【書評】「ビジネス書」のトリセツ | 飯島法久の毎日がプロジェクトマネジメント!

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IT業界のプロジェクトは技術の進歩やビジネス要求の変化に伴い、複雑化・複数同時進行型に変化しています。
そんな背景の中、益々プロジェクトマネジメントの重要性が問われるようになりました。弊社はプロジェクトマネジメントに特化したコンサルティング企業です。






さて、本日は、
ビジネス書の読み方を指南して頂ける、この一冊をご紹介致します。



著者の水野俊哉さんは、ビジネス書の多読家であり、書評や経営者の大先輩でもある、経営コンサルタントです。



たくさんのビジネス書を読まれている水野さんが語る「ビジネス書の読み方」と聞いて、僕は迷わず手にとった本です。




基本的なビジネス書の読み方や読書術、そして有名ビジネス書作家のトレンドの分析など、

まさにビジネス書から何をインプットすべきか
を知るためには、これほど効率良い本は無いかも知れません。




そういう訳で、ビジネス書評をしている僕には、
ストライクゾーンど真ん中!


そして、期待通り、満足度もかなり高く、純粋に学びがたくさんありました。


ビジネス書の魅力をうまく伝えられると良いな、と思いながら、いつも通り分析をしてみたいと思います。




①構成要約

1. ビジネス書に騙されるな!
いきなり強烈なメッセージですが、そもそもビジネス書はどんなもので、どのような目的で読むかを明確にしないと、意味がない、ということです。
中でも、是非とも抜粋しておきたい部分をご紹介致します。

<ビジネス書が身につかない理由>
  ①読むだけで行動しない
  ②誤読してしまう
  ③本の選び方が間違っている


折角貴重な時間を使って読むのだから、必ず何かしら自分のスキルや人生に還元しないと勿体ないですよね。
また、僕には少しドキッとさせられる内容ですが、
書評ブログの読み方についても、詳しく紹介されています(汗



2. ビジネス書が200%身につく読書術
水野さんは、なんと年間1,000冊の本を読むそうです!
以前に紹介した本田直之さんが、年間400冊でしたが、その倍以上。。
どうやったら、そんなに多読が出来るのでしょうかね。
そんな水野さんの考える、速読術、読書メモ、そしてアウトプットの方法とは?



3.  隠れたサインを見抜く「裏読み」術
ベストセラーの本には、いくつかパターンがあるそうです。そこには、「読みたくなる」秘訣が隠されています。
そして、著者の「意図」を読み取ること=ゴールを探すこと。これが、効率の良い読書のポイントです。
本には、必ず結論と答えがあります。
そして、その秘密は、「目次」の読み方にあるんです。



4. ビジネス書10大著者の「ここが読みどころ」
さて、ここから今のビジネス書作家のトレンド分析が始まります。
勝間和代さん本田直之さん小山龍介&原尻淳一さん神田昌典さん苫米地英人さん茂木健一郎さん山田真哉さん小飼弾さん石井裕之さん小室淑恵さん

それぞれ、個性溢れるビジネス書作家さんたちの特徴を、鋭く的確に分析した、まさに「ビジネス書の解体新書」の真骨頂です!



5. ベストセラービジネス書「書き方」の法則
さあ、いよいよここでは、ビジネス書の読み方に飽き足らず、なんと、「書き方」についても、指南して頂けます。
ビジネス書を書くための、インプットとアウトプットの方法、目的=ゴールセッティングの仕方など、要は、
「ビジネス書作家になるメリットと、なってから何をするか」
を、具体的に教えてくれます!
僕も、将来ビジネス書を書きたいと思っているので、感覚的に方法がわかった気がします。




