新潟記念と札幌2歳Sは、「一代で売上高292億円の大企業を築いたオーナー」に注目 | 元JRA馬主・小栗範恭のブログ

新潟記念と札幌2歳Sは、「一代で売上高292億円の大企業を築いたオーナー」に注目

こんにちは。

元JRA馬主で、現在は「パーフェクトホースマンズ」の「馬主情報部」に所属している、小栗範恭(のりやす)でございます。

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さて、話は変わりますが、6月27日(土)のアハルテケS(東京・ダート1600m)を制している、吉冨学(よしとみ・まなぶ)オーナーの所有馬アシャカトブ(牡4歳、小笠倫弘厩舎)は、次走の予定が、9月27日(日)のシリウスSとなっております。

いつもこのブログを熱心に読んでいる方であれば、よくご存知の通り、吉冨オーナーの本業は、福岡市博多区の中洲に本社ビルを構えている、「株式会社一蘭」の代表取締役社長です。

社名から、多くの方がすぐに分かる筈ですが、「株式会社一蘭」は、同名のとんこつラーメン店を様々な場所に展開しております。

吉冨オーナーは、第一経済大学(現在の日本経済大学)に在学していた頃、テレビゲーム販売業を個人で起業し、卒業後の1991年に派遣会社を設立した後、1993年、福岡市南区に、元々あった屋号を引き継ぐ形で、「一蘭・那の川店」をオープンしており、その後、1995年に法人化してからは、

1996年→キャナルシティ博多店、博多サンプラザ地下街店
1997年→小倉駅前店
1998年→天神1丁目店、黒崎インター引野口店

といった形で、福岡県内を中心に、店舗数を順調に増やしておりました。

また、2001年に、関東地区では初となる「六本木大江戸線駅上店」をオープンさせたことを皮切りに、県外にも積極的に進出している上、2013年には、海外1号店となる「香港コーズウェイベイ店」を、2016年には、ニューヨークに「NYブルックリン店」をオープンさせるなど、海外展開も進めており、2020年6月時点の店舗数は「84」、2019年度の売上高が「280億円」、従業員数が「約580名」という企業になっているのですから、同社を成長させた吉冨オーナーは、「飲食業界の風雲児」と言えるでしょう。

なお、JRA馬主としての吉冨オーナーは、2015年から馬を走らせ始めたばかりですが、早くも60頭以上を所有しており、

2015年→1勝・獲得賞金2130万円
2016年→5勝・獲得賞金7232万円
2017年→8勝・獲得賞金9530万円
2018年→8勝・獲得賞金1億2356万円
2019年→10勝・獲得賞金1億3186万円

という形で着実に成績を伸ばしていた上、今年もその勢いは続いており、先週までに「7勝・獲得賞金1億1021万円」という成績を残しておりますが、オーナーは、この数字に満足することなく、アシャカトブでシリウスSを勝つことに全力を注いでくる筈です。

何故なら、吉冨オーナーは、馬主歴が浅いこともあり、まだ重賞を勝てておりませんので、「初の重賞勝ち」が懸かっている、1着賞金3600万円(馬主の取り分は8割の2880万円)のシリウスSに向けて、アシャカトブを管理している小笠先生に対し、どのような指示を出すのかをしっかり見極め、馬券に活かしたいと私は考えております。

そしてここからは、金子真人オーナーが新潟記念に登録しているアイスバブルとジナンボーとポポカテペトル、札幌2歳Sに登録しているソダシについて、私の頼もしい仲間の一人である、「馬主のMさん」が連絡してきた内容をご紹介しておきましょう。

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小栗さんもよくご存知の通り、金子真人(まこと)オーナーは、横浜市の都筑区に本社を構えている東証1部上場企業、「株式会社図研」の代表取締役社長を、少し前まで務めており、現在は代表取締役会長を務めております。

