昨日、今日と宇都宮ではミヤギグ2024が開催♬
更に昨晩はShun Kikuta Funky Trioがライブを行なうという事で、観に行ってきました!
まずはShun Kikuta Funky Trioのライブから
このブログではおなじみ「Shun」さんこと菊田俊介さん(Vo、G)
Funky Trioのリズムセクションはこのお二人
片野さん(B)
関さん(Dr)
昨晩のライブはレコーディングされており、もしかするとCDになるかも知れないとのことで、その演奏はかなりタイトに。
いつもよりもさらにパワーアップし、細かなところまできっちりと決めて来る中にもアドリブでのバトルはかなりハードというとても見応えのある、ものすごいライブになりました。
セットリストは定番のブルースに加えてShunさんのオリジナル曲もしっかりと入っており、まだ音源化されていない曲も含まれていて私も初めて聴く曲があって楽しめました。
(個人的にはインスト曲が多めだったのもうれしかったです)
昨晩のShunさんは新しいギター「ブラックムーン」を引っ提げての登場。
このギター、御覧の通りボディに「fホール」が空いていて、そこはくり抜かれて中空になっている、いわゆる「シンライン」と呼ばれる構造。
(実はシンラインとセミホロウの違いがよく分かっていません(^^;)
このギターの音も初めて聴いたのですが、想像していたのとはだいぶ違っていました。
空洞になっている分、音的には結構ファットになっているのかと思いきやそうでもなく、むしろソリッド寄りのエッヂの利き方が印象的でした。
けれどその音は深みがあるというか奥行きがあるというか、箱鳴りしている感じも強く、様々な音の表情を見せてくれるという点で色々なジャンルに対応できるギターかな、とも感じました。
これは搭載されているピックアップ「P-90」の特性かな、と思います。
実際の演奏を見ている限りでは、バッキングの時にはピックアップスイッチをセンターで音を出されていましたが、ソロでリアに切り替えるとその音の表情は全く変わり、かなり攻撃的なサウンドに変貌したかと思えば、フロントに変えるととてもメロウなサウンドになるという、とても面白いギターだなと思いました。
(シンラインというとシングルコイル2発が多いと思うので、この選択はさすがだな、と感じます)
Shunさん自身もまだ色々と模索中とのことで、これからどんな風にギターが成長、変化していくかも楽しみです。
と、Shunさんには珍しく途中で弦を切ってしまい、その交換の間をリズム隊のお二人がつなぐことに…
どんなセッションが始まるかなぁ…とワクワクしていると、始めはお互いの出方をアイコンタクトで探る感じから入って、やがてどこかで聴いた覚えのあるフレーズが…
なんとここでHOT BLOOD BROTHERSの「Chi_Co_ka」が始まっちゃいました!
いや何とも懐かしくて、何年ぶりだったんでしょうか、ホブラの曲が聴けたのは…
これもすごくうれしいサプライズになりました♪
ホブラ、また観たいわぁ…
(お二人の漫談も聞いてみたい気はしますが(^^;)
さて昨晩のこのライブの感想として最もお伝えしたいのは「特に若いミュージシャンにはこのライブを聴いて欲しい」というモノです。
これはFunky Trioに限らずShunさんが演奏される時はいつもそうなんですけど、昨晩は特に「一音(ワンノート)を大切にする姿勢」が三人からとても伝わってきました。
それがソロであれコードカッティングであれストロークであれ、出す音とミュートする音をはっきりさせたり、その強弱をはっきりさせることで音のメリハリ、曲のメリハリがより明確になってそれがバンド全体として調和していくという形をはっきりと見せてくれた、と感じています。
同時にそれは自分が出るところとそうでないところもはっきりするので、より個人の力量もはっきり分かってしまう事にもつながるのですが、それによって若い方々なんかはさらに腕が上がるだろうと思われるので、このライブがCD化された際はぜひ若いミュージシャンの皆さんにお手本として聴いて欲しいな、と思います。
昨晩のShunさんはお約束の客席巡りも念入りに…
そこにはShunさんとそれを見つめるお客さんたちの笑顔がいっぱいでした♪
Funky Trioのお三方、ビートクラブスタッフの皆さん、とてもすごいライブをありがとうございました♪
さて、ここからはミヤギグ2024♬
ここ数年はコロナの影響で中止になったり規模を縮小しての開催でしたが、今年はしっかりとフル開催となり、県外からのバンドさんたちも参加されていつもの活気を取り戻した、という感じでした。
開催会場も増えて見る方は移動が大変…という事もありましたが、それでも街中に音楽が溢れる風景は良いもんです。
で今年の私は仕事の合間を見つけての参戦という事で全会場を見て回ることは出来ませんでしたが、しっかりと楽しむところは楽しんできました♪
この時にしか会えない人たちもいたり、この時にしか聴けないバンドさんやアーティストさんもいるので、フル開催出来たのはそういった意味でもうれしいことでした♪
参加された皆様、お疲れさまでした!
また来年も楽しみにしています♪