学習してきたことが抜けている。
受講せずに講義が溜まっている。
こんなときは、
どの受験生でも当たりまえに焦りを感じます。
このときに、
おこなうべきことは、
抜けている知識を教本等で補完する。
受講できなかった講義を受講する。
が原因の正当な対策ですね。
しかし、
焦りからこれをも省略して早く追いつこうと
問題に着手するという思考が働くこともあるでしょう。
これはよろしくないですよ。
行政書士試験では問題が解けなくては得点できない。
だから問題を解くのは正しい考えですが、
問題を解くための論点の抽出、記憶、思考過程が
できていない状態です。
問題文の何をチェックして、何を想起し、
事案はこうだからこのように判断して〇、×を付ける力がないので、
結局問題文を覚えてしまうわけです。
言葉は悪いですがピーマンな状態です。
ちなみに、
「理由を踏まえて〇、×が付けられる状態」というのは、
例外が聞かれている問題だと、原則ではこう!
比較の視点が聞かれている問題だと、対になる場合はこう!
と言えることを指しますよ。
その問題が〇な理由、×な理由ではありませんので
捉え方を間違えないようにしましょうね。
さて、
上記で話したように、
中身がスカスカだと補完できていると思っていても
実は補完できていないということになります。
焦りはあるかもしれませんが、
やるべきことをやらないで力は付きません。
覚悟を決めてやりましょう!
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