以前は大得意だった、コイ(停座及び招呼)をやらなくなったしげ丸さん。
思い当たるの大きな原因は、
普段の生活で、「コイ」を多用してること。
普段の生活では、コイで、しげ丸が来なかったとしても、人間が気にしていない。
口癖のように、「コイ」て言ってるわ、私。
「コイ」に対して、人間がいい加減になってる。犬って、そういうの簡単に読み取るんだよねー。
犬は、人間の鏡のようです。
そいで、訓練士さんと考えた策は
まず、普段の生活で、人間が、簡単にコイを使わないこと。←もうこれ当たり前のことね。
次に、コイのインセンティブを大きくする。
ご飯のうつわに、ウェットフードを入れて、
コイで来たら、そのフードをガツガツ食べられるようにする。
手からもらうより、器からガツガツ食べられる方が、犬はうれしいんだそうだ。
なるほどな。
こんなことも、犬の習性としてあるのか。
と、私は本当に犬の習性を知らないなと思う。
というわけで、しげ丸のご飯のうつわと
ウェットフードを持って、散歩にGO。
ちなみにウェットフードはこれを使いました。
缶に比べて、持ち出しやすく、
器に入れるのも、袋からグニュと入れられるので、訓練に最適かも!缶は家だといいけど、
外では面倒だからね。
さて、この結果ですが。
しげ丸の眼の前で、器にフードを入れる。
待てをさせて、私、器持って離れる。
しげ丸、何度かフライングする。
夫に、しげ丸のロングリードを軽く持っていてもらう。
私、再度、離れる。夫がリード持ってくれているので、しげ丸に背中見せて、10メートル離れる。
そして、呼ぶ
コイ!
しげ丸、ダッシュで走ってくる!!!
大成功〜〜
って、数回やったところで、今日は終わり。
いいところで、終わらせました。
で、それを見ていたハナちゃん。
すぐ近くの杭につないでいたのですが
私も私も私もと、グイグイこっちに興味を寄せてくる。
お!チャンス!
ささっと、ロングリードを、ハナに付け替えて、しげ丸と同じように、トライ。
ハナは、何度もフライングするので、最初は3メートルぐらいから、そして最後は5メートル離れるところまで、待てるようになった。
コイと呼ぶとダッシュで来る!
そこで、そのままこのウェットフードを使って、脚側行進、常歩行進中のフセ、座れ、
8の字股くぐり、股くぐり歩きなどを、
やってみたら、
出来る!
精度は悪いけど、注意は私の方に向いてる。
しっかり向いてる。
今日はこれで、いい!と直感。
ハナはしげ丸に比べると、落ち着きがない。
でも、それは良く言うと反応が速い。
なので、私がしげ丸のタイミングで指示を出していると、ハナの集中は、よそに流れてしまう。
今は、精度は求めないで、リズム良くパッパッと、進めていくのがいいな、と感じた。
これ、以前に、訓練士さんが言っていたヤツやん。
犬は人間に比べると数段に反応が速いので、人間のリズムでやると、犬は、指示待ちになって、意識がフラ〜っと他に行く。
それなのに、この犬は言うことを聞かない、集中してくれない、と怒る飼い主がいる。
人間がトロいだけなのに(😡)
今日は、その話が実感になりました。
これまでハナの訓練がなかなか上手くいかなかったのは、ハナのスピードに私が合わせられてなかったからか。
ハナは、パッパッと進めていけば、ルンルンと付いてくる。
いや、ほんと、楽しそうにやる。
訓練を楽しそうにやるハナは、すごい才能の持ち主なんでは?
この犬、訓練やっていけば、フリスビー大会みたいなアジリティー出来そう?
ハナのエネルギーを訓練やドッグスポーツに向けることが出来ればーーー
イキイキと走り回るハナが目に浮かんできたー。
それまでの道は遠いしハードだと思うけど、
やりたいな、って思った。
犬の訓練は面白い。
今や無職になって持て余している高い知能や運動能力を、訓練に向かわせる事が出来れば、
昔、仕事をしていたときのようなイキイキとした犬を見られるかもしれない。
昔、人間の狩りの相棒を努めていた頃、柴犬達は、きっと得意満面で、山を走り回ってたんだろうな。
自信に満ち溢れる顔してたんだろうな。
しげ丸ちゃん、なんて呼ばれず、
しげ丸号と呼ばれてたかも。
こいつがいないと狩りできないんだわ、って飼い主が話すのを、横でツンで聞きながら、自慢の胸を張ってドヤ顔してそう![爆笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)
![爆笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)
なんかね、今日はそのような大きな妄想をした私でした。
あー、発端は、コイ大作戦でしたね。
顔がカワイイから、どうしてもナデナデして可愛いがりたくなるけど、
ぬいぐるみじゃないんだよね。