木華佐久耶比咩神社 | 守護神のさがし方|千柱の神様を知る神話ライター・上江洲規子が教える 

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弱音を飲み込み、人に頼られるのが得意な長女タイプのあなたへ
ふとしんどさを感じたとき、気軽に愚痴を言える相手のような
自分だけの守護神をさがしてみませんか?

今日のラッキー神社

 

 

数か月前になりますが、冬の青春18きっぷで、倉敷市にある木華佐久耶比咩神社に参拝してきました。

朝4時起床でしたが、遊ぶためなら全然平気(笑)

 

YAHOO!の路線案内には「最寄り駅から4キロほど歩かなきゃいけないよ」って言われたんですけど、調べたら、倉敷駅から30分に1本バスが出てます。

30分に1本あるので、バスを使いましょう。

ついでに美観地区を散策したいなら、あんまり歩き疲れるのは得策じゃないです(笑)

 

なぜこの地に木花開耶姫なんだろうと不思議なんですが、岡山県神社庁の説明によれば、『本国総社神名帳』に記載されている式外社とのこと。

『本国総社神名帳』は諸国の神社と祭神・階位を記録したもので、貞観5年9月25日付で諸国あて提出を命じたもの……と、『三代実録』にあるそうです。

『三代実録』は持ってないので、Wikiの記述を信じるしかないのですが……。

 

式外社とは、延喜式神名帳に記録されていないけれど、当時すでに鎮座していた神社のこと。

つまり、大和朝廷が神社として認めなかった神社ってことになります。

なぜ認めなかったのかといえば、単に見落とした可能性もありますし、何か都合の悪いことがあって無視した可能性もある。

 

木華佐久耶比咩神社がどちらなのかはわかりませんが、木花開耶姫は地祇側の女神……つまり、大和朝廷にとっては「同じ血統と呼べない神」として神話に登場しますから、後者かもしれません。

また、岡山には128社もの式外社がありますから、平安時代のころまで、このあたりは「日本」ではなかったのかもしれません。

神社は福南山の山麓にあり、山頂には奥宮があります。

案内板には「山頂まで25分~30分」と書かれていますし、階段もあるので、気軽に登り始めました。

 

が。

 

すぐに階段はなくなり、急傾斜に……。

しかも、岩がゴロゴロあるし、落ち葉が積もり積もってるぅううううううう( ;∀;)

これは、登りもきつけりゃ下りもきついパターン(笑)

 

雨模様だったこともあり、途中で何度か断念しかけましたが、岡山まできて引き返すのもな、と、なんとか頂上までたどり着きました。

下りもすっごく怖かったけどね(/_;)

 

でも、予定していたバスにもギリギリ乗れて、倉敷美観地区もゆっくり廻れました。

電車のタイミングも良かったし、結果オーライではあるんですが、木華佐久耶比咩神社の奥宮に参拝されたい方は、できれば登山靴をお薦めします。

 

木華佐久耶比咩神社 倉敷市福江

 

 


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