に「意味が多少分からないところがあっても暗記する」ということです。

理解してから覚えるなんていうことを言っていたら、多分一生分かるようになりません。

もう一度言います、意味とか分からないでいいので気合で暗記してください!

 

とはいえ、どうしたらいいかという疑問が湧くと思いますが、基本的には①入門的な教科書を読む(※)、②各章を読んだ後に重要そうなところを自分でコンパクトにまとめる(まとめノートを作る)③作ったまとめノートをひたすら読む、という3ステップになります。

(※)できるだけ薄いものを選んでください。既にある程度学習している人は、一から読まなくてななめ読みで大丈夫です

 

まとめノートというと膨大な時間がかかると感じる人がいると思いますが、分量的には1科目A4で3枚~4枚程度でよいのでそんなに時間はかかりません。完全に暗記するために思い切ってポイントだけを抜き出して分量を絞る必要があります。

また、まとめノートが多少間違っていたとしても、勉強していくうちに気づくので、過度に正確性を気にする必要はありません。

 

[2022.9.9追記]まとめノートは流れをつかむのが目的なので、勉強が進んでいる科目は、このステップを飛ばして予備勉強法③からのスタートで良いです。私も、民事実務基礎・刑事実務基礎・国際私法の3科目しかまとめノートは作っていません。

 

サンプルとして私の国際私法のまとめノートの写真を載せますが、このくらいの粗さで全然大丈夫です。

 

まとめノートができたら、必ず週に3回通しで読みます

これを1ヶ月続けるとその科目が少しだけ分かるようになります。この段階で初めて過去問や演習書を解いて身につくようになります!