塾に置いてあるオリーブの花がついに咲いた。
オリーブは2021年4月8日の夕方にやってきた。
好きな言葉「希望が有る」から、オリーブに「有希」さんと名付けた。
小さくて痩せたオリーブだった。
それから水をやり、肥料をあげ、大きな鉢に植え替え、大切に愛情を注いで育ててきた。
1年目も2年目も花が咲かなかったけど、とうとう3年目に花が咲いた。
4月23日に塾でありえないことが起き、今もかなりの部分で仕事ができなくなっている。
その日には、もう教えることをやめようかとも思った。
でも、その3日後に応援してくれるかのごとく花芽がでて、ついに花が咲いた。
こんなふうにオリーブが咲いてくれると、本当に「希望が有る」。
空を見上げると、龍のような雲がいた。
そんな時は、自分のことより人の幸せを願う。
いつも「足りない」自分だけど、オリーブの有希さんは、希望をたくさんくれる。