「なおエ」と「なおド」と3月に観た映画 | ★ワルプルギスの夜★

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つれづれなるままに・・

3月は、あまりにも忙しくて
劇場に足を運ぶことが出来たのは『DUNE2』の先行上映だけだった
おかわりしたい気持ちをグッと堪えて
ひたすら仕事に打ち込んでいた




そんな時、朝イチのワイドショーで
オオタニのホームラン⚾️のニュースを聞く事が
この時期の励みと言うか、
今日一日頑張るゾー✊の心のよりどころだった

「なおエ」は、
いくら大谷が絶好調で得点を重ねても
「なお、エンゼルスは試合に敗れた」と言う
昨年までの“あるある状態”を表したスラングで、
「なおド」は、大谷が絶不調で打てなかった間
チームメイトの大活躍で連勝していたドジャースかな
(大谷が復調したけれど、何故か負けちゃうドジャースも?)





大谷翔平のドジャース初本塁打が出る前は、
WBCでホームランを量産する大谷を横目にアセアセしていた村上を思い出させられる場面が多かった
ロバーツ監督は大谷の打順を少し下げて

ベッツから離してやりゃあイイんじゃないかとか
MVPトリオは一旦解散して、調子が戻ったら再結成したら?

なんて素人考えで見ていたけれど、

謙虚なオオタニは、いくら世間が彼を祭り上げても
自分を見失う事など無かったし
WBCの優勝からこっち、
ドジャースに入団して、結婚もすると言った人生のピークから
突然、奈落に突き落とされても
淡々と、そこから這い上がって来た





一連の騒動が

「パートナーを完全に交代する機会だったのかもしれないなぁ」

と思わされるほど

“人生何周目?”な、頼もしさを感じる存在になっている



【3月に観た映画】

TSUTAYA
📀 コンフィデンシャル:国際共助捜査
2023年韓国
イ・ソクフン監督
ヒョンビン主演

アマプラ
💻 クーリエ タイムリミット60HOURS
2011年米国
ハニ・アブ・アサド監督
ジェフリー・ディーン・モーガン主演

アマプラ
💻人生の動かし方
2019年米国
ニール・バーガー監督
ブライアン・クランストン&ケヴィン・ハート主演

アマプラ
💻最強のふたり
2011年仏国
エリック・トレダノ監督
フランソワ・クリュゼ&オマール・シー主演

ユナイテッドシネマ札幌
🎦デューン砂の惑星PART2
2024年米国
ドゥニ・ビルヌーブ監督
ティモシー・シャラメ主演

GEO
📀マッシブ・タレント
2023年米国
トム・ゴーミカン監督
ニコラス・ケイジ主演

アマプラ
💻不機嫌な赤いバラ
1994年米国
ヒュー・ウィルソン監督
ニコラス・ケイジ主演

GEO
📀D坂の殺人事件
1997年日本
実相寺昭雄監督
真田広之主演

Netflix
💻スペースマン
2024年米国
ヨハン・レイク監督
アダム・サンドラー主演

GEO
📀あさがくるまえに
2014年ベルギー・仏国
カテル・キレヴェレ監督
タハール・ラヒム主演

GEO
📀ヒマラヤ杉に降る雪
1999年米国
スコット・ヒックス監督
イーサン・ホーク&工藤夕貴主演




「人生の動かし方」は、
オリジナルの良さをことごとく無視した
ハリウッド・リメイクの失敗作じゃないかと思いながら
観終えた直後に、オリジナルの「最強のふたり」で口直しした


一言で言えば、障害者となって殻に閉じこもってしまったセレブと

介護者の若者の絶妙なケミストリーから生まれる

心潤わせる成長譚なのだけど

何と言っても、オマール・シーのフレッシュで圧倒的な魅力に
ケヴィン・ハートが太刀打ち出来る訳が無く
会話の妙やエピソードにおいても🇫🇷のセンスに🇺🇸が完敗していて
社会人と小学生くらいの差を見せつけられる

ハリウッド・リメイクに有りがちなのは
物語を整理したり、解説を加え過ぎて
オリジナルの良さを殺してしまう事だと思う
多民族国家だから、誰にでも判り易く手を加えてしまって

「行間を読む」とか
作り手と観客の「言わずもがな」な阿吽の呼吸を損ねているのだろう


いつか、「ハリウッド・リメイク凄え!」と感心するような作品に巡り会いたいものだ