娘の発達障害診断結果。【自閉症スペクトラム・ADHD】 | 「光の中で〜発達障害とか脳腫瘍とかありますが」

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息子が小学校低学年で不安障害を発症。不登校になり、自閉症スペクトラムと診断される。その後、娘も成人してから発達障害と診断される。夫はアスペルガー。私は繊細なうっかりさん。その上、夫が脳腫瘍に。私、どうする? どうなる?!

前回の続き。



これまでの経緯を少し説明しますと…。



    

人知れず生きづらさを抱えていた娘が、ストレス過多からうつ状態に。自分のいきづらさの根本には発達障害があるのではと思い至り、診断を受けたいと相談され、先日、診断を受けに病院へ。




で、病院では本人との面談後、生育歴などを母である私に丁寧に聞き取りをしてくださいました。




娘の次に入っていた予約がキャンセルになったらしく、そのまま次の人の予約枠まで使って約3時間もの診察の結果…。




ADHDの不注意型であることは間違いないだろうと。ASD(自閉症スペクトラム)は黒に近いグレーゾーンとの診断結果でした。




次回、ちゃんとした検査をする予定にはなってるんですが、まあまず間違いなさそう。




自閉症スペクトラムがグレーゾーンだからといって、だからそんなに大したことないよね、生活にそんなに支障はないよねという単純なものではなく、




グレーゾーンならではの生きづらさもあるという点で、医者と意見が一致しました。




特に娘の場合は、こだわりの強さ、コミュニケーションの独特さがあって、それは群を抜いて顕著であるそうなので、本人的にはなかなかしんどかっただろうなぁと推測します。




その娘を育てた私も笑

結構しんどかった笑




娘の場合、自閉症スペクトラムの要素で、こだわりの強さなどは有意に高いのに、他の要素、例えば幼いときにあまり目を合わさないとか、感覚過敏が強いとかそういうのはあまりないのよ😅




自閉症スペクトラムの診断には、それらの項目全てに当てはまらないといけないみたいで、だから娘の場合はグレーゾーンに留まるらしい。こだわりの強さなどが飛び抜けて高かったとしても。



また、先生が娘と話していて思ったこととして、明らかに自閉症スペクトラムがあると、話している様子などからもそれが見て取れるらしいんだけど、娘の場合はそういうのがあまりないって。




先生曰く、それは娘の知能の高さがカバーしている可能性があるとのこと。




例えば、それっぽく話す術を身につけているとか、文章の構成などを知識として知っているので、それを雛型として用いることができているとか。




診察の最後の方で、先生に「これまでの話から、なにか質問や気になることはありますか?」と聞かれて、娘は「こだわりが強いし、すぐパニくるし、ちゃんと就職できる気がしない。それが不安です」と答えました。




それに対する先生の返事がなかなか素晴らしかった!



次回に続く。





​こちらの本、発達障害グレーゾーンについて詳しく説明があります。ちょっと難しく感じる要素はあるかも知れませんが、グレーゾーンについての理解は深まると思います。