今日は大暑。
一年で一番暑いとされる日です。
が。
8月の方が暑いよね(^^ゞ
ちなみに今年の立秋は8月7日。
それ以降は秋だってことになります。
暦上。
……うっそ~ん……。
と思うじゃないですか。
私も若いころはそうでした。
でもね。
30歳を超えたころから、わかるようになりました。
確かに、このころから空気に秋の気配が混じりはじめるんです。
秋の匂いがする。
そして、少し山の中に入ると、ツクツクホーシの声を聴けたりする。
田圃ではトンボが飛び始めます。
たんぼでとんぼ。
二十四節気は、一年を24つの期間に分けたもの。
一つの期間が約15日続きます。
だから、厳密には今日から8月6日までが「大暑」ってことになる……と考えると、だいたい合ってるかもしれませんね。
この二十四節気をどう暦にあてはめるかというと、太陽が黄道のどの場所にあるかを測り、たとえば大暑は120度地点に太陽があるときです。
春分のときが0度。
ということは、秋分のときは180度。
夏至のときは90度。
当時のときは270度。
ということです。
太陽が何度の地点にいるか測るのは難しいけれど、夏至や冬至、春分秋分は、昔の人はそれがいつなのか、きっとわかっていたと思う。
……と書いておいて、どうやって春分・秋分をはかるのかと考えてみたら、現代人には難しいですね。
すぐ思いついたのは、正午の陰の長さです。
もっとも長くなるときが冬至。
もっとも短くなるときが夏至。
……で、合ってます?
まぁ、間違ってたら、旦那からアテンションがあると思うので、書きっぱなしにしておこう(笑)
でも、「もっとも長くなるとき」は、「ずっと長く鳴り続けてたのに、今日は短い」と気づいてわかるわけで、夏至も冬至も、次の日にならないとわからないってことになる。
古代の人は、
「太陽がこの高さになったら夏至」
ってのを明確にわかってたんでしょうね。
はぁ、まったく、古代の人ってすごいな。
とりあえず、「夏」を楽しめるのはあと15日くらいだってことです。
それが過ぎると、
「ああ、夏が終わる……」
と妙に寂しい思いをせねばならないので、今のうちに夏満喫しときましょう。
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