同社は、早稲田大学の教育学部数学科を卒業している金子オーナーが、1976年に横浜市磯子区で設立した「株式会社図形処理研究所」が起源でして、1985年に現在の社名となり、その後も着実に業績を伸ばし続け、1990年に現在の本社ビルと中央研究所ビルを完成させ、1994年には東証1部への上場を果たし、今では、「プリント基板」と呼ばれる配線設計の支援システムに於いて、世界トップクラスのシェアを誇っており、世界各国で5000社ほどの企業に製品を提供しております。

そして現在の「株式会社図研」は、資本金が101億1700万円、従業員数が400名以上となっており、グループ企業は、国内に、「図研テック株式会社」、「図研エルミック株式会社」、「図研ネットウエイブ株式会社」、「株式会社図研プリサイト」、「株式会社ダイバーシンク」などがあり、海外にも、「ZUKEN EAO(欧米に8ヶ所)」、「ZUKEN KOREA Inc.」、「ZUKEN SINGAPORE Pte.Ltd.」、「ZUKEN TAIWAN Inc.」、「図研上海技術開発有限公司」など、合計で20社以上を有しており、連結子会社を含めた従業員数は、1400名以上に及んでいる筈です。

同社が現在も成長し続けているのは、業績を見れば一目瞭然であり、「2020年3月期」の数字は、

売上高:292億9600万円
経常利益:34億8600万円

となっておりましたので、一代で「株式会社図研」を大企業に成長させた金子オーナーのことは、誰もが「経営者の鑑」と認めているのでしょう。

JRA馬主としての金子オーナーは、1999年のスプリンターズSと2001年の安田記念を制したブラックホークや、2001年のNHKマイルCとジャパンCダートを制したクロフネや、2004年のNHKマイルCとダービーを制したキングカメハメハや、2005年の牡馬三冠などGIを7勝したディープインパクトや、2008年のジャパンCダートを筆頭にGIを7勝したカネヒキリや、2010年の牝馬三冠を制したアパパネなどを所有し、現役馬を含めなくとも、素晴らしい実績を残しております。

2015年の金子オーナーは、ラブリーデイで宝塚記念と天皇賞・秋などを制し、フルーキーでチャレンジCを制するなど、「60勝・獲得賞金19億8755万円」という過去最高の成績を残しておりました。

しかし、昨年までの4年間は、

2016年→42勝・獲得賞金13億1663万円
2017年→50勝・獲得賞金10億7268万円
2018年→45勝・獲得賞金12億5552万円
2019年→41勝・獲得賞金15億1005万円

と記せば分かる通り、2015年の数字を超えられていない上、今年に入ってからは、先週までに26勝を上げているものの、獲得賞金は「7億6472万円」と、昨年の同時期(9月1日まで)の「10億5797万円」を大きく下回っておりますので、現在のオーナーは、「賞金の高いレースを勝って一気に稼ぎたい」と考えている筈です。

また、毎年欠かさず「セレクトセール」に参加している金子オーナーは、7月13日(月)~14日(火)に行われた今年の同セールに於いても、2億4200万円で落札した「アブソリュートレディの2019」(牡・父ディープインパクト)や、1億2650万円で落札した「ヒストリックレディの2019」(牡・父キングカメハメハ)など、計15頭の落札に総額11億7150万円を投じておりました。
(落札金額は全て税込表記)

そのため、現在は、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えているのでしょう。

そういった中、今週は、

1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)の新潟記念→アイスバブルとジナンボーとポポカテペトル
1着賞金3100万円(同2480万円)の札幌2歳S→ソダシ

を登録しておりますので、私が金子オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸かった指示を出す筈です。

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金子真人オーナーが新潟記念に登録しているアイスバブルとジナンボーとポポカテペトル、札幌2歳Sに登録しているソダシについて、「馬主のMさん」から届いた報告は以上です。

なお、私が所属している「パーフェクトホースマンズ」では、ホームページ、及びいくつかのブログに於いて、「非常に有益な情報」を包み隠さず公開しております。

そこで、「馬券で儲けたい」と真剣に考えている方には、「パーフェクトホースマンズ」のホームページはもちろんのこと、私のブログや、他のブログを毎日欠かさずご覧になることを推奨しておきましょう。

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本日は以上です。

小栗範恭でした。