エンカウントばかりしている本試験じゃ苦しいだけだ! | 岡憲彦の行政書士合格Blog~勉強に対して謙虚であり続ける為のおぼえがき  

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行政書士試験指導校 りす塾で講師をしています。受験生がその時々に感じる疑問をお伝えしています。書籍:社会人が合格するための計画・継続・記憶ノウハウ(中央経済社)の元ネタぎっしりのブログです。

エンカウントとは:

突然フィールド上で敵と遭遇すること。

元は、「遭遇する」「出会い」という意味の"encounter" (インカウンター)

を誤訳してエンカウントで広まったという説が有力な和製英語。

(ゲーム用語でのお話はとりあえず最終回にします)

 

ドラゴンクエストでは、

フィールドを歩いているといきなり敵とエンカウントします。

もう少しでお城に付くのに…。

なぜ!出てくる!?とアムロ・レイばりに口走った

少年少女時代を過ごされたみなさんにはアレか!というやつです。

 

 

これは、本試験でもあり得るのではないかと。

 

行政書士試験でなぜエンカウントしてしまうのか?

それは準備不足もそうですが、

柱書を大切にしていないことが原因と言えます。

 

一問一答の肢別とは異なり、

5肢択一式問題では「柱書」が必ずあります。

この柱書では「〇〇について次の記述のうち」というように

出題のテーマが冒頭で述べられています。

 

この柱書を見たときに、

そのテーマならこれが問われるのではないか?

と当たりをつけてから5肢をみていけばエンカウントする回数は

圧倒的に減っていきます。

当たりを付ける、想定することで解答(お城)までのルートが

楽になるわけですね。

 

いちいち「うわっ!」としていたら、

精神も削られ、疲労も増えていきますね。

本試験は最大の準備をしてその中で得点をかき集めていくものですから、

そのための準備として柱書の使い方を知っておくべきですね。

 

これからの問題演習では柱書を見たら

「そのテーマならこれが問われるだろうな」と

知識を置いてから柱書を読む癖をつけると良いでしょう。

これを「置き」といいます。

 

この「置き」をしたうえで問題に取り組み、

頻出論点を置けていなかった場合は、

そのテーマに漏れがあるということがわかります。

 

全部が全部完璧にしてください。ということではなく、

意識を持つことでテーマの復習にもなります。

1問を、2問、3問にする方法のひとつです。

 

問題に依存する、問題なくては勉強ができない受験生ではなく

問われていなくてもチェックができる受験生が

本試験でも強い受験生と言えるでしょう。

 

エンカウント率を低くするためにも、

今から対策できる学習ですよ。

 

 

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