《蛙の面に小便?》祟られる人たち 3 | 守護神のさがし方|千柱の神様を知る神話ライター・上江洲規子が教える 

守護神のさがし方|千柱の神様を知る神話ライター・上江洲規子が教える 

弱音を飲み込み、人に頼られるのが得意な長女タイプのあなたへ
ふとしんどさを感じたとき、気軽に愚痴を言える相手のような
自分だけの守護神をさがしてみませんか?

今日のラッキー神社

 

シャレにならない祟られ方をした経験があるにも関わらず、懲りない人物もいます。

そう!

大和武(ヤマトタケル)ですね。

 

父の景行天皇に、

「東国には朝廷に従わないやからがたくさんいる。なんとかしてこい」

と無茶な命令をされた武くん。

「父さんは僕に死ねって言うんだ」

と叔母の倭姫に愚痴ります。

 

倭姫は伊勢の初代斎宮ですから、巫女としては最高の力があったと考えて良いでしょう。

刀と火打石をお守りとして与えてくれました。

 

ところが、刀も火打石も、焼津で早々に使ってしまいます。

武が野原にいたとき、周囲から火をつけられてしまうんですね。

当時の消防は「破壊消防」。

つまり、周囲にある可燃物を取り除くことで、延焼を防ぐわけです。

 

武くんは刀で周囲の草を薙ぎ払い、火打石でこちらから火をつけて炎の向きを変えました。

……って、そういうこと、あるんですかね?

炎は風上から風下に向かって走るでしょうから、人為的に風を作れば炎の方向を変えることも可能でしょうけど……。

 

この避炎方法が現実的かどうかは別として、とにかく武くんは助かります。

 

九死に一生を得た人は、少々怖がりになるものです、多分。

でも、武くんは違うんですね。

 

全然平気。

なんとかなるさと思っている風情があります。

 

 


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