いよいよ民法各論も完結ですね。
これで財産法については一巡したわけです。
どうでしょう、
すべてが繋がったなどということはあり得ない
ことを実感しているのではないでしょうか。
そうです。
民法はここからの繰り返しのアプローチで
練り上げていくものですからね。
だから体系が重要なのですよ。
第6編 債権各論①
第1章 債権総論
1契約の成立
□定型約款の定義は?その要件は?●
□定型約款に定められた個別条項はどのようなときに、合意したものと擬制されるか?
また、上記の場合で合意と擬制要件を満たしても、合意しなかったとみなされるのは
どのような場合か?
2契約の効力
□第三者のためにする契約とは?その要件は?
3契約の解除
□催告解除の要件には「相当の期間を定めて催告すること」とあるが
・相当期間を定めないで催告した場合、不当に短い期間を定めた催告
・期限の定めのない債務についての催告
上記の処理について述べよ。●
□催告解除の要件には「相当期間が経過すること」とあるが
・債務者が履行を確定的に拒絶した場合
・解除権発生後、行使前に弁済があった場合
上記の処理について述べよ。●
□全部の無催告解除要件には、
①債務の全部の履行が不能である場合、②債務者が債務の全部の履行を拒絶する意思を明確に表示した場合
以外の、全部解除事由3つは?●
□548条の解除権の消滅とはどのようなものか?
第7編 債権各論②(契約各論)
第1章 典型契約
□パス
第2章 財産移転型
1 贈与契約
□負担付贈与の定義は?
□死因贈与の定義は?
2 売買契約
□解約手付とは?
・売主が契約を解除する際におこなうべきことは?
・買主が契約を解除する際におこなうべきことは?
・上記の場合でも解除が認められない場合は?
□目的物の契約不適合の効果としての「代金減額請求」は、追完請求の優位性とされるが、
例外的に催告することなく直ちに代金の減額請求ができる場合4つを述べよ。●
□担保責任の失権として、通知の懈怠があるが、●
・不適合の内容は
・懈怠内容は
・どのような失権となるか
・例外は
□債権の売買において売主が担保責任を負わない場合は?
□担保責任を負わない旨の特約は?(原則・例外)
3 交換契約
□パス
第3章 賃借型
1消費貸借契約
□パス
2使用貸借契約
□パス
3賃貸借契約
□敷金の定義は?敷金設定契約は何契約か?●
□敷金の返還の時期は?またその返還の範囲は?●
□賃貸人たる地位が譲受人に移転したときの、敷金に係る債務は誰が負うか?
□適法な賃借権の譲渡により、賃借人の地位の移転があった場合の敷金の処理は?
□不動産所有権の譲渡と賃貸人の地位について、●
・不動産賃借権の対抗要件が備えらてれいる場合は?
・不動産賃借権の対抗要件が備えられていない場合は?
第4章 労務提供型
1 雇用契約
□パス
2 請負契約
□請負人の義務として担保責任があるが、担保責任を負わない場合2つは?
□割合的報酬請求権とはどのような権利か?その要件は?●
3 委任契約
□履行割合型委任はどのようなものか?●
成果完成型委任はどのようなものか?●
□委任契約の解除について、●
・両当事者の解除の有無は
・その効力は
・解除の場合に損害賠償が発生するのはどのような場合か
4 寄託契約
□パス
第5章 その他契約
1 組合契約
□パス
2終身定期金契約
□パス
3和解契約
□パス
第8編 債権各論③(契約以外の債権発生原因)
第1章 事務管理
□パス
第2章 不当利得
□非債弁済とは?その際の返還請求は?
□期日前弁済の返還請求は?
□他人の債務の弁済とは?その際の返還請求は?
□不法原因給付とは?その要件3つは?
不法弁金給付が成立した場合の返還請求の可否は?(原則・例外)
第3章 不法行為
1一般不法行為
□一般不法行為の要件である「行為者に故意または過失があること」とあるが
失火による過失の態様はどうであるか?
□一般不法行為が成立した場合の損害賠償請求では、過失相殺がなされる場合がある
・被害者側の過失の被害者側に含まれる者とは?
・被害者の疾患は損害賠償額を定めるときに考慮されるか?
・被害者の身体的特徴は損害賠償額を定めるときに考慮されるか?
□不法行為の損害賠償請求の期間制限は?
2特殊な不法行為
□監督義務者等の責任とは?要件は?●
□使用者責任とは?要件は?●
□注文者の責任とは?●
□工作物責任とは?要件は?●
□動物の占有者責任とは?●
□共同不法行為とは?要件は?●
はい、おしまい
前回のFND講義内容がメインですね。
RPはFNDの補完として学習してまいりましょう。
答えは全て教本に掲載されています。
教本を開いた際に講義ではどう話していたか蘇ってくる。
蘇ってこない箇所は講義中に集中力が欠けています。
次の受講では、より集中するためには
どうすべきか具体的に対策をたてて望んでください。
家族法はGW4/29、5/1の公開収録に譲って
一旦は民法はこれにて終了となります。
繰返しのアプローチで民法を得意にしていきましょう!
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