★ワルプルギスの夜★

★ワルプルギスの夜★

つれづれなるままに・・


テーマ:
一昨日、ようやく脳内が北イタリアから帰国したので、
劇場観賞の時に笑いを押し殺していたシーンを
思い切りバカ笑い&画面にツッコミを入れながら
『コードネームU.N.C.L.E.』を観た(CS放送の録画)

何てお洒落で、楽しくて、キュートでラブリーな映画だろう音符
今更ながら、Amazonへ飛んでDVDをポチってしまった

・初見レビュー→世界一、回転木馬が多い街

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そもそも、この映画のイリヤ萌えで
アミハマが大好きになったんだけど
CMBYNの後に再見すると、更にヨイラブラブ

そして、劇場観賞時には知らなかった
3つの事実を今回知った

実は『コードネームU.N.C.L.E.』は
興行的には大コケした赤字作品だった

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先日『バトルシップ』を再見した時に
確かコレ日本のファンに人気だけど、
米国では大赤字で、主演のテイラー・キッチュは
『ジョン・カーター』でも記録的な赤字を出したんだよなー
何て、冷やかしにググってみたら

何と、歴代ワーストに『コードネームU.N.C.L.E.』も汗

そして、こちらは衆知の話だけど
アミハマとジョニデ共演の『ローン・レンジャー』も
堂々ワースト記録を打ち立てている(約△150億円)

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アミハマは2作の赤字続きとイリヤ役について
オリジナル(ドラマ版)のイリヤ・クリアキンとの
イメージのギャップをSNSで散々取り沙汰されて
かなり凹んでいたらしい

それでも、アーミーが各種コミコンに参加すると
今でも必ずU.N.C.L.E.の続編について質問されるそうだ

ファンは、ずっと待ち望んでるんだなぁ
私だって、ソロイリのちぐはぐだけど
ナゼか帳尻が合っちゃうコンビネーションを再見したいし
いつも寸止めだったギャビーとの関係の進展が観たいひらめき電球

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そして、実はこの作品、ナポレオン・ソロ役は
当初、トム・クルーズに決まっていたのだとか
(ギャビー役のアリシアがトムクルーズも交えて
事前の打ち合わせで4時間ほどお喋りしたと話している)

確かにスパイ役が被るし『M:I-5』の撮影スケジュールの
都合上、降板になったと言われてるけど‥

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ソロ役を務めたヘンリー・カヴィル(185cm)と
アミハマ(196cm)の↑この伸長差を見れば
トムちん(170cm)は降りて良かったのかもね
(右端のデビッキ様は190cm!)

カヴィルとアーミーの相性がすこぶるイイ感じだし
アーミーとアリシア(168cm)の伸長差も良いアクセントで
結果オーライだと思う

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最後に、これは凄いな~と感心したのだけど
この手の作品で多用されるCGはあまり使われて無くて
ほとんどが実写だったと言うこと
メイキングの動画を観て、ウヒャあせるとなった

冒頭のカーチェイスも本物なら、ボートでの逃走劇も実写
あまりスタントマンを使わず、俳優本人が身体を張って
アクションに臨んでる場面が本当に多いし
リアルに建物を爆破してるんだな爆弾

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ガイ・リッチー監督の作品は、何と言うか
あまりクオリティーが安定しないんだけど(←エラそう)
映画と俳優に対する愛情が、ちゃんと画面から
観客に伝わって来る気がするので
辛抱強く待ってるから、絶対同じキャストで
『コードネームU.N.C.L.E.』の続きを撮ってよね!!











<オマケ>
たとえ、興行的にコケたとしてもブレードランナーの様に
長くコアなファンに愛され続けて、
34年後に作品の影響を受けた監督が
続編を撮る事もあるので簡単に諦めちゃイケナイが

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どうか、私がボケない内に、
いや、キャストが旬な内に続きを撮って欲しいものだw
(出来れば、アリシアが産休に入ったりする前にね!)

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テーマ:
昨夜『サバービコン』の上映券を求めて
チケットカウンターの前に立っている時
横のシアターから、ピアノの旋律が洩れ聞こえて
思わず、衝動的にドアを開けて上映中の
『君の名前で僕を呼んで』(以下CMBYN)を観たくなった

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録りためてたドラマとかレンタルDVDや他の公開作を
ほぼスルーしてGW中に何度もこのシアターに足をはこび
遂に、5度目は吹替版のCMBYNまで観ていた

毎回終幕の時点で満足していたはずが、
数日後には、空腹に堪えられない様にまた観たくなり
常に、劇中で使われていた曲が1日中
ランダムに頭の中をグルグルしていると言う
(サントラ買う必要ナシ)かなりヤバい状況に陥っていた

・CMBYN レビュー②→僕の名前を何度呼ぶ気?

