サクラ完成です
コロナにおける緊急事態宣言は継続することになり、まだまだ先行き不透明であります。いつになったらいつもの年のように、桜に浮かれて普通に花見ができる状況になるか、まったく見通せません。それでも桜の季節に憧れて、サクラのシーグラス・フラワーを一足先に完成させました。
シーグラス・フラワーは、失敗も多く、いままで何度も作り直しをしています。しかしながら、今回のこの桜に関しては、作り直しがなく、作った本人も一度で満足できるものができました。色としては、よくピンク色を思い浮かべる桜の花びらですが、実際の桜は思ったよりも白色で、シーグラスが持っている不透明な白色に似ています。つまり、ピンク色に見えるのは、真ん中の花粉が赤で、その結果全体としてピンク色に見えているので、そのように作成してみました。
私の場合、シーグラスの作り直しで一番多いのが、色のバランスに満足できないことです。人間の目は不思議なもので、具体化すればするほど細部の違いに、目がいくようにできていると思います。
たとえば「へのへのもへじ」にほくろを付けようが、多くの場合、そんなことを気にもとめないものですが、アイドルの写真にほくろを付ければ、多くの人が一瞬で気が付きます。
同じことがアクセサリー作りにも言えていて、たとえば枠にあてはめてカボション・カットの宝石を磨いている時には問題にしなかった、ちょっとした色のバランスが、具体的なシーグラス・フラワーを作るようになると、やたら目についてしまい、その結果、満足できないものが多く発生してしまっています。
ただし、この桜でいえば、作り直しがありませんでした。よかった。
たとえば、この桜と同じものをビール由来の茶色いシーグラスで作つたのですが、その結果は、何回も作り直しをする羽目になってしまいました。茶色い桜については次回ご報告いたします。
湘南の石等をいろいろアクセサリーにしてみました
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