受講生の方におこなっていただいた
記憶確認テストの分析を公開します。
※本テストは〇×で正誤を判断するものでははく
記述式問題と同様に筆記させています。
「記憶確認テスト 民法⑨」
Q1:保証(P73~P98)
□《連帯保証》
正答率:90%
連帯保証は、単純保証と、
❶(補充性の否定)
❷(分別の利益の否定)
❸(連帯保証人に生じた事由)が異なる。
❶❷は出やすいですよね、❸はわかっているけど
ワードとして出てこないかな?
保証人に生じた事由の絶対効は連帯債務と同じですから
そこから記憶を強固にしておきましょう。
Q2:債権債務の移転(P99~P112)
□《自由譲渡性の例外》
正答率:90%
債権は原則、自由に譲渡することができるが「自由譲渡性」、
例外として、①(性質上)の譲渡制限、②(法律)による譲渡制限
がある。
性質上の譲渡制限は、債権者が変わってしまうと給付内容も全く変わってしまう債権
の譲渡は効力を生じないものですね。
法律による譲渡制限は、扶養請求権、配偶者居住権があたります。
上記の制限は確実にしておきたいところです。
Q3:債権の消滅(P113~P139)
□《相殺適状》
正答率:90%
❶債権の対立
❷双方の債権が同種
❸自働債権が弁済期
❹双方の債権が有効に存在
❺性質上相殺を許さない債務でないこと
「❺性質上相殺を許さない債務でないこと」は長いキーワードですが、
正しく記憶しておきたいですね。
性質上相殺を許さない債務でないことには、
①債務の性質上相殺に適さない債務
②抗弁権が付着した債務(自働債権に抗弁権が付着⇒相殺できない)
がありますね。
ここまで押さえておきましょう。
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