②所感

まず最初に断っておきたいのは、本書はビジネス書の「中上級者向け」の内容である、ということです。

残念ながら、「ビジネス書って、どんなものだろう?」というレベルの方には、いささか敷居が高いことは、予めお知らせしておきます。

書いてあることは難解ではありませんが、恐らくビジネス書にあまり親しんでいない方には、問題認識のレベルが合わず理解できないのではないか?という印象です。

そういう意味では、僕はかなりビジネス書ばかり読んでいる人間なので、まさに僕のような人間のための本、と言えるでしょう。


この本で取り上げられている10大著者の方の本は、何かしら触れたことがあるものばかりですが、結構嗜好に偏りがあるなぁ、と思っていたので、この機会に、少しいつも意識していない本も読んでみようかな、とか、あまり注目していなかった著者の方の本を読んでみたいと思って、手に取りました。

実際、これをきっかけに初めて読ませて頂いた著者の方も、いらっしゃいます。

何よりも、水野さん自身が、経営者であり多読書評家の先輩ということもあり、自分のメンターのつもりで、良い部分をたくさん吸収したい、との思いもありました。

そして、自分の書評ブログの現状と、目指すべきものを改めて考えてみたかったのです。


結論として、
僕はまだ「狭い」読書しかしていないなぁ、との反省が残りました。

今までは、「伸ばしたいところ」を中心に読んでいましたが、これからは「必要なこと」に重点を置いて、取り組んでいきたい、と思った次第です。

「ビジネス書」というジャンルで言っても、まだまだ学びたい分野、読みたい本、身につけたスキル知識は、山ほどあります。

ひとつの分野を極めるには、最低30冊は同じ分野の本を読む必要がある、と伺ったことがあります。

何事を成し遂げるにも、ある程度の「量」をこなすことが、必要である、と最近痛感しています。

実際、今僕が「稼ぐ」ことの出来るスキルに関しては、自分でも相当時間と労力を投資して、身につけたものです。

だから、僕は、この書評ブログを通して、
「たくさんのビジネス書を読むと、こうなる」
という「結論」を、読者の皆様へお届けする使命がある、と思いました。

「学び」ではなく、「実践」を綴っていけるようになることが、次のステージでの課題です。

そのあたりを、コラムなどで配信していければ良いなぁ、と思いました。

それが、折角貴重なお時間を割いて、僕のブログを読んで頂ける皆様への恩返しであり、ひいては自分にとってかけがえの無い財産になる、とても意義のある取り組みだと思っています。


まだまだ未熟で至らないところもたくさんありますが、「日々成長したい」と思う気持ちだけは、買って頂けると嬉しいです(^-^)


今は、色々なアウトプットをしていかなければならない時期なので、優先順位を考えて行動しないといけませんが、同時並行で「学び」も行っていかないと、必ずいつか絶対的な「インプット不足」に陥ると思うのです。


そして何より、今年の最大の目標である、「続けること」を、今後も実践していきたいと、改めて思いました。

書評ブロガーの端くれである僕にとって、またとない良い刺激になりました。


このブログの読者様の中にも、ビジネス書好きの方は結構いらっしゃると思いますので、まだお読みでない方は、是非ともオススメ致します。


そして、お読みになった方は、是非とも感想をお聞かせくださいね^^

おっと、いつもよりも、かなり力が入ってしまった。。


それでは、また!



(2017.8月10日追記)

暫く振りに読んでみましたが、この時に抱いていた「本を書きたい!」と漠然とした想いは、6年後の今、まさに現実になりました。

他の記事でもそうですが、「目に見えるように書く」ことで、夢が叶うんですね。

それを、自ら証明出来て本当に嬉しいです(^ ^)

最近は、書評を書くこともビジネス書を読むことも殆ど無くなりましたが、ここで書いた「実践した結果を綴る」という部分は、継続出来ているので、過去の自分との約束も守れて安心しました。

これからも、更に高みを目指して精進して参ります!






③こんな方へオススメ

1. ビジネス書を読むメリットを知りたい方
2. どんなビジネス書を選ぶべきか知りたい方
3. ビジネス書から何を得るべきか知りたい方
4. ビジネス書作家のタイプと特徴を知りたい方
5. 将来ビジネス書作家になりたい方










本日も最後までお読み頂き、誠に有り難うございました!
 

皆様との良きご縁に深く感謝申し上げます m - - m



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