さて、本日は、以前こちらで紹介しました、本田直之さんの代表作です。
レバレッジ=てこを効かせることによって、
最小の努力で最大の効果を得る。
それが、レバレッジシンキングの極意です。
たくさん働いて成果を出している方もいるかと思いますが、この本がコンセプトとしているのは、
労働/時間:成果=1:∞
それが実現出来れば、とても効率良く人生を過ごすことが出来ますよね!
是非とも、その原理を知りたいところです。
①構成要約
1. 常にレバレッジを意識せよ
一般のビジネスパーソンは、「トレーニング不足」だと、本田さんは言います。
スポーツ選手が試合の4倍トレーニングを積むのに比べて、ビジネスパーソンがトレーニング=自己投資に使っているのは、働く時間のわずか1/60。
これでは、成果が上がらないのも当然である、ということ。
うむ、確かにそうだと思います。
だから、もっとビジネスパーソンは、自己投資をするために、「レバレッジ」を意識すべきということです。
2. 労力のレバレッジ
新しいことを始めようと思っても、なかなか続かないことがありますよね?
所謂「3日坊主」というやつです。
でも、人間という生き物は、元来怠け者です。
何も目的が無いと、ついダラダラしがち。
誰だって、楽して目的を達成したい。
だからこそ、「4つのレバレッジ」を掛けることで、近道をして続けることが可能になるそうです。
3. 時間のレバレッジ
まずは、この言葉を是非とも聞いてください。
「時間が無いから成果が上がらないのではない。
時間があるから成果が上がらないのだ。」
どうです?
僕と同じ様に深く頷いた方は、どのくらいいらっしゃるでしょうか。
腑に落ちない方は、「夏休みの宿題」を思い出してください。
確かに、時間があるときより、忙しい時の方が、生産性が高い感じがしますよね。
時間は誰にでも平等だからこそ、「レバレッジ」を効かせなければならないのです。
4. 知識のレバレッジ
皆様は、目的地に向かう時に、地図を見るでしょうか? 普通は見ますよね。
電車に乗る時は、「乗り換え案内」などを検索するでしょう。
それは、「事前調査」する方が効率が良いから。
にも関わらず、多くの人は、人生の近道となる「前例」を学ぶための「事前調査」をしないと、言います。
知識に投資することによって、1から100を生む方法とは?
5. 人脈のレバレッジ
人間は一人で出来ることは限られていますが、人脈によってレバレッジが掛かると、何倍もの成果を生み出すことが可能になります。
そして、人脈を広げるコツは、コントリビューション=貢献です。お互いを高め合える、効果的な人脈づくりの秘訣とは?
②所感
前回レバレッジリーディング
レバレッジリーディング
「労力」「時間」「知識」「人脈」
この全てに、レバレッジを掛けられるようになったら、どれだけ素晴らしい成果が出るのか、ワクワクしますよね。
スポーツのトレーニングのお話は、とても共感出来ました。
そうですよね、何故ビジネスパーソンはトレーニングをする習慣が根付いていないのでしょうか。
もっとも、アメリカ人は、かなり自己投資の習慣が身に付いている社会だと聞きますが。
OECD加盟国の中で、日本の労働生産性は最下位だそうですよ。
それは、きっと、自己投資をするビジネスパーソンが少ないせいではないかと、容易に想像出来るのではないでしょうか。
何か、周りを見ると、ダラダラ遅くまで働いている人や、電車の中で「ボーっ」と過ごしている人も、多いですもんね。
そして、逆に言うと、一生懸命自己投資する人が、頭ひとつ抜きん出るのは、それほど難しくないということも、意味するのです。
それなら、僕は積極的に自分に投資したいと思う。
未来の自分が、潤沢なリターンを得るために。
皆様も、そう思いませんか?
③こんな方へオススメ
1. 最小の労力で最大の成果を上げる方法を知りたい方
2. どうも仕事の効率が上がらない方
3. 一流のビジネスパーソンを目指したい方