知識は考えてから使っていきましょう!そして。。。次のステップへ | 岡憲彦の行政書士合格Blog~勉強に対して謙虚であり続ける為のおぼえがき  

岡憲彦の行政書士合格Blog~勉強に対して謙虚であり続ける為のおぼえがき  

行政書士試験指導校 りす塾で講師をしています。受験生がその時々に感じる疑問をお伝えしています。書籍:社会人が合格するための計画・継続・記憶ノウハウ(中央経済社)の元ネタぎっしりのブログです。

行政書士試験合格までの道のりは長い。

 

今、工夫し、必死に学習している受験生、りす女、りす男

のみなさん

なかなか実力が付いている実感が湧いてこない状況でしょう。

 

それはそうです。

1年に1回の試験の準備が数か月の努力でできるのであれば、

この試験が行政書士となる素養の担保にはなりませんから。

 

ですが、

苦しんでいるだけでは、メンタルが持ちませんよね。

そのため、りす塾では「記憶確認テスト」を用意しています。

 

この記憶確認テストは、

その週の復習をしっかりとおこなっていれば、

7~9割できる内容となっています。

問題となる文言の「穴埋め」をしていただくように作っていて

単なる正誤の〇×の判断で終わらせずに、

キーワードを書くことで記憶の質・精度までチェックできるテストです。

 

実際にこのテストの正答率が高くなっています。

これは初期段階より復習の質が良くなっているあらわれで、

ここが評価していただきたい部分です。

 

やってきていることは大きな一歩ではありませんが、

確実に小さな一歩を踏んでいます。

受験生は問題が解けなければダメだ!という考えになりますよね。

しかし、問題を解けるようになるにはプロセスがあります。

 

それをぶっ飛ばしてしまうのが、

「問題と答えを覚える」学習ですよね。

 

問題は解けるけど、模試・本試験では解けないは、

「問題と答えを覚える」寄りになっているのでしょう。

※ナシ寄りのアリってやつです。微妙なところね。

 

まずは、

覚えることを覚えていくことが大切でしょ。

同じ10という数字でも「センチ」と「インチ」では

まったくスケールが異なりますよね。

だから覚えることは覚える!

それと同様のことをやってきたから

キーワードを書くことができるのです。

 

上記でも述べましたがここはちゃんと評価してください。

一見見えないステータス(マスクステータス)は向上しているのですから。

 

ですが!!

 

これで満足していたらそこで成長は止まります。

そのため次のステップに進まなければなりません。

 

最近の記憶確認テストの傾向ですが、

間違ってはないけど問題文の前後を読んでいないから、

のぞむ解答とは違う、解答をしている方が増えてきました。

※言葉足らずの解答も含む

 

覚えたことを、

「あ!このこと聞いている!覚えてるぞ!!」と

そのまま記載するのではなく、

前後を読んで文章の整合性がとれる解答をしなくてはなりません。

 

必死に覚えたことが問われていたら嬉しくなるのはよくわかります。

しかし、前後の文章を読み検討をせずに解答するのは、

ちょっとしたエサを前に「シッポを振る」と私は言っています。

事案を正確に把握し、知識にあてはめ、判断し、回答する。

これが法律家の思考です。

 

これは行政書士試験に記述式問題があるという部分にも通じることですね。

正しい解答をするためには正しく事案を把握することが

再前提にあるのです。

 

記憶確認テストの添削でここを指摘されている方は、

次のステップに進む段階にきているのですから、

学習の意識も次の段階に進まなければならないのです。

 

当然にこの分また大変な思いや工夫をしなくてはなりませんが、

次のステップに進んでください。

応援しています!

 

 

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