忍者 | 守護神のさがし方|千柱の神様を知る神話ライター・上江洲規子が教える 

守護神のさがし方|千柱の神様を知る神話ライター・上江洲規子が教える 

弱音を飲み込み、人に頼られるのが得意な長女タイプのあなたへ
ふとしんどさを感じたとき、気軽に愚痴を言える相手のような
自分だけの守護神をさがしてみませんか?

今日のラッキー神社

 

先日、甲賀の神社をまわってきました。

主目的はヒツジグサだったので、神社はそんなに古いものではありません。

 

それでもやっぱり、甲賀となると、「忍者」のにおいがするなと。

 

忍者の秘伝書といえば『万川集海』でしょう。

一応持ってますが、すべて読むのは結構退屈な内容で(^^ゞ

 

ただ、Q&Aで、

Q もっとも優秀な忍者は誰か

A 優秀な忍者は誰にも知られていない

とありまして、そりゃそうだよなと納得(笑)

 

甲賀忍者でもっとも有名な猿飛佐助は、中の上くらいだったんでしょう(笑)

とはいっても、「忍者」というネーミングはすごく雑で、情報を得るために敵の中にもぐりこんだり、暗殺したりする役目を負った人たちは、戦が始まったときからいたでしょう。

 

伊賀や甲賀、服部党などは、頭領がいて統制がとれていて、それぞれの技法について体系的にまとめられていたからその名が知られていただけで、個人で活動する忍者や、名前も知られていない忍者の集団はいたんじゃなかろうかと思います。

 

いろいろありますが、忍者にとって必要な技術を集約すると、

「敵の中に潜り込むための技術」

になると思います。

 

重要人物を暗殺する技術ももちろん必要でしょうが、それはさほど多岐にわたってないと思う。

 

でも敵の中に潜り込む技術は、むちゃくちゃ多岐にわたってますよね。

 

辻で芸を見せる散楽の人々が、忍者であったなんてことはよくあったことでしょう。

旅する商人も、多分。

魂を呼ぶだとか、「特殊な技能」を有していた人々は、重要人物の家に呼ばれることも多かったでしょうから、彼を殺すチャンスは普通の人より多かったはず。

 

……なんてことを考えると、古くから差別の対象となった人たちはすべて、忍者になり得たなぁとか思うんです。

 

人は恐れるからこれを差別する……なんてことは当たり前のことではあるけれど。

 

「楽園」にいるつもりの人々は、かこいの外からやってくる人を恐れます。

彼らが何を持ち込むかわからないから。

自分たちが持ちえない力を、彼らが持っているかもしれない……つまり得体が知れないから。

 

なんかね。

せこいよね(^^ゞ

 

 


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