各市町には
不登校の子どもたちを支援する
「教育支援センター」
(旧称:適応指導教室)
があります。
(画像はイメージです)
わたしは教育支援センターで
3代目の指導員兼相談員として
不登校支援を始めました。
そのときの経験は
現在も不登校の支援に関する
相談を受ける際に
とても役立っています。
小集団活動のルーティンに参加しない不登校児
ある不登校児さんへの
支援について
相談を受けました。
幼いころから人見知りが激しく、
集団活動が苦手だった女の子。
小学校に入っても頻繁に学校を休み、
何とかやり過ごしてきました。
しかし、中学校の入学式で、
今まで見たことのない
大勢の生徒を前にして号泣
それ以来、登校できなく
なってしまいました。
(実は結構多いパターン)
「このままではいけない」と
危機感を抱いたご家族が
スクールカウンセラーに相談。
支援センターの存在を知って
通い始めることになりました。
ただ、ご本人様によると
「家族に嫌われたくないから」と
しぶしぶ通っている状態です。
その支援センターにはいくつか
習わしのようなものがあります。
ルーティンというやつですね。
ひとつは、不登校児さんが
新しく入って来た日には
全員で自己紹介をすること。
しかし、彼女はいつも
自分の番が回って来ると
固まってしまいます。
ふたつめは、スポーツ活動の時間、
子どもたちが交代で
準備体操の号令をかけること。
あなたの番だよと言われても
彼女は頑なに拒否します。
結局、隣の子が代わりに
「イチニッサンシ!」と
掛け声をかけてくれるそうです。
みっつめは掃除です。
毎日、全員で掃除をしますが
この子はやはり固まってしまって
ただ突っ立っているだけに
なってしまうそうです。
指導員の先生は
なんとか彼女にも
と、わたしに相談して
来られたのでした。
読者諸兄姉の皆さんなら
どんな助言をしますか?
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