今回で民法総則がフィニッシュとなります。
後半戦の代理・時効がメインとなります。
「応用論点がわからないときは基本に返る。」
これが民法の学習です。
じっくり法的思考力を養ってまいりましょう。
第1編 民法概論
□私的自治の原則は民法思考の基本となるので再度確認
□信義則は個別具体的な条文で救済が図れないときの最後の手段
第2編 民法総則
□民法総則の体系図を確認しながらチェックすること
第1章 権利の主体
□自然人の3つの資格とは?
1権利能力
□権利能力の始期の例外として胎児の権利能力を認めているもの3つは?●
□「胎児はすでに生まれたものとみなす」とは?
□権利能力の終期:同時死亡の推定の定義は?またその効果は?●
□権利能力の終期:失踪宣告の定義は?●
□失踪宣告の種類・要件・効果は?●
□失踪宣告を受けた者が生存していた場合の処理は?
上記の原則的効果は?その際の返還すべき財産の範囲は(善意・悪意)
上記の例外的となる場合、「〇〇後その〇〇前に〇〇でした行為」の効果は?
2意思能力
□パス
3制限行為能力者制度
未成年者
□未成年者の行為能力の例外3つは?
被保佐人
□被保佐人の行為能力の例外11は?共通キーワードは何か?●
被補助人
□被補助人の行為能力の例外として補助人の同意を要するには
どのような行為が必要か?
また、同意権の対象となる法律行為は何か?●
第2章 権利の客体
□従たる権利とは?●
第3章 法律行為・総則
□強行規定・任意規定とは?
第4章 意思表示
1心裡留保
□パス
2通謀虚偽表示
□94条2項の第三者の定義は?●
□第三者にあたる者 具体事例4つを第三者の定義にあてはめ確認
□第三者にあたらない者 具体例5つを第三者の定義にあてはめ確認
□第三者(悪意)・転得者(善意)の場合 転得者の権利取得の可否は?
□第三者(善意)・転得者(悪意)の場合 転得者の権利取得の可否は?
□94条2項の類推適用とは何か?また、この際の要件と効果は?
上記が加工され、どのようになった場合、何が追加して要求されるのか?
3錯誤
□錯誤取消しの要件として表意者の善意無重過失が要求されるが
表意者が善意重過失であった場合の3つの処理は何か?●
4詐欺
□96条3項の第三者の定義は?●
5強迫
□パス
6意思表示の効力発生
□到達とは何か?
□到達みなしとは何か?
□意思表示が到達したとき、発信者の意思表示の効力は妨げられないとされる状態は?
第5章 無効と取消し
□無効の定義は?
□無効行為の転換とは?
□無効行為の追認とは?
□取消しの定義は?
□追認の定義と効果は?●
□上記追認ができる2つの時期は?
□法定追認の定義と効果は?
□法定追認の要件は①+②(②は6つ)
□取消権の消滅は?●
□無償行為が無効取り消された場合の善意の給付受給者の返還すべき範囲は?
また上記の具体例として考えられる事案は?
第6章 代理
1代理権
□代理権の制限としての5つの論点は?
□代理権の濫用とは?
上記の場合、無権代理とみなされるためには誰の何に着目するのか?●
□時効契約・双方代理とは何か?その効果は?
上記の場合、本人に効果帰属する2つのケースは?
□利益相反行為とは何か?その効果は?
上記の場合、本人の効果帰属する1つのケースは?
□復代理とは何か?
□法定代理・任意代理それぞれの復任権の要件とその責任は?
2代理行為
□代理行為の定義は?●
□顕名の定義とその効果は?また、顕名が必要とする趣旨は?
□署名代理とは?また、その効果は?
□代理人には代理の効果は帰属しないため不要とされる能力は何か?
そのため、どのような取消しは主張することができないのか?
また、上記で必要とされる能力とは何か?●
□代理行為の瑕疵とは何か?そのとき、誰を基準とするのか?(原則・例外)●
□代理行為と詐欺はどのように考えておくのか?
