ロトシリーズのいろいろ検証最終回です。

今回は「ロト3部作のキャラクターが仮面ライダーに対抗できるか?」「仮面ライダーがドラクエ世界でどれくらい戦えるか?」です。

1つずつ検証していきます。

 

「ロト3部作のキャラクターが仮面ライダーに対抗できるか?」

「勇者の強さ」

考え方にもよりますが、ドラクエのキャラを単純に強さだけで考えてみると以下のような強さが見えてきます。

・前提条件として、LVは最大。装備も考えうる最高のものを装備。

 ここでは最大LVが99になるDQ3の勇者、戦士、魔法使い、僧侶がチームを組んだとして考える。

・身体性能はLV1の商人を「常人」として判断し、LV99時点の性能を「常人の〇倍」とする。

・あらゆる攻撃はLV1の商人に対してどれだけの効果を上げるかで威力を推測する。

・HP(打たれ強さ)は常人の約30倍。

・たいりょく(持久力)は常人の約30倍。

・力(腕力、素手の攻撃力)は常人の50倍。

・すばやさ(単純な速度)は常人の約45倍。

・身の守り(頑強さ)は常人の約25倍。

以上がLV99の基本身体性能です。これに装備品が加わります。装備品は以下の通り。

・「王者の剣」オリハルコンで作られた剣。道具として振るうとバギクロス。

・「ひりのよろい」火炎、熱線、氷結、爆発を軽減。

・「ゆうしゃのたて」火炎、氷結を軽減。

「補助魔法の効果」

上記に加えて仲間からの補助魔法が飛ぶということで戦闘検証してみましょう。主に使われる補助魔法を紹介します。

・「フバーハ」火炎、氷結のダメージを軽減。

・「スカラ」直接攻撃に対する防御力を増強。

・「バイキルト」直接攻撃の力を増強。

・「ピオリム」すばやさの増強。

・「ボミオス」相手のすばやさを0にする。

・「ルカニ」相手の直接攻撃への防御力を0にする。

・「ラリホー」眠らせる。

・「アストロン」全ての攻撃を受け付けなくする。

・「マヌーサ」幻覚で相手の攻撃をミスさせる。

 

 

「どれくらい強い?」

前述した身体性能だけを見ても平成シリーズの主役仮面ライダー初期形態くらいの強さがあります。

腕力のみで常人が一撃で死亡する5倍のダメージを与えられます。防御力も驚異的で、常人の10倍程度の腕力があって日本刀を持っていても傷一つつけられないほどの防御力が常時発揮されています。素早さも常人の45倍を単純に倍化計算するとマッハ1くらいで動きます。

そして、この強さのままオリハルコンの剣とブルーメタル(オリハルコンに近い強度の神々の世界でとれる鉱石)の鎧をまとって戦うのだから、とんでもない強さでしょう。

さらに回復、火炎、電撃、爆発の魔法を使い、即効性の催眠魔法まで使いこなす。これは怖い。

 

 

「戦力を検証」

身体性能、装備、特殊効果、使える魔法を見ると仮面ライダーブレイドのキングフォームが常時クロックアップしていると考えるのが一番近いかもしれない。

回数制限(MP)があるものの、それに加えて火炎、電撃、爆発、完全回復魔法、蘇生魔法、即効性の催眠魔法が使える。

一人だけでこれだけの戦力なので、チーム一丸となったら普通に仮面ライダーの世界で最後まで戦い抜くことが可能ではないだろうかと思います。

 

 

「仮面ライダーがドラクエで戦えば?」

DQ3の勇者の強さを考えると、単純な強さだけで言えばラストダンジョンまではたどり着けるくらいの強さがありそうです。

が、懸念点があります。

・回復魔法がない。

・HPが常人なみ。

・魔法に対する抵抗力がわからない。

 

些細なことと思われるかもしれませんが、けっこう大きな問題です。

特に魔法に対する抵抗力に関しては、いくら強力な装甲を身にまとっていても「ルカニ」で装甲が無効化されるし、「ボミオス」を一度でも食らえばすばやさが0になります(スピード系はこれで一発アウト)。

ラリホーやマヌーサ、メダパニなどを受けたとき、抵抗力がなければそれだけで無力化されてしまいます。

例えばラリホーは眠る魔法なのですが、ラリホーによる睡眠は殴られても起きません。眠らされて何発も攻撃を受け、目が覚めたと思ったら再度眠らされる。なんてこともザラにあります。

そして、HP問題。

これ実はかなり重要な問題です。仮面ライダーの主役は一部を除いてほとんど人間です。そうなると、装甲こそ強力なものの打たれ強さはLV1の商人と同程度です。

ドラクエの世界には防御力を無視する「痛恨の一撃」を意図的に繰り出す魔物がいるため、HPが常人程度では一発で死んでしまいます。仲間がいないと蘇生も行えないため、下手をすると序盤の魔物にさえ倒されてしまう可能性もあります。

 

このように考えると、強さは十分なものの魔王討伐の旅を完遂できるかどうかと言われるとかなり難しい。

と感じました。

 

 

「最後に」

今回は大人気ゲームドラゴンクエストの世界を基本にした番外編でした。

他のゲームや漫画、小説などの依頼もあるのですが、僕があまり知らない作品が多いため記事にできていません。

作品世界をよく知ってから記事にしたいと思いますので、いましばらくお待ちください。