そろそろ脱却!?ここからの一問一答は知識のアプローチのキッカケにしかならない。 | 岡憲彦の行政書士合格Blog~勉強に対して謙虚であり続ける為のおぼえがき  

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行政書士試験指導校 りす塾で講師をしています。受験生がその時々に感じる疑問をお伝えしています。書籍:社会人が合格するための計画・継続・記憶ノウハウ(中央経済社)の元ネタぎっしりのブログです。

基礎知識のインプット講義も終わってきますね。

主要科目(憲法・民法・行政法)が終わったら

気になるのが知識の忘却です。

 

今までの一問一答は、

学習した知識が本試験ではどのように問われているのか?

問われ方を見るためにチェックするものでした。

一問一答は、テーマでソートされているので、

どこが本試験で問われているのか?が瞬時にわかり、

また、出題の回数から頻出論点の有無もチェックするのには

優秀なツールです。

 

テーマによっては問いの知識の深さも異なりますが、

それも一問一答をおこなっていくと、それに気付くこともできます。

 

①問われ方

②出題の回数

③問いの知識の深さ

 

この3つを情報を得ることができます。

 

しかし、一回これをおこなえば

その段階ではそれ以上の情報を得ることはないですね。

なぜならば、

知識の内容についてはインプット教材に記載されているからです。

このインプット教材で上記の3つの情報から

インプット教材での記憶をおこなえば、

たまたま問われていない知識にもアプローチすることができます。

 

例えば、5つの要件の1つが問題として問われていたら

インプット教材であれば残りの4つのチェックもできますよ。

※1問を2問~3問に変える方法の一つです。

 

知識を固めるのは問題ではなくインプット教材の方が

優れていることがわかります。

 

 

問題の解き方を知りたい場合は、

5肢択一式でおこなってください。

こちらの方が得るべき情報が多いからです。

 

①柱書から、問われる知識の「置き」ができているか?

②事案問題の図解ができているか?

③その柱書のテーマで試験員が厳選した5つの問いは何か?

 

この情報は5肢択一式をしなければ得ることができないものです。

 

また、

5肢択一式をおこなうと、

「1の選択肢と3の選択肢は同じテーマの要件を聞いている。」

ということに気付ける問題もあります。

 

つまり、

その問題は要件を押さえておけば4択の問題です。

④5肢全体から問われている論点がいくつあるのか?

 

この情報も5肢択一式をしなければ得ることができません。

 

実際に本試験は、

5肢択一式で出題されます。

模試等が本試験のシミュレーションとして位置付けるのであれば、

5肢択一式は基礎的な本試験のシミュレーションと言えます。

 

これをさらに細分化して、

一問一答でシミュレーションとするのは、

先のインプット教材で基礎知識を固めるという知識修得という面からも

矛盾するものとなります。

 

ここからの、

一問一答を見かけたときの意識の持ち方は、

多くの知識に対する忘却防止の一つとし、

そこで知識を得るのではなく、

インプット教材に戻るキッカケにすると良いでしょう。

 

 

最後に整理しておきます。

 

知識の精度の維持は、

インプット教材としましょう。

そのキッカケとして一問一答。

りす男、りす女のみなさんは「記憶確認テスト」がキッカケです。

B5一枚を持ち歩くのが苦となるほど、腕力がないということはないでしょう。

 

問題解法は、

5肢択一式問題としましょう。

そのキッカケとして「問題開放研究会」。

りす男、りす女のみなさんは「記憶確認テスト」がキッカケです。

B5一枚を持ち歩くのが苦となるほど、腕力がないということはないでしょう。

 

 

今後は、

一問一答を問題演習と考えることがないようにしてくださいね。

単なるキッカケに過ぎないのですから。

 

 

 

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