「ファイズアクセルから始まった高速タイプが強いと言われるのはなぜでしょうか?

 にたような加速するライダーが多数いますが、どれも同じように強いのでしょうか?

  一番強いと思うのを選んでみてください」

 

 

戦闘中に見えないくらいに急加速して相手を圧倒する。いわゆるスピード系ですね。

スピードが速いというのは、強さの表現として使いやすいです。パワーだと重いものをわざわざ持ち上げて見せないと表現できないですが、スピードは見えないくらい早いという描写だけで「あ、コイツ強い」とわかってしまいます。

今回はいろんな加速系の中から一番強いと思うものを選出してみましょう。

 

「こんなに種類がある」

高速戦闘する種類を以下のようにまとめてみました。

・純粋に早い

昭和世代から始まる単純に素の速度が速いタイプ。

・移動だけ早い

移動の時だけ早いタイプ。実は意外と多いです。ラトラータのように移動は早いのですが、攻撃は普通の速度です。ただし、チーターレッグの連続蹴り(猫キック)は高速です。ゼッツのプラズマも移動は早ですが、攻撃じたいは普通の速度でやってますね。

オーマジオウも移動は瞬間移動みたいな速度でしたが

・加速系

平成以降ではオルタナティブが元祖ですかね。ファイズアクセルやドライブなんかもこれです。

・周りを遅くする

重加速と呼ばれる「相手の速度を遅くする」能力で、相対的に早くなる。

・行動が速くなる

加速ではなく自分のあらゆる行動が速くなる。実は登場時のファイズアクセルの設定(動作に要する時間が1/1000になる)もこちらでした。クロックアップやインフィニティスタイルもこれです。

 

「どのタイプが強い?」

加速、高速という性質上「小道具を操作する」というワンアクションがないタイプは強いと思います。

したがって「純粋に早い」タイプが一番汎用性があるでしょう。

その上で「移動だけではなく動きそのものが速い」とさらに強いでしょうね。

映像として表現されることは珍しいのですが、僕が強いなと感じたのは以下のタイプ。

・スカイライダー

・仮面ライダーマッハ

・ZECT系仮面ライダー

・インフィニティ

この4種は高速戦闘というくくりの中では群を抜いていると思います。

 

「どう強い?」

順番に説明します。

「素が速い」

・スカイライダー

一瞬の定義を最大限遅くすると0.3秒。10000m/0.3sec(マッハ97)以上の速度で動く怪人グランバザーミーを速度で上回り、

グランバザーミーが反応すらできない速度で三角飛びを繰り返して必殺技を叩き込んだ。

素の速度が非常に早く、高速を売りにした怪人ですら反応すらできない速度で必殺技を叩き込める。

・仮面ライダーマッハ(チェイサマッハ)

他のドライブ系仮面ライダーも同じ能力を持っているが、マッハだけは戦い方が別格だった。

移動速度も速く、相手の攻撃を瞬間移動のような速度で回避し、さらにその速度で近寄って連打をまとめる。相手が反撃した時にはすでにその場におらず、動きを見失った相手をさらに追撃する。おそらく理想的な高速戦闘。

 

「移動が速い」

・ムテキ、オーマジオウなど

相手の間合いの外から瞬時に懐に入り攻撃できる。定番である怪人の瞬間移動逃げをつぶしてしまうという「お約束破壊」を見せたこともある。

この二人だけではなく、ブレイドのマッハ、レンゲル、ディエンドの謎加速、他にも多数。ファイズのクリスマもポインターが展開される速度は通常と同じなのでこれに入ると考える。

 

「加速系」

他の系統と重複するが、オルタナティブ、ファイズ、ブレイド、ZECT系、など小道具を使って加速を引き起こす。

いったん発動してしまえば相手を圧倒する速度を発揮する。

通常時の速度を加速力で補い、一時的な加速上状態作り出す。ほとんどの加速系はこれと重複する。

 

「周りを遅くする」

キバのバッシャーが作り出すフィールド、ウィザードのバインド、重加速など、相手に干渉して動きを遅くする能力。特に重加速は相対的早くなるだけではなく、運動エネルギーを低下させてダメージを軽減させるような使い方もできるため、ひじょうに有効。止まるほどに遅くすることもできるが意識までなくなるわけではないらしい。

 

