兵庫県多可町に「岩座神」という地区があります。
これで「いさ(ざ)りがみ」って読むんですね。
この地区は棚田で有名です。
美しい棚田はあちらこちらにあるけれど、ここの棚田は石垣があるんです。
でも別に、石垣を積まなくちゃいけない理由はありません。
普通の棚田でも十分。
なのになぜ、こんな石垣を作ったんでしょう?
棚田は相当広いんです。
積み上がり、広がってる。
ほんとうの理由はわかりませんが、この郷がある場所と関係があるかもしれません。
頭を出している山が、千ヶ峰。
仙ヶ峰とも書きます。
別名は岩座神山。
山の頂上付近には磐座があり、神が座す山なのです。
その関係なのかなぁとも思ったり。
つまり、霊力を持つ石を山から採ってきて、田んぼに積み、豊作を祈ったとか。
もっとも古い石垣は、鎌倉時代にまでさかのぼるそうですよ。
日本には、美しい風景があちらこちらにありますが、この年になって、田園風景にやたらと惹かれます。
年かしら、いやだわぁ。
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