一体、何がそんなにツボなんだろう?

既に、他国では11月に公開になって絶賛されていたので
レビュー用の画像を拾っていると
主演2人が各メディア(特にトーク番組)の
インタビューを受ける画像や動画を大量に見掛けた

「この作品ならPRして歩くまでも無いのに‥」
その時には、こんな風に思ったものだ
黙っていても、観た人達がどんどん拡散するだろうと

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しかし、監督&主演2人は今年の3月末まで
15ヶ月もの間、この作品のプレスツアーで
世界中を飛び回っていたらしい‥

私は、映画のメイキングを見たり、
出演者のインタビューを読んだりすると
作品そのものから受ける印象が変わる気がして
日頃は、あまり触れない様にしている
(DVDのコメンタリーも滅多に聞かない)

だけどCMBYNに限っては
エリオとオリヴァーを演じた2人の話を
聞いてみたくて堪らなくなった

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劇中、エリオ役のティモシー・シャラメ(以下ティミー)は
アーミー・ハマーが演じるオリヴァーに
「ガチで恋しているんじゃない?」と思うくらい
演技とは思えないほど熱のこもった眼差しを向けていたし
受け手のアーミーも、ティミーの熱が伝染したように
心を奪われているみたいに見えて仕方なかった

実際、ティミーは撮影が始まる6週間ほど前から
イタリア語とピアノのレッスンの為にロケ地に入っていて
半月ほど遅れてアーミーが現地入りし
すっかり地元の若者たちにも溶け込んでいたティミーが
ロケ地のクレマを自転車で案内したと言う
映画と同様のシチュエーションだったらしい

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しかも、その地で英語を話すのは お互い2人切り
年齢差も関係無く、とても2人の相性が良かったので
自然と撮影への準備が整って行ったという

アーミーにとって、CMBYNは自分の結婚式のビデオの次に
お気に入りの映像だと言い
観客がたっぷりと酔う2時間余の情景は
当時の撮影現場のダイジェストを見る様な感覚だと話している
自分たちは、その素晴らしい場所に週7も居たんだと

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また、ティミーは「撮影終了後のデトックスに
約1ヶ月を要した」とどこかに書いて有った

あの濃密な時間は、やっぱり、
一種の“リアル”だったんだねぇ

原作は、現地イタリアでは人気の高い小説なので
なるべく忠実に映像化したいと
監督はじめキャストも作品をじっくり読み込んで
その世界感をしっかり作り上げてから撮影に臨んだらしい

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どこを切り取っても、絵葉書になるような風景や
原作からイメージされるまま調度が整う美しいヴィラ
美味しい食事をとり、毎夜語り合って家族の様に親密に
皆で過ごして来た撮影期間が終わりに近付くと
アーミーは、次第に不機嫌になり
内に籠るような態度を取って監督を怒らせたらしい

実は、監督は絵に描いた様なイケメンで人当たりの良い
アミハマの内面を見抜いて撮影期間の内に
彼の殻を破ってアーミーの中の「エリオ」を引っ張り出し
あの、ごく繊細な演技を撮影したのだとか
(どんな手法だったかは分からないけど)

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結果、「撮影地や監督に恋した様な離れがたい気持ちになって
次作に監督の心が移っているのでは?と嫉妬さえ感じた」と
アーミーは撮影終盤の心境を語っている
(その発言を読んでから、再見すると‥!)

きっと、出演者が恋をした作品に
観る側も恋をしてしまうんだろうなぁ









<オマケ>
『HOMELAND2』でも『インターステラー』でも
既に、ティモシー・シャラメを観ていたにも関わらず
全くアンテナに引っ掛かっていなかった

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恋愛すると女の子は綺麗になると言うけれど
彼をここまで“美人”に変えた恋の影響力には畏れ入る

そして、撮影後15ヶ月もニコニコとプレスツアーで
世界中を一緒に回った2人のプロ根性にも‥!

