先月、韓国観光公社ブログ記者団ツアーでテンプルステイを体験して来ました。
1泊2日と日帰りとを選択できたのですが、小心者の私は日帰りテンプルステイを選びました。
場所はソウルの中心である鍾路駅からほど近い場所にある曹渓寺(チョゲサ)です。
チョンノ・アングン・カンファムンはとてもよくいく場所なのに、ここにお寺が存在しているなんて
全然知りませんでした
![焦](https://emoji.ameba.jp/img/user/na/namida-egao/28908.gif)
立派な入口です。日本のお寺に比べるととても派手ですね
![nipa*](https://emoji.ameba.jp/img/user/pi/pink---rose/42962.gif)
入口のすぐ近くにはテンプルステイの受付があります。
韓国内でテンプルステイを実施しているお寺がいくつかありますが
こちらの絵がテンプルステイ公式マークになるそうです。
人の周りに山と木(緑)と動物(鳥)
韓国の昔の建物は天井がとてもきれいに装飾されています。
この風景よく目にしますが、とても好きな光景です。
信者の方たちによるお経の読み上げが行われていました。
こちらの中でテンプルステイ体験をするのだと思っていましたが
日帰りテンプルステイの会場はこの建物の横にあるビルの1室で行われました。
季節ごとに広場ではイベントが行われるそうで、この日は蓮の花祭り開催中でした。
本堂からみえる大きな大仏様
テンプルステイ用の上着を借りてスタートです。
日帰りの場合は上着のみで、1泊2日コースにすると下のズボンも借りられるそうです。
今回、担当をしてくださったのは30代の若い尼さんでした
ご実家が仏教を信仰していらっしゃり、小さい頃からお寺に行っていて、将来(歳をとったら)尼さんになりたいと
思っていたそうです。18歳の時に転機が訪れ、19歳で出家されてから14年ほど仏教の世界に身を置いていらっしゃるということでした。
座禅についてと韓国式の挨拶を教えて頂きました。
韓国ドラマなどで出てくるあの挨拶・・・・見てると簡単そうでしたが、意外と難しい
髪の毛ボサボサになりました
目を閉じて呼吸だけに集中するという座禅。
呼吸だけに集中することによって体も心もリラックスします。
この原理はインドヨガに似ている気がします。
日本に住んでいた頃に通っていたヨガでは瞑想の時間が比較的多くて、ヨガ後は
リラックスできてとても好きな時間でした。
韓国に住むようになって、ヨガを取り入れた生活から遠ざかってしまいましたが
テンプルステイでまた座禅=瞑想することで日々の喧騒から一瞬だけ抜け出すことが
できたので、自宅にいるときもやってみようと思います。
そして、塩曼荼羅(しおまんだら)を教えていただきました。
仏教の教えである世の中にある形ある全ての物はいつかは消えてなくなるということの体験です。
願いを唱えながら、出来上がった塩曼荼羅を崩していきます。
最後に茶談を行いました。
お茶の専門家が私たちの為に蓮のお茶を準備してくださり、尼さん自ら取り分けてくださいました。
お茶もおいしかったし、お菓子もとてもおいしくて、目の前にあったおかわり頂いて
しまいました
日帰りだったせいか、思っていたテンプルステイよりもかなりゆるい感じで終わりました。
仏教とはなんぞやということを大きくお話しいただき、体験する約3時間のプログラム。
もしもまた機会があれば今度は1泊2日も行ってみたいな