今日は、板門店で南北首脳会談が行われた。
間違いなく、3年後、5年後には教科書に太字で記載されるような、とてつもない歴史的な出来事が起ころうとしている。
古来から、半島国家は、安定的な維持が難しい。
朝鮮半島に限らず、インドシナ半島、バルカン半島などが好例であろう。
しかも、多くの半島国家の場合、北からの侵入が、悲劇の発端となる場合が多い。
今回も、いわば北の高句麗が、南と百済と握手をしたと思えば、その奇跡の大きさがわかるというものであろう。
第2次世界世界大戦の勃発から約80年。
朝鮮戦争の勃発からは70年近い月日がたち、ようやくその最後の清算が行われるかもしれない。
朝鮮半島に安定的な国家が存在した時期は、日本はおおよそ平和を享受してきた。
新羅の最盛期とは、日本の素晴らしき仏教文化が花咲いた奈良時代であり、高麗の最盛期は日本文化の原点である国風文化の真っ最中、李氏朝鮮の安定期は、江戸時代の260年間の平和を楽しんだ。
むろん、まだまだ予断を許さず、問題も山積である。
核問題だけでなく、人道上の懸案もある。
それでも、この世紀の南北会談は、とてつもない歴史への一歩をしるすことになるかもしれない。
勇ましい議論をする人もいるが、かつて、山本七平は言った。
おおよそ、軍人以上に勇ましい発言をする民間人が増えたとき、日本は決して幸福な道を歩まない
今回の南北会談の成果を素直に期待し(評論家でも政治家でもないので)、朝鮮半島に安定的な平和が訪れることを願ってやまない。
熱田神宮での青空歴史教室
5月20日(日) 9時より
蓬莱軒側の駐車場に集合です。
最後に「宮きしめん」をご一緒して解散します。
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