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↑ツアー中、ちょっとヤサグレたアーミーw


テーマ:
『君の名前で僕を呼んで』(以下CMBYN)の観賞後
一週間ほど浮わついて、心が北イタリアに飛んでいたので
同日公開の『アベンジャーズ・インフィニティーウォー』は
すっかり「LATER!」ってカンジで過ごしてた

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それでも、金曜は『ラブレス』の最終上映日だったので
CMBYNの観納め(何度そう思ったか!)の後に行ったところ
文字通り「愛情の欠落」と言う対極の作品で

陽光降り注ぐ楽園の恋物語 → 極寒のロシアで我が子への
愛情が欠如した家庭を突然襲った救い難い悲劇と言う
心理的体感温度差約50℃ダウンを味わって

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このまま、オドロ雲を背負って帰りたくないなぁ‥と
思い切って、久々3本目のハシゴを決め
「佐野っす」とのインフィニティな闘いの場に赴いた∞

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しかし、予習不足の私が悪いんだけど、
これって、いわゆる「上の句」だったのね⁉︎

ウィンターソルジャー以降、このシリーズに目覚めて
健気で愛すべきスパイディとか、ようやくタイカ監督で
はっちゃけたソーのシリーズも好きになって来てたから
かなりモヤ〜ッとした気分で家路につく事になってしまった汗

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キャップたち生身で闘う組はモブのクリーチャー1匹1匹に
ずいぶん手間取り過ぎじゃないかと思う一方、

ストレンジ先生たち魔法使い組のテクや
アイアンマンのスーツがハイスペックになり過ぎて
何でも有りなの???と、どこまでが限界で
どこが弱点なのか分からないからハラハラする事も
爽快感もないままボ~っとして観ていた

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↑どさくさに紛れてアベンジャーズ入り、許すw
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結局、いつ面白くなるんだろうと観ている内にエンドロールが‥
最強と言われるヴィランの冷酷さとヒューマニティの
線引きもイマイチ不透明で、特に怖さも感じられず
「?」で頭が占められたまま帰宅する事になった

しかし、マーベルも思い切った作品を撮ったものだ
まあ、ドル箱ヒーローを手放す訳は無いから
「下の句」で一気に回収するんだろうけど
アントマンの展開で、何かヒントがもらえるのかしら

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ちなみに、ネビュラのカレン・ギランはジュマンジのあのコ!










<オマケ>
マーベルのスタッフに心から感謝しているのは
『スパイダーマン/ホームカミング』のオーディションで
最終選考まで残ったトム・ホランドと
ティモシー・シャラメの選択を誤らなかったことだ

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2人の若い俳優の聡明さや確かな演技力に加えて
メンタルの健やかさや善良なところ、身体能力の高さなど
本当に、甲乙つけ難い魅力を持っているけれど

適材適所で言えば、愛すべきピーターパーカーを演じる上で
トムホほど屈託なく、キュートでキレの良いスパイディは
絶対、他にいないんじゃないかと思う

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ホムカミってシャンシャンの動画と同じくらい
観るといつも幸せな気分になれるもの
(トムホのハイトーンボイスが堪らんラブラブ)

★トムホのスパイダーマンオーディション映像→🎦
(ティミーのオーディション映像も観てみたい!)

そして、もし新しいスパイダーマンに
ティモシーが選ばれていたら、
彼のピーターパーカーも、きっと、とても素敵だろうけど

どうしても、ジャスティスリーグのフラッシュこと
エズラのバリーアレンと被っちゃう気がする
(チーム内のキャラの位置づけも近いし)

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似たタイプの美少年だからねぇ‥

そして、
私たちは、あの“エリオ”に出会えなかったんだよね‥
(↑結局、CMBYNの話しに戻るんかいw)

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テーマ:
最初に言っちゃうけど、前の記事のタイトルで
「パンツ被っちゃうほど‥」ってのは間違い

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3回目の劇場観賞で ようやく
「パンツじゃないや、水着だ!」と気づいて苦笑いした
(まぁ、どちらにしてもエリオのやってる事は
アブノーマルな行為に変わり無いんだけどね)

ティモシー・シャラメと言う俳優が凄いのは
エリオのそうした酷くカッコ悪いところや
女子に対する態度の無神経さを度外視して
あぁ、何て愛しい‥!と思わせるところだ

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大好きな相手の前で、鼻血を出したり、酔って吐いたり
(桃の扱いとか‥!)
初Hした女子に「3日も連絡くれない」と言われて
ロクな言い訳も思いつかず、取り繕うのも放棄するとか
(だって、悪いけど、今それどころじゃないんだ僕‥!)