3無権代理
□無権代理とは何か?●
□本人が取り得る法的手段2つ●
□本人が追認する場合、誰を対象におこなうのか?その際の留意事項は?
□相手方が取り得る法的手段4つ●
□相手方はどのような場合に催告ができるのか?またの行使方法は?
上記の場合で本人が確答しないときの効果は?●
□相手方が取消権を行使できない場合はどのようなときか?
□相手方が無権代理人に対する責任追及をした場合、無権代理人はどのような責任を負うか?
また、責任追及の内容はどのようなものか?
さらに、無権代理人に対する責任追及の要件5つは?●
□上記要件、相手方が対利権の不存在に善意有過失であった場合、
誰を視点としてどのような処理となるのか?●
□無権代理と相続とはどのような状況を言うのか?
□無権代理と相続の3の論点は?
《無権代理人が本人を相続した場合》
・単独相続した場合の処理は?
・共同相続した場合の処理は?●
・本人が生前に追認拒絶した場合の処理は?
《本人が無権代理人を相続した場合》
・追認拒絶はできるが、何を承継するか?
《第三者が無権代理人と本人を相続した場合》
・この場合どのような思考で処理をするのか?
4表見代理
□表見代理とは?●
□表見代理の種類3つと意義
また上記の各3つの要件は?●
□権限外の行為の表見代理の要件である基本代理権とは?
□表見代理の重畳適用とは?また何が重畳されるのか?
第7章 条件・期限・期間
1条件
□条件とは何か?
停止条件・解除条件とは何か?またその効果は?●
□条件の成就を妨害した場合の2つの処理は?●
2期限
□期限とは何か?●
□確定期限・不確定期限とは何か?●
□期限の利益とは何か?期限の利益は誰のためにあると推定されるのか?●
□期限の利益を失う3つのケースは?
3期間
□初日不算入の原則が適用されるのはどのような場合か?●
第8章 時効
□時効完成後の自認行為とは?また考えられるケース2つは?
上記各ケースの場合のそれぞれの処理は?
1時効障害
□時効障害とは何か?●
□時効の完成猶予とは何か?
□時効の更新とは何か?
□時効障害を考える際の登場人物3のパターンは?●
□権利者がおこなう対象事由4つは●
・上記の対象事由の、時効の完成猶予はいつから、いつまでか?
・上記の対象事由で、時効の更新が生じるのはどのケースか、またその理由は?
□当事者双方でどのような行為がおこなわれたときに時効の完成猶予が生じるか?●
・上記の対象事由の、時効の完成猶予はいつから、いつまでか?(3パターン)
□時効の利益を受ける者がおこなう対象事由は?●
・上記行為の効果は?
□時効の完成猶予・時効の更新が及ぶ者の範囲は?(原則のみ)
2取得時効
□取得時効とは何か?
□取得時効の対象は?●
□取得時効の要件5つは?●
□占有の承継とは何か?その際の留意点は?
□時効期間の満了期間の2つは?●
3消滅時効
□消滅時効の対象は?●
□消滅時効の時効期間の6つは?●
・債権の消滅時効期間は?(主観的・客観的起算点から)
・債権以外の財産権の消滅時効期間は?(客観的起算点から)
・不法行為による損害賠償請求の消滅時効期間は?(主観的・客観的起算点から)
・人の生命・身体の侵害による損害賠償請求の消滅時効期間は?(主観的・客観的起算点から)
□消滅時効客観的起算点の共通キーワードは?●
□確定期限の定めのある債権の消滅時効客観的起算点は?●
□不確定期限の定めのある債権の消滅時効客観的起算点は?●
□期限の定めのない債権の消滅時効客観的起算点は?●
はい!おしまい。
FNDあってのRPです。
基礎がない状態でその上を目指してもどこかでコケます。
基礎の学習を大切にしてくださいね。
答えは全て教本に掲載されています。
教本を開いた際に講義ではどう話していたか蘇ってくる。
蘇ってこない箇所は講義中に集中力が欠けています。
次の受講では、より集中するためには
どうすべきか具体的に対策をたてて望んでください。
今週も復習がんばって!