「行動が速くなる」

登場初期のファイズアクセルの設定は「動作に必要な時間が1/1000になる」みたいな解説だったので、実はクロックアップに近い。その後いろいろ解説が変わっては現在の仮面ライダー図鑑では1000倍の速度で移動できる。になっている。グランインパクトやファイズエッジによる攻撃は高速状態のまま行えるが、クリスマに限ってはポインターの発生が通常と同じくらいの速度なので、連発には限度がありそう。

クロックアップは移動や攻撃だけではなく、会話の速度までが加速されているような描写であった。そのためCU発動している者の声は、同じくCUしている者にしか聞こえないようだ(会話するためだけにCUした場面があった)。自分は普段通りに動いていても、周囲の人間からは加速しているように見えるため「加速に適応」する必要がなく使いやすい。

 

 

「どれが強い?」

強さの基準にもよりますが、個人的には以下のように考えています。

・能力を扱いやすく、副効果も便利

CU、重加速。自分は普段通りに動いているだけというのが良い。CUは落下物の速度が落ちるため舞い落ちる瓦礫の中を飛び跳ねたりできる。重加速は前述したように運動エネルギーに干渉するので、自分が高所から落下した時などのダメージ軽減に使える。どちらも非常に強力。ただ、気を付けないといけないのは、自分の動きはあくまで普段通りなので、他の加速能力のように時速が速くなるわけではないというところ。

インフィニティは自分の時間を操って高速化する。物語の設定上魔力切れが心配されるがインフィニティは永久機関のように魔力切れがおきない設定なので心配なし。その上硬くて強い。

 

・制限がない

素の速さが速いタイプ。あらゆる状況に対して制限がなく、いつでも早い。動き出そうとする際に小道具を操作する必要もないため、不意を突いたりしやすい。他の能力とも併用することができてひじょうに使いやすい。

 

 

「まとめ」

龍騎以降のシリーズでは、子供向けの玩具販売を見越した設計になっているせいか、何らかの特殊効果を発揮する際に小道具が必要だったり、音声がなったりする。これは戦闘という特殊な状況において不利。小道具を操作する時間が必要だし、音声がなると不意打ちできない。なにより発動するまで時間がかかる。

あのHCUでさえ小道具を操作して発動するまでの間にフリーズで無力化された。そう考えると、あくまで僕の感じ方ではやはり素で早いタイプが一番なのかなと感じた。

 

「特撮やアニメなどで超人の戦いが見られますがいまいち想像がつきません。

 実際に達人クラスの強さを持った人間や、超人の戦いは、一般人から見るとどんな風にみえるんでしょう?」

 

 

超人と出会ったことはありませんが、超人のような生物の動きは見ることができます。

それらを参考にして、実際に超人の戦いがどのように見えるのか想像してみましょう。

 

「一般人の代表」

僕は一般的な成人男性にしては体格が小さく、筋力も弱い。そんな僕を一般人の代表としましょう。

視力は悪くなく、両目とも1.2。動体視力は測定したことありませんが、レスリングの全日本出場クラス、剣道4段クラス、空手や柔道の黒帯クラス、ボクシングの6回戦クラス、キックや総合のプロデビュークラスなど幅広い競技選手との手合わせ経験があります。彼らの動きでスピード差によって「見えない」と感じた経験はありません。僕は防御技術だけは自信があり、見える攻撃はほぼ防げます。

 

「見えない動き」

相対すると格闘の攻撃も見えにくくなります。単純に距離が近くなるからです。

単純に早い攻撃がどのように見えるかというと、相手の初動を感じた時には攻撃を受けています。

顔を狙ったパンチなら「何か見えた」瞬間には殴られています。中段、下段も同じで気づいた時には攻撃を受けています。

技術的に相手に見えなくする動きではなく、単純に相手の速度が速い時はそんな感じです。

これはあくまで相対している時の話。

戦っている人間を離れた距離からみて「見えない」と感じることもあります。普通、離れた距離から戦っている人間を見ていると動きがよく見えます。格闘技の試合なんかはそうですね。

ですが、動きがひじょうに小さく、素早い動きなんかは見えません。

そして、小さな動きでなくても速いと見えにくいこともあります。

 

「超人のような生物」

早い話が動物です。

ウチには猫さんがいます。

猫はすごいです。走る速さこそ時速45kmくらいだとされていますが、パンチが異常に早いです。しかも一発ではなく、両手の爪+牙がほぼ同時に襲ってきます。

そして目も感覚も鋭い。完全に背を向けて安心しきっている猫の尻尾の先に触れようとしても、ギリギリのところで尻尾を最小限に動かして避けます。

全速力で走って近寄ってくる時に、突然目の前に障害物が突き出しても最小限の動きで避けます。

猫の動きはひじょうに俊敏で、めちゃくちゃ目をこらしていないと影が動いたようにしか見えません。猫は急加速性能がひじょうに高く、トップスピードまで一気に加速します。プロボクサーのパンチの早い選手が同じくらいの速さですが、それ以上に早く見える。おそらく猫の持つ緩急のスイッチがさらに早く見せているのでしょう。

これって、アニメや特撮の高速戦闘に似ていると思いませんか?