3度目の劇場観賞後、一晩で原作本を読んだ本
(GW中ならではの無謀な貫徹)
その後2日仕事して、昨晩は久々『ブロークバックマウンテン』を観賞

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もう、自分が「腐」の人かどうか分からなくなってたけど
やっぱり違う事が分かった

私が愛する作品
『ブロークバックマウンテン』も
『シングルマン』も
『君の名前で僕を呼んで』も
よく観ると純粋な同性愛の映画ではなくて

主人公が運命の相手に出会った事で
それまでの婚約者や元カノや女友達との関係とは
全く別次元の恋に落ちる
「もう、彼のいない人生なんて考えられない」と言うように

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いずれも時代背景は同性間の恋愛など認められない頃
(世間に知られれば、犯罪者か精神病患者として扱われる)

身も心も、二つに引き裂かれながら
2人の思い出を糧に前に進む事を決意する者
相手のもとに旅立ってしまう者
20年の月日を経て、出会った頃に回帰する者

それぞれ、相手と共に過ごした濃密な時を
かけがえの無いものと愛しく抱きしめる
そして、3作とも彼らを取り巻く思い出のシーンは
画面の隅々まで、本当にため息が出るほど鮮烈に美しい

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『君の名前で僕を呼んで』の原作本は映画よりも
相当エグいところまで書き込まれているけれど
映画は、小説のエッセンスを残しつつ
作品の真意を完全に尊重して(お父さんが傷心の息子に
語り掛ける場面の台詞はほぼ原作のまま)
二人の美しい時間を上手にすくい上げ
画面に焼き付けている

そして原作では、二人の20年後まで描かれているが
映画が、あのシーンで締めくくられるのは正解だと思った

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ギリシャ彫刻の様な容姿の二人が
神話の世界から、この世に抜け出して来たみたいに
北イタリアのきらめく陽光と水辺とたわわに実る果実の庭を
短パンと自転車で駆け廻る

私がラストシーンより涙腺が緩むのは、
オリヴァーと別れた後、駅のベンチで途方に暮れて
とうとうエリオがママに電話する姿だ

あれほど恋人と情熱的な夜を重ねて
小悪魔な表情も覗かせていた同一人物とは思えないくらい
幼く頼り無い

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胸キュンなシーンは数々あるけれど、
お互いをそれぞれの名前で呼び合う夜を迎える前
嬉しい事が有ると思わずクルクル回っちゃうエリオは
仔犬の様に可愛らしく、相手からのメッセージの紙片に
そっと唇を寄せる仕草はまるで恋する少女だった

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「どうしたんだ?」
「一緒にいたくて‥あ、でも、戻るよ」
「君は、いま僕がどれくらい幸せか分かるか?」

初回の観賞は、エリオが初めて味わう恋のドキドキと同調ドキドキ

2度目は、いつからオリヴァーが
エリオを見つめていたか知っているから
自分を慕って一途に情熱をぶつけて来る少年を
心から大切に思い、自制し、必ず訪れる別れの時への予感を
少しずつ苦い薬を飲むよう味わっている姿に
胸がキリキリ痛んだ

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彼には、エリオの様に励まし支えてくれる両親がいない
2年越しの彼女と全く新しい生活を迎える事でしか
恋しくて堪らない少年の空白を埋める術はなかったのだろう

3度目の観賞は、もう一度エリオの目線で、

初めての恋を知った、あの時、あの瞬間の
空気を、音を、眼差しを、痛みを、喜びを、

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「何ひとつ忘れない」
そう囁いたオリヴァーの言葉と生きて行く
今は、まだ父のメッセージを頭で理解出来ても
感情が追いつかないくらい苦しくて、胸が痛いけれど

僕が彼に差し出した全てと、彼が僕に与えた全部
残らず抱えて生きていく
僕が彼で、彼が僕だった時間を

「エリオ!」

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〈オマケ〉
初回鑑賞で『ブロークバックマウンテン』と
ほんのり同じテイストを感じたのは、大切なアレ

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原作では、被った水着も欲しがってたけど
サスガに貰えたのはシャツだけだったw











テーマ:
今年イチ期待していた作品が
予想を超えていた時の多幸感をどう伝えたら良いのか

その映画を観ている最中に
もう一回観に来る事を考えてしまう位
一度では味わい尽くせず、受け止め切れない気がしていた

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作品に対する期待値が高過ぎると、往々にして
自ら設定してしまったハードルを越えなければ
「結局、予告映像が作品中のベストじゃないか」と
虚しい気持ちで劇場を後にする事も有るけれど

『君の名前で僕を呼んで』は
予告で高められた期待より、更に本編が素晴らしいと言う
私にとって、至福の映画だった

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主演のティモシー・シャラメは、少年でありながら、
観る人誰もが初恋の頃の自分をその姿に重ね合わせ
思わず抱き締めたくなる様な、切ない気持ちを呼び起こす

