ごめんなさい。
はじめに関係のないことを一つだけ。
何か事件が起きると、世論と逆のことを主張する人たちがいます。
話しを聞くと「屁理屈」としか言いようがない理論なのだけれど、指摘すると「エライセンセイが言ってた!」と開き直る。
長子的気質の人間は、「なんでも受け入れてくれる」「受け入れるべき」と思われがちというか、舐められがちというか、そういった主張を押し付けられることが多くて、本当にやんなっちゃうんです。
……誰がなんと言おうが、どんな背景があろうが、戦争をしかける側が間違ってる。
私はそのスタンスを変えるつもりがないんで、「真実を教えてやろう」なんてお気遣いは無用です。
なにとぞよろしくお願いいたします。
もとい。
さて。
俳優となって弟に仕えると約束した海幸彦。
俳優とは現代でいうようなお芝居をする人ではなく、言って見れば道化ですね。
日本書紀には、海幸彦は吾田君小橋の遠祖であるとあります。
隼人ですね。
というわけで、隼人が信仰したとされるツクヨミ。
ツクヨミと関係が深い桂。
それに山幸彦が隠れたってエピソードがひっかかるんですけど……。
まぁ、いいっす。
また、吾田といえば、コノハナサクヤヒメの別名であるところの神吾田鹿葦津姫を思い出したりもしますが、母の名の吾田と、海幸彦の子孫である吾田と……と考えれば、関係があってもおかしくありません。
そしてやっとトヨタマヒメです。
山幸彦が龍宮をさる日、トヨタマヒメは、
「私はすでに妊娠しています。風の吹く日に波に乗って訪れますから、浜辺に産屋を建ててお待ちください」
とお願いします。
そして、
「ただし、出産するまでは、決して覗かないでくださいね」
と言い添えたんですが、神話や昔話で、「決して覗かないでください」を守る人なんているんだろうか(笑)
山幸彦の……ええっと、お父さんのおばあさんの、父親だから、高祖父にあたるのか。
イザナギも、イザナミに「決して私の死体を見ないでください」と頼まれたのに見てますからね。
そんでもって怒ったイザナミに対して、
「お前なんかもう離婚だ!!」
っていうんだから、本当にタチ悪い。
その……ええっと、玄孫にあたる山幸彦だって、妻の言うことを聞きゃしません。
覗いてみると、八尋の鰐が苦しんでたのでどびっくり。
びっくりしなくていいから反省しろ!!
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