 

「まとめ」

猫の話を出しましたが、僕の中では的外れな話ではないと思っています。

実際に家の中で猫が急に動き回り始めると、目の前にいたのが、1秒後には二階にいたり、逆に2階にいたのがいきなり目の前に現れたり。部屋の隅にいたはずが、次の瞬間には背後まで走り抜けていたり、目の前にいる猫がパンチしてきたら見えないくらい早い。猫同士が運動会を始めると目で追いきれません。

おそらく、アニメや特撮のヒーローが普通に戦っている時は、あんな感じなのだろう。と思います。

前述しましたが、猫は急加速、急発進ができるので「高速戦闘」に最も近い戦闘系生物でしょう。ヒーローの戦いを見ることがあれば、きっとあんな風に見えるのでしょう。

 

 

 

 

「スーパー1のパンチ力とか科学的検証するとぶっこわれ具合がすごいけど、他にもそういうキャラいる?

  破壊力に限定して紹介してみて」

 

 

スーパー1のスーパーハンドによる打突は10000メガトンと作中で言及されちたので、その破壊力を検証したことがありました。

今回はそれに匹敵するような、破壊力にしぼったとんでもない設定を紹介します。

 

「仮面ライダーアマゾン」

アマゾンは地下1000mの岩盤に閉じ込められた際、その岩盤を突き破って一瞬で地上に脱出しました。

ギギの腕輪の力が発動したものですが、この時の岩盤を溶かすエネルギーを計算すると原爆の1.5倍ほどでした。

これに1000mを一瞬で飛び上がるエネルギーが加わり、戦車砲くらいのエネルギーが加わります。

ちなみに、設定上の威力で言えば仮面ライダーアマゾンズのアマゾンαたちも、この攻撃力も原爆まではいかないまでもMOABクラスの威力があります。

アマゾンがギギの腕輪を使う場面は意外と少なく、その効果も様々ですが、特に制限があるようにも見えないし、動作させるのにも特別な操作が必要なわけでもないので怖い。

 

 

「仮面ライダー1号、2号」

当ブログで何度か紹介した機能です。

1号、2号にはダイナミックマイクという機能があり、これは300ホンの爆音を発生させることができます。

で、この300ホンというのがクセモノです。

音は194dbを超えると衝撃波や爆発に近くなり、300ホンともなるとその威力はとんでもない。

エネルギーだけで話をすすめても原爆の1.5倍くらいになる。

仮面ラダー同士が戦う場面で使われたら勝負は一瞬で終わる。

シェルタークラスの防御壁が必要なレベルで、走って逃げるならマッハ10くらいあっても衝撃波につかまる可能性の方が高い。

しかし、アマゾンのような天変地異を察知できるような感覚や、歴代昭和世代のライダーのようにコンピューターによる補助があるとか、クウガのような神経組織の作りが人間以上の超感覚持ちなら何とか反応することは可能。そこから動き出して逃げ切れるかと言われると、これはまた別問題。

ものが声だけに攻撃予測や、弾道計算とも違うし、まったく動かなくても発生させることができるので察知できる系ではなくて純粋に反応速度が重要。察知→状況判断→防ぐ動作→実行 までを0.012秒以内に行えないと話にならないので、ZECT系ライダーの反応速度(0.05秒)でも無理。

 

 

「スカイライダー」

スカイは100万馬力という設定がある。

そして、スカイライダー自身に設定された数値ではないけど、スカイラダーが戦ったグランバザーミーが一瞬デ10kmを走れる走力を持っている。スカイはグランバザーミーと並走してスピードで上回った。

スカイの走力を30000m/secと仮定して、彼が思いっきり走って、思いっきりパンチしてきたら、それだけで隕石衝突クラスの攻撃力になる。

そしてスカイには「一瞬で数十発のパンチを打ち込む」というハヤブサパンチという技がある。

これはその走り回らずにその場で打ち込んだとしても、一発あたりのパンチが対戦車ミサイルなみの威力。

それが一瞬で数十発撃ち込まれる。

最後に、スカイには「スーパーライトウェーブ」という技があり、これはベルトから発生した超電磁ウェーブが敵の動きを一瞬封じる技。

おわかりですね?