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17歳のエリオは、この夏 美術史学教授の父親の助手を勤めに
北イタリアの別荘を訪れた大学院生のオリヴァーを
自信家で鼻につくアメリカ人だと思おうとしていた

本当は、初めて一目見た時から感じていた気持ちを
安易に肯定してはいけないと自分の中の何かが
慌ててフタをしてしまっていたのだけれど

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そんな彼の胸の内を知ってか知らずか
オリヴァーは、街の中を自転車で案内するエリオを
「じゃあ、また後で」と実に素っ気なく
途中で置いてきぼりにして去って行く

これから、6週間共に過ごす父親の24才の助手を
どう、自分の中に据えたらいいのか
こんなに置きどころに迷うことは今まで無かったと
困惑してしまうエリオ

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それが、恋の始まりだと本能的に感じ取っていたけれど
何人かのフランス人の女友達とも親しく過ごす彼は
気付かない振りをして、遣り過ごそうとしていた

もし、この夏がどの年とも違う、
一生忘れがたい宝物のような思い出と
深い傷痕を胸の奥に遺す季節になると知っていたら
果たして、少年はそうしていただろうか‥

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物語の前半、相手の気持ちを知るまで
まるで、仔犬が自分のシッポを追いかけて
グルグル回ってしまうみたいに
滑稽なほど、ジタバタしている主人公のエリオ
しかし、その繊細で天の邪鬼な姿も実に愛おしい

「キツイ言い方をしてしまった」
「嫌われているかも‥」

誰かを好きになった時、想いを上手く表現出来ず
過剰反応と自己嫌悪で死にたくなる事なんて

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実は誰もが、100回くらい通り抜ける道のりなのだと
教えてあげたくも有り、又その感情を大切にして欲しいと
黙って見守りたくもなる

普通に息をするのも辛くなるくらい
胸苦く誰かを好きになってしまった時に
相手も同じ気持ちで自分を見詰めていた
それは、本当に奇跡みたいな出来事なのだけれど
生まれてからの歳月が2巡もしていない者は
ほとんど、その事実を知らない

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そして、それほどの想いが通じ合う事は
神様の祝福を受けたような確率なのだと知る由もない

例えば、主人公のエリオと同様に若く
多感な時期に観た人は、作品のありのままを
率直に胸に焼き付ける事だろう

エリオを見守る両親の様な年齢の者は、自らの思い出に浸り
主人公の親の眼差しや言葉に、深い深い愛情を見る

人一倍ナイーブな我が子の善良で無垢な魂が
運命の相手を選び取り、特別な絆を結ぶ
それが例え同性であったとしても
何も否定すべき事は無い

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相手も又、同じく善良で純真で
我が子と共鳴する知性と感性を備えている者であれば
その奇跡の出会いまで、息子を育み導いた
自分たちを誇りに思って良いだろう

邂逅の瞬間に立ち合い、その後の彼の傷を癒す
何者にも代えがたい存在となる両親に
秘かに嫉妬すら覚える作品だった

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<オマケ>
この映画のレビューの多くが同性愛の作品と言うより
誰もが抱く「初恋」の甘くて酸っぱく
手酷くビターな後味まで余すところ無く描いた
素晴らしい作品だと言っている

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ただただ、匂い立つように五感に訴える映画なのだ

水遊びの後、寝転ぶ川べりの草いきれや
自転車で走る乾いた道の砂ぼこり
熟した果実の滴り
冬の朝、音も無く落ちて来る雪の冴えた匂い
あたたかく暖炉ではぜる薪の薫り

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主人公の頭の中で鳴り続けているピアノの旋律や
自然に身体が動き出すダンスのBGM
夏でも震え上がるほど冷たい高山の水を湛えた川
たっぷりと陽が当たった洗い立てのシーツや
綿シャツを撫で、羽織る感触
肌に馴染んだTシャツの背中に回された
大きな大きな手のひら

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いつもの千倍敏感になって、何もかも残さず受け止め
全て記憶に刻み込もうとする恋するエリオの一途な表情と
そんな彼を包み込むオリヴァー
(主演のシャラメが182cmもあるのに
彼が小枝の様に見えてしまうアミハマの存在感!)

LGBT作の範疇に押し込める必要は無い
この作品こそが、そんな境界線を軽々と越える
普遍の初恋の物語なのだ

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相手のパンツ被っちゃうくらい意味不明で
予測不能な恋に陥る感覚を思い出したければ
今すぐ、劇場へひらめき電球

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