《修験道の祖》蜂子皇子 7 | 守護神のさがし方|千柱の神様を知る神話ライター・上江洲規子が教える 

守護神のさがし方|千柱の神様を知る神話ライター・上江洲規子が教える 

弱音を飲み込み、人に頼られるのが得意な長女タイプのあなたへ
ふとしんどさを感じたとき、気軽に愚痴を言える相手のような
自分だけの守護神をさがしてみませんか?

今日のラッキー神社

 

現世羽黒、死後の月山
そして蘇りの湯殿

一般に、羽黒山は現世、月山は死後、湯殿山は生まれ変わった来世を守護する神社と信じられてきた。

 

そもそも古代日本には死の概念がなく「死」に該当する言葉はなかった。

体から魂が消える現象を「身罷(みまか)る」と呼び、身だけがこの世から罷り去り、魂は生き続けると考えたのだ。

 

死を象徴する月山の祭神、月読命が穀物神を殺害し、その屍骸から五穀や蚕、牛馬を生まれ出たことを思い出してほしい。

月読命は転生のための死を授ける神といえるのだ。

湯殿山神社の少彦名命は、大己貴命に温泉に漬けられて再生している。

 

また、開祖・蜂子皇子が出会った八乙女は洞窟を棲み家とする。

洞窟が意味するのは母の胎内だろう。

 

このように、出羽三山の神話には、死と再生が幾層にも表れる。生きながら仏となった即身仏が、二十一体も存するのも、むべなるかなだ。

 

 

 


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