《男か女か》山の神 6 | 守護神のさがし方|千柱の神様を知る神話ライター・上江洲規子が教える 

守護神のさがし方|千柱の神様を知る神話ライター・上江洲規子が教える 

弱音を飲み込み、人に頼られるのが得意な長女タイプのあなたへ
ふとしんどさを感じたとき、気軽に愚痴を言える相手のような
自分だけの守護神をさがしてみませんか?

今日のラッキー神社

 

三輪山の神である大物主も、やはり男神です。

大物主も大山咋と同じように、熱心に妻問をする神様。

 

勢夜陀多良(せやだたら)姫への求婚は、大山咋の玉依姫への妻問いと混同されることもあります。

エピソードもほとんど同じ。

 

神話は、史実の暗喩だとする説もありますが、丹塗り矢の物語が何を隠喩してるんでしょう。

娘が川遊びをしているときにというのは、「無防備なときに」でしょうか。

丹塗り矢は言うにおよばず、男性器かな。

丹塗りなのは、着飾ってたってことでしょうか。

無害な表情をして寝室に入り込み、夜になると……。

 

……別に普通やん(笑)

 

ただ、大物主には、もう一つ妻問いの話がありますよね。

女性の名は倭迹迹日百襲姫(やまとととびももそひめ)。

孝霊天皇の皇女で、卑弥呼のモデルともされる女性です。

 

彼女のもとには毎晩美しい男性が訪れるのですが、

「姿を見たいのです」

と頼むと、

「翌朝、櫛笥の中に入っているから確認しなさい。でも、絶対驚いてはいけないよ」

と答えます。

 

で、翌朝櫛笥を覗くと、可愛い小蛇が入っていたので、

「きゃっ!」

と叫んじゃった。

 

怒った大物主は三輪山へ帰ってしまいました。

 

絶望した姫は自分の陰部を箸で突き、自殺します。

 

彼女の墓は昼は人が、夜は神が造った立派なものです。

 

だからさ。

「押すなよ、押すなよ、いいか、絶対押すなよ!」って言われたら、押すんだってば、人は(笑)

 

大物主が何をしたかったのかわかりません。

 

 

 


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