一瞬止まる=その間に数十発の対戦車ミサイル級のパンチを撃ち込まれる

想像するだけで泣きそうになります。

 

 

「まとめ」

現実の科学を特撮の世界に持ち込むのは無粋だと思っています。

ですが、こういう科学遊びは面白い。

最近の仮面ライダーもそうですが、設定をまじめに考察すると、かなりとんでもないことになります。

スカイライダーなんかは、今回パンチで検証しましたが、彼はパンチよりもキックの方が強いと書かれていますし、スーパー1だってそうです。

そしてスカイの真の恐ろしさは、締め技、極め技、投げ技を融合させた組技。100万馬力の怪力でそんなものをしかけられたらと思うとぞっとします。

平成以降の仮面ライダーにもこういうとんでもない設定はたくさんかくされていますので、探してみると面白いでしょう。

「自分は中谷が勝ったと思いました。

  採点に関して井上陣営が文句言ってるみたいですけど、どうみましたか?」

「期待値は高い試合だったけど、凡戦だと思いました。どんなところが面白かったんですか?」

「ラウンドガールの評価が高いですが、どう思いましたか?」

 

 

前回の記事の後いただいたお話です。

それぞれお話したいと思います。

あくまで、ボクシング素人の僕の視点からの話です。

 

「ラウンドガールについて」

すみません、わかりません。

興味ないので全く目に入ってきませんでした。

 

「採点について」

これはジャッジがどんな印象を受けたによって結果は変わりますね。

お互いダウンなしで、1Rごとにどっちがとったか?

僕はドローかなと思うのが3Rくらいあり、6ポイントくらい井上選手が取ったと思いました。これはわかりやすいR以外は、圧倒的な差というより、より試合を支配してたんじゃないかな?と感じただけです。

ただ、これは僕が第三者視点+アップの映像+スローなどを交えて感じたことです。

ですが、実際に試合している本人は、パンチを受けたのか、外したのか全てわかります。

この「井上陣営が文句言った」というのは、どこかの記事でポイント差がもっとあるとおもってた。というような発言があったからでしょう。文句というより感想に近いと思います。

ボクシングのジャッジがどのような基準で行われているのか知りませんが、ジャッジの一人一人がどこを重点的に見ているかがあって、井上選手はそこが欠けていたとかんじたら、ポイント差が少なくなってもおかしくはないと思います。

極端に片側に偏るような試合内容ではなかったと思いますし、採点者もプロフェッショナルだったということでしょう。

 

 

「どんなところが面白い」

これも見る人によって違いますね。

前回の記事でも書きましたが、僕の上司はKOが見たいと言ってました。

彼は格闘技の経験もなく、ボクシングは好きですが見る専門です。

なので、彼にとって今回の試合はつまらなかったかもしれません(休み明けに聞いてみます)。

逆に僕はフルラウンドを通して二人の技巧が見たかった。なので、今回の試合は大満足だった。

試合のどんなところを楽しみにしているかで、今夏の試合の満足度は違うでしょう。

ちなみに、前回の記事では、記事の8割くらいを中谷選手の感想で埋まっていましたが、これは中谷選手の技術も素晴らしく、見ごたえがものすごくあったからです。

井上選手の技巧ももちろん素晴らしい。

僕はもともと立ち技の武道や格闘技をやっていて、防御に重きをおいていたので、二人の防御技術のレベルの高さに魅了されました。

ジャブを始めパンチの外し方、そこからの切り替えし、攻め込む時の間合いなど全てが見ているだけで楽しい。

あと数cm深かったら、これだけ外しても当たるの?、今のを避けるのか?!

ここで攻め込ませないのか、うまく打たせないな、踏み込み早いな!

など、驚きの連続で、あっという間に試合が追わってしまいました。

他にも、パンチを打ち込む角度、ハンドスピード、追い足の深さ、とにかくどれを取ってもため息の出るようなレベルの高さ。

そして、お互いの表情というか、雰囲気といいますか、それも楽しめた一つです。

中盤くらいで二人が見せたニヤリとした笑みは最高でしたね。

僕はこういうところが面白かったと思います。

 

 

 

「井上VS中谷の感想聞かせてください」

「どんなところをスゴイと思ったのか聞きたいです」

 

 

試合前から依頼を受けていました。

他にも試合の検証してくださいとか、いろいろ依頼あったのですが受けていませんでした。

理由は、僕はボクシングはド素人ですし、井上選手も中谷センスもトップ・オブ・トップの選手です。

その選手を僕が検証するとか、批評するとか、絶対にできないレベルです。

 

ただ、試合を見た感想を正直に書くのはいいかなと思いました。

と、いうのも、ウチの職場の係長とは1か月前からこの試合の話をしていたからです。

係長もかなりボクシング好きで、出張の車の中で何十分もボクシングの話できるほど。

まさか、こんな身近にここまでボクシングの話で盛り上がれる人がいるとは思ってなかったのでうれしい。

 

係長は、格闘技経験はなく、純粋にボクシングが好き。

モチロン、井上選手も大好きなようです。

僕と違って生粋のボクシングファン。立ち技でもキックやムエタイなどは興味くらいで、ボクシングほどではない。

MMAに至っては見ることもないようで、立ち技出身の僕の話をよく聞いてくれます。

 

係長は今回の試合、やはりKOが見たい。

最近、井上選手がKOできていないのをとやかく言う人を黙らせてほしい。と言ってました。

そして、僕にはどんな試合展開を望むか?と聞かれました。

僕はKOよりも、フルラウンドを通して二人の凄さを存分に見せつけて判定試合がみたい。と答えました。

 

今回の試合は僕にとって、まさに理想の試合でした。

1Rから度肝を抜かれる技が見れました。

井上選手がステップインから、やや大きな右を振った直後、中谷選手がコンパクトな左で顔面をとらえた!かに見えて、それを当てさせない井上選手。この攻防だけで背筋が寒くなりました。

2Rにも、井上選手のボディへのショットを、足はそのままで上体を捻るだけで回避しつつ、完璧なタイミングのカウンターで迎え撃つ中谷選手、またしてもこれを当てさせない井上選手。

さらにその後のラウンドでも、一瞬で間合いお詰めてジャブを二連発でヒットさせる動き、カウンターでとらえる、入ってくる井上選手を入り込ませないなど中谷選手の凄さが見れました。

試合半分まで見ただけでも、他の選手だったら何回ダウン取れてるだろう?と思うくらい、カウンターのタイミングがすごい。

右のじゃぶ、フックが切れてますし、見た目以上に懐が深いけど、上体がすごく柔らかく動くのも驚きでした。

リーチが長いけどインファイトの回転もあるし、間合いを外した瞬間の追撃というか、長いパンチで追いかけるのもタイミングがすごいと思いました。

前にでながら井上選手とポジションを変えつつ、すれ違いざまに打ったパンチも鋭くて、当たれば倒れると思いました。

10Rくらいかな?右のショートフックで井上選手をとらえて、一瞬井上選手が止まったし、そのあとの連打も会場を沸かせていましたね。バッティングが入ってしまいましたが、あれは井上選手のパンチで中谷選手が右に流れてしまい、頭を下げた瞬間にぶつかってしまったので故意ではなく、事故だと思いました。

やはりリーチが長いというのは武器だなと思う。あと少し深く入ってたら倒れてたんじゃないかな?と思う場面が何度もあったし、インに入らせても攻めさせないのはすごいと思いました。

中谷選手の感想だけで記事一本分くらいになってしまいそうです。

 

対して井上選手の方は、あいかわらずの回避力。

当てるのに当てさせない技術をこれでもかと見せていただきました。

終盤では攻め込まれる場面もありましたが、前述した序盤のカウンターとか、なんでアレが当たらんのや?!

と何度も思わされました。

終盤のアッパを織り交ぜた攻めは、かなり効いてるんじゃないかと思いましたし、何よりアレだけ動いてもガス欠にならない二人。

僕はこのスタイルがものすごく好きなので、今回フルラウンドで見られただけで幸せです。

中谷選手のコンパクトかつ鋭い切れの左右のフックが何度も空を切ったのを見るたびに背筋が寒くなりました。打った方も避けた方もスゴイな~とため息つきまくりでした。

 

両選手ともに、どこまで意識してこの動きをしてるんだろう?

と何度も思わされました。きっと彼らにとっては自然に出る動きなんでしょう。

試合中にお互いのパンチの応酬をしのいだ瞬間にニヤリと微笑みあう姿もゾクゾクしました。

いやはや、こんなスゴイ選手2人(しかも日本人同士で、世界的にも頂上対決)の試合を見られるのは、この先ないんじゃないかと真剣に考えるくらい楽しんで見させていただきました。