中学生の留学 通っていた中学校はどうするの? | 大河内乃梨子 mI-tune 留学サポートやってます

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中学生の留学 通っていた中学校はどうするの?

 

    

2022年6月からNZに高校留学を始めた

娘の学校生活や

2024年1月に中2でNZ留学を始めた

長男の学校生活

留学情報などをお届けします。

 

今回は中学2年生の途中で留学を開始した長男の

中学校をどうするか問題について

書いていきます。

 

中学生で長期留学をする場合

みなさん直面する問題だと思うので

参考になればうれしいです。

 

 

長男は公立中学に通っていました。

 

留学することは、夏休み期間にあった

三者面談で先生に伝えました。

留学が決まった後の事後報告でした。

 

2024年1月末から留学に行くこと、

学校は1月の中旬ころまで通う予定だということ、

学籍は卒業まで残すことができるのか?

それとも除籍になるのか?

 

以上の4点について話しました。

 

学籍については、先生もこの時点では即答はできないし

私も急いでいるわけではないので

後日また連絡していただくことになりました。

 

後日先生から連絡があり、

「戸籍を移すかどうかにもよる」と言われ

先生が役所に問い合わせしてくださったのですが

保護者が問い合わせしないといけないということで

連絡先を教えていただき、問い合わせました。

 

役所の回答は

・未成年の子供だけでの留学で保護者は日本に残る

・保護者の生活の拠点は日本である

 

この2点から、長男の住民票を移すかどうかは

「どちらでもいですよ」という回答でした。

 

意外とあっさりした回答でしたね。

 

どちらでもいいのなら移しません。

移すの面倒だし・・・という理由で。

 

「住民票は移さない」ということを

学校へ伝えました。

 

この後、何度か学校と相談を繰り返しましたが

最終的には長期欠席扱いとし、

来年度卒業証書を受け取るための方法として

2パターンを学校から提示されました。

 

 

①渡航前に役所へ中学校から転出する届けを出して

一時的に除籍し、次回一時帰国の際、再び役所へ転入届を出す

 

②長期欠席扱いのままとし、最終登校日から1年以内に

一度中学校へ登校をする(登校日からまた1年間

長期欠席扱いが延長される)

 

上記の2パターンですが

ポイントは、長期欠席扱いは1年以内で、1年経過すると除籍ということです。

(長男の中学校の場合です)

 

①の場合、もし最終登校日から1年以上経過して

登校する場合でも、長期欠席扱いのままなので籍は残ります。

 

②の場合、最終登校日から1年以内に登校できなければ

除籍になってしまいます。

 

我が家の考えとしては、万が一長男がNZの学校が合わなかった場合

日本に帰国させて、復学させようと考えているので

学籍は残しておきたいのです。

(帰国となった場合は、日本の高校受験をしなければならないので

そのための勉強ができるか?という問題も出てきそうですが)

 

実際、学校へは渡航ギリギリの1月4週目まで通いました。

一時帰国の予定はまだ決まっていませんが

今年の12月中には一時帰国は間違いないので

1年以内に登校することはできそうです。

 

我が家は②を選びました。

 

学籍を残してもらえるかどうかは

学校が公立か私立かにもよると思います。

公立のほうが、柔軟な対応をしてくれる感じがします。

 

聞くところによると、

私立だと、復学する場合(1年以内の留学・短期留学)は

留学開始時期や帰国はいつまでに・・と期間を指定されることが

あるようです。

特に中高一貫校だと、中学生のうちに留学をする場合は

高校に上がるタイミングの関係で期間を指定されることがあるようです。

娘の学校に1年間の留学で来ている子は、

学校から期間の指定があったそうです。

また、日本で私立中学に通っていた子で

卒業留学を目指している子は、

学籍は残したままになっていると聞いたので

学校によるのでしょうね。

 

 

公立も学校により、学校長の判断により

また市区町村によっても

我が家の場合と違うかもしれません。

 

いづれにしても、留学をしようと考えていたり

留学が決まった時点で、復学の可能性や

卒業証書がもらえるのかどうかなどを

なるべく早く学校に相談してくださいね。

 

長男の中学をどうするか問題で、

担任の先生には、校長先生や

役所・教育委員会との話し合いや問い合わせをしていただき

とても感謝しています。

 

 

今回はここまでです。

ありがとうございました。

 

 

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