《湖を折り畳む》建御名方 3 | 守護神のさがし方|千柱の神様を知る神話ライター・上江洲規子が教える 

守護神のさがし方|千柱の神様を知る神話ライター・上江洲規子が教える 

弱音を飲み込み、人に頼られるのが得意な長女タイプのあなたへ
ふとしんどさを感じたとき、気軽に愚痴を言える相手のような
自分だけの守護神をさがしてみませんか?

今日のラッキー神社

 

天穂日と天稚彦によるスパイ大作戦に失敗すると、高天原は強硬手段に出ます。

 

武神として名高い、経津主(ふつぬし)と、建御雷(たけみかづち)を交渉に出すんです。

 

とはいえ、そこに至るまでもひと悶着ありました。

当初は経津主だけが交渉人だったんですが、

 

「なんで経津主だけが勇者扱いされてんだよ!!」

と建御雷が怒ったんですね(笑)

 

そりゃ~あんた、経津主は、万人が認める「勇敢で有能な人」だったからじゃないかと思うんですが、建御雷もまた、「怒らせると厄介」と思われていたようです。

 

「そこまで言うんなら、建御雷にも行ってもらおうか」

と話しが決まったようですからね。

しかしまぁ、建御雷みたいな人って、職場に一人はいますよね。

 

大した実力もないのに、なぜか自分が一番すごいと勘違いしてる人(^^ゞ

そして、真の実力者に対して、「なんであいつだけが認められてるんだ!」と、対抗心を燃やしてますが、まったく相手にされてないという(笑)

 

でも、こういう人って、客観性がないし、怒ると駄々をこねるんで、なだめて上手に使うのがベター。

 

建御雷は、鹿島神宮のご祭神であり、地震を起こす鯰の力を封じているとされていますが……なんていうか、関東の神社を周っていると、

「建御雷が泣きながら通った」

など、ちょっと馬鹿にしているような由緒を持つ神社もあったりして(笑)

 

なんとなく情けない面も垣間見えるんですよね~。

 

 


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