昔、東京町田の鶴川団地と言う所に住んでいた時のこと・・・
鶴川駅からバスに乗っていました。
この日は割と混雑していたんですが、私は窓際に座る事ができました。
何の気なしに、斜め前に立っていた女性の足元を見た時・・・
『ん?・・・・・』って思いました。
靴がドロドロ、ストッキングもかなり汚れていて、枯葉が付いてる感じ・・
で、洋服もかなりドロドロで汚れている。。。
普通、そう言う人が電車やバスに居るとみんなかなり間を開けますよね・・・
でも、隣の人もぴったり?と言う位くっついてる。
『どうしたんだろ・・山から転げ落ちたみたいな感じに見える・・・』
で、どうしても気になって 少しずつ視線を上に・・・
肘くらいまで伸びた長い髪の毛もボサボサで枯葉がついてる・・
そしてそのもう少し上に視線を伸ばすと・・・
・・ これは見てはいけない!
下を向いたその人の顔は髪が覆っていて 真っ暗で見えない。
その人の視線がこちらを向かない様にあわてて、窓の外に目をむけました。
その瞬間に悪寒が・・・
やばいぃ~~ 私は何も見てない!私は見えてない!
みんな見えてないんだ・・・
その女性を見た次のバス停で私は降りますが、ピンポンが鳴り、降りる時にはその女性はいませんでした・・・
どこで降りたんだろ・・・
混んでるバスなので、降りるときは人をかき分けて降りないといけないんだけど・・・
その前にあの女性は消えていた・・・
いつ降りたんだろぉ